アツモリソウ (ラン科)

ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男

2013年02月20日 16:11

アツモリソウ ご存知ですか? (ゲストからの寄稿文)


① ホテイアツモリソウ

お腹がポッとでたラン科のアツモリソウは・・・
熊谷直実(くまがいなおざね)と言う人が、
若武者、平敦盛(たいらのあつもり)の首を打ち取ったところから
付けられています。

熊谷直実の息子と同じくらい平敦盛。
若くして悲運な死をとげた彼がまとっていた
母衣(ほろ=後ろからの矢を防ぐための袋状のもの)を
袋状の花びらに見立てたところからきています。

優しげな姿の花の方をアツモリソウと呼び
醜い花の方をクマガイソウ(熊谷直実)と名付けられたとのこと。

花名の由来とっても面白いですね。

写真①のホテイアツモリソウは山梨県の山で撮影したもの。
毎年、この素晴らしい花を見に訪れていました。
平成17年に行ったところ他の何か所とともに盗掘されしまい
残念で、胸が張り裂ける思いで下山したのを覚えています。


② クマガイソウ

クマガイソウは自生地等で守られていますが
他のところではなかなか咲いていません。


③ キバナノアツモリソウ

キバナノアツモリソウはひとつひとつ花の模様が異なります。
背弁の外側が白く、非常に可愛いです。
ホテイアツモリソウと同じ山で何か所か群生して咲いていましたが、
盗掘や鹿(?)の食害でほとんど無くなってしまいました。


④ レブンアツモリソウ

北海道礼文島にはアツモリソウの変種として
クリーム色~白色したレブンアツモリソウが
群生地の中で厳重に守られて自生しています。

近年、礼文島の高山植物培養センターでは
無菌栽培法で多く咲くようになりましたが
園内栽培による「箱入り娘」のため
野生ではなかなか育たないようです。


⑤ カラフトアツモリソウ


⑥ アツモリソウ

レブンアツモリソウの群生地では・・・
カラフトアツモリソウとアツモリソウを見ることができます。
しかし、どうしてこの2種がレブンアツモリソウと一緒にあるのか
分かっていません。

(鈴木 様)

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