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2019年05月27日

ヒマラヤ未知のルート ガンジャラ峠トレック ②

地図には記されている幻のルートはここから始まる・・・

標高3800m。富士山よりも高く、空気が薄さが肌で実感できるこの場所に、ランタン渓谷最奥村、キャンジンゴンパがある。


6月~8月にかけて、ランタン渓谷は谷一面、可憐な妖精で彩られる


薬草成分がたっぷりと入ったチーズ、伝統的製造方法で作られている



数百年前、道なきヒマラヤを命がけで越え、未開のこの渓谷に移住してきた来たチベット人が祖先となるチベット系タマン族が、独自の文化を頑なに守りながら、ヒマラヤの厳しい気候の中で、逞しく暮らし続けてきた。

➡ 続きは・・・   


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 10:48Comments(0)ヒマラヤトレッキング 情報!コラム

2019年05月10日

ヒマラヤ未知のルート ガンジャラ峠トレック ①



世界でも最も美しい谷の一つとして称されるネパール・ランタン渓谷。
高山植物の宝庫としても有名で、チベット医学を勉強した者がこの谷で薬草を摘みに来る。
固有種が多いため、植物学者の研究フィールドともなっている。



ヒマラヤ山脈を南北に縦断するボテ川(チベットを別名ボテと呼ぶ)によって、ネパールのヒマラヤは地理学的に8つに分かれている。
その中でも比較的小さい部類に入るのがネパール・ランタン山群である。
端麗な容姿のランタンリルン峰を筆頭に、無数の7000~6000m級の山々で囲まれた、幅1km、長さ20数キロにわたって東西に延びる渓谷は、千メートル以上の断崖絶壁が続くU字渓谷が特徴だ。

続きを読む ➡ こちら


ヒマラヤ専門ガイド 浅原
  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 16:18Comments(0)ヒマラヤトレッキング 情報!ツアー情報 コラムお勧め情報

2019年04月14日

ヒマラヤ上空を3時間飛びっぱなし!

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!

おととい、春のトレッキングシーズンを迎えているヒマラヤから戻ってきました!
意外と雨が多く、滞在していた2日以外は朝から雨の降る天気でした。

とはいっても、日中はギラギラと照りつける太陽が顔を覗かせ、気温はグングンと上昇。
10時過ぎには28℃を超える日ばかりでした。


カトマンズを離陸して10分ほどで、エベレストに大接近。 世界第5位のマカルーの東面を巻き込むようにして機首はチベットへ。


今年は日本でも暖冬と言われてきましたが、ネパールでも同様な気候です。
この時期、ネパールは酷暑期に入り、気温が急激的に上がります。
そのため、雨が多くなるのですが、その回数などが、例年以上に。
ゴルフボールサイズほどの雹も降ったりしたので、毎晩外出時には雨避けの対策をしっかりとして出かけました。

さて、ヒマラヤの方に目を向けると・・・
チベット高原には強い寒気がいまだ張り出しているため、天候は安定し赤茶けたチベット大地がくっきりと見ることができました。


ヒマラヤを離れ、標高4500m以上のチベット高原の世界へ 

 
地上では雨になりますが、ヒマラヤ上空ではまだ雪!

ヒマラヤ上空は粉雪がかぶさった様に綺麗でした。



チベット自治区の都、ラサを過ぎると、飛行機の真下は再びヒマラヤが連なる大パノラマが広がる



カトマンズを離陸し、経由地の成都まで3時間、ずっとヒマラヤ上空を飛び続けます。


でも、中国語ができない方にはお勧めすることはできません。 機内や中国の空港ではほとんど英語が使うことができません。 中国語を話せる方には特に問題はありませんが、今のところ中国語のできない方にはこのルートでのヒマラヤ旅行は避けれられた方が良いように思えます。



  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 12:36Comments(0)お勧め情報

2019年03月22日

可憐な高山植物に囲まれた中をゆったりと歩けるスイストレッキング

アルプスの峰々の麓が初夏の花で彩られる時期(5月後半~8月半)

毎年、名だる峰々が目の前に望める山小屋(シャレー)にのんびりと滞在し、好きな時にトレッキングに出かけている!
雄大な峰々を仰ぎながら、天空のお花畑が延々と続く中を自由気ままに歩けるのがスイストレッキングの魅力!



この旅の始まりは・・・ ヒマラヤ登山中に出会ったスイス人女性の一言からだった・・・



彼女曰く、「団体ツアーで訪れる日本人は素敵な場所でも、一時間程度の滞在で次の目的地へ移動、自由時間が少ない! 「悪天候で山が見えないのに、展望地を訪れる・・・・ どうして天気に合わせて旅行先を変えることができないのか?」 

彼女はスイスを訪れる際の旅行の仕方を夜遅くまで、私たちに熱く語ってくれた。

続きは➡ こちら
  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 17:35Comments(0)コラムお勧め情報スイストレッキング情報

2019年03月22日

ヒマラヤで頂く本格的なざる蕎麦!

ヒマラヤを楽しんだ後に、お勧めしたい食事は・・・
なんといっても蕎麦!


トレッキング中に頂く、香辛料がふんだんに使われるネパール食も美味しいが、やっぱり慣れ親しんでいる食事を食べたくなるのも事実。
トレッキングを終え、カトマンズに戻ってきたら世界中の食事がこの街で堪能できる。

なかでもここ最近、ゲストと一緒に足を運ぶのが、ヒマラヤ蕎麦。 




ミネラル豊富なヒマラヤの麓では日本同様にソバが作られている。 辺り一面ピンク色の畑に染まるこの景色は素晴らしく、この風景に出会うために訪れる登山者も多い。

今回は、ここで採取された蕎麦の実だけを使い、信州戸隠で修行したネパール人職人が、丹精込めて打ってくれる蕎麦を頂くことにした。




蕎麦屋まで、ホテルから30分ほどの距離。 タクシーでも行くことができるが、渋滞も多く、場所が分からないタクシードライバーも多いので、車をチャーターして出かけた。

広々とした敷地の一角で、目立たないように店を構えている。 市内レストランとは異なり、落ち着いた静かな場所で頂く味は、本当に日本に居るような感じだ。 ネパールにいることを忘れさせてくれる。


スタッフと一緒に名物のザル蕎麦を頂くことにした。



慣れない箸を一生懸命に使い、初めてのワサビの辛さに戸惑う。
ゲストの様子を見ながら蕎麦湯を飲みながらこちらを困惑そうな顔つきで見るスタッフ。
終始笑いが絶えなかったヒマラヤを後にした。


ガイドブックには載っていないヒマラヤ情報ブログ ➡ こちら
  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 10:07Comments(0)サパナのこだわりヒマラヤトレッキング 情報!

2019年03月15日

必読! 2019年春 ヒマラヤの国内線が大幅に制限

必読! ヒマラヤの国内線が大幅に制限

4月1日~6月30日(予定)において、カトマンズ空港における国内線の離発着が大幅に制限されます。

特に山岳地域に向かうフライトを中心に、遅延や発着空港の変更。
特にトレッカーで込み合うルクラ線はカトマンズ空港からの離発着ができなくなり、別の空港からの発着。

当地域へのフライトが予定されている方は、予備日等を利用して対応が必要になります。





【理由】
慢性的なカトマンズ空港の拡張工事に伴い、22:00~翌8:00まで空港完全閉鎖
外国人観光客の来訪に合わせて、国際線最優先のフライトになるため、国内線が大幅な遅延、フライトキャンセルに。

なお、マウンテンフライトは8:05発が最初のフライトになります。

詳細は ➡ https://sapanatrek.com/news/


  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 09:10Comments(0)ヒマラヤトレッキング 情報!

2019年02月25日

高山植物に囲まれた中をゆったりと歩くスイストレッキング

アルプスの麓が花一色に変わる6月にお勧め! 

 

アルプスの峰々の麓が初夏の花で彩られる時期
雄大な峰々を仰ぎながら、天空のお花畑が延々と続く中を、自由気ままにトレッキング。


名だる峰々が目の前に望める山小屋(シャレー)にのんびりと滞在し、好きな時にトレッキングに出かけ、スイスの旅をより素敵なものにできます!


 白き峰々と可憐なお花を一度に楽しめる時期● 

真夏のイメージがあるスイストレッキング。
実は、7月入ると・・・アルプス山麓の牧草地に咲くお花は飼料として一斉に刈られてしまい、お花が殆ど見られなくなってしまいます。


3000m以上の高地では残雪が残りますが、雪解けが早く進む場所ではアルプスをバックに、サクラソウやキンポウゲ科の花を中心に50種以上のお花が咲き始めます!

 
 自宅にいる気分で使えるシャレー泊● 

アルプスを目の前に仰げる山小屋風のペンションに滞在。
真新しいダイニングにキッチン、寝室を使い放題。湯船にゆっくりとつかりながら、アルプスの自然を満喫できます。
洗濯機に、乾燥器なども設置してあるので、自宅にいるような感覚で、スイス旅行を楽しめます!
シャレ―に連泊しますので、大きな荷物を担いでの移動や慌ただしい荷造りがありません。


 天気に合わせて好きなところへ● 

シャレ―を思い切って1週間貸し切り。天気予報の精度が高いスイス。前日の夜の天気情報をもとに旅先を突然変更しても、簡単に対応できるのがうれしい!
晴天に合わせてトレッキングが出来るので、雄大なアルプスの中を歩くことが可能です。


 本場の味をスイス人と一緒に作る● 


スイス人のご婦人と一緒にスイスの家庭料理であるチーズフォンドュを作るのはどうでしょうか?有名な料理だからこそ、本場の味を丁寧に教えてもらい、日本で待つご家族の方にサプライズしてあげては?


旅の楽しみである料理。一緒に買い出しに出かけけ、食材選びからスタート。 
様々なチーズの中から、どんなチーズを選べばよいか? 料理に合わせたワインの選び方など、チーズフォンドュの作り方のコツを教えてもらいます。

キッチンに立ちながらも、伝統料理のエピソードを聞きながら一緒に作る料理は、旅の思い出をより印象的深いものに。


優雅で思いっきり楽しめる旅にしてみませんか? 
気の合う仲間も沢山誘って憧れのスイスを贅沢に楽しんでみませんか!


【スイストレッキングについて】

初心者から上級者までが同じフィールドで楽しめるよう、ロープウェーやリフト等が至る所に延びています。そのため、ご経験が異なるお仲間同士でも一緒に楽しむことができるんです。

※ トレッキングコースについてお気軽にお尋ね下さい。


スイスの中でも特に人気のある宿泊施設を利用しますので、
早めのお問い合わせお願いいたします。

【食事について】

ゆったりとスイスの旅を楽しんでいただくため、山小屋(シャレー)に滞在。好きな時間に好きな料理を好きなだけ頂く自炊型! 
疲れている時には、レストランで簡単に済ますことができます! 

【交通手段】

交通手段が格段と安くなる鉄道パスを購入し、快適な旅行が行えます。鉄道利用期間、割引率等、いろいろと条件があるので、ご相談に乗ります。


【お願い】
団体旅行の安心と個人旅行の気軽さを求める声から作られたトレッキングツアーです!
気の合う方々とゆったりとスイスの魅力を楽しむことができますので、是非お友達を誘ってご参加ください。

詳しい資料は こちら

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お問い合わせ  

メール
: こちら    ☎ 077-534-5469
        

資料ご用意しております。
お気軽にお問い合わせください。


◆-◆-◆-◆-◆-◆-◆-◆-◆-◆-◆

【トレッキングの様子】


経由地のバンコクにてフットマッサージでリフレッシュ!


屋台で美味しい食事に舌鼓


見渡す限りお花・お花! 


スイスの牛は毛並みも素晴らしく、目が青い!


道端に咲くお花でダイニングがより美しく!


標高3000mを超える場所での雪渓歩き


標高2000m台に入ると青々とした牧草地を歩く


シャレーから望む夕日が当たったユングフラウ3山


TOP OF THE EUROPEにて。


アイガー北壁直下に延びるトレッキングルートを進む・・・


スイス人と作ったチーズフォンデュをみんなでいただく



ヒマラヤトレッキング専門 サパナ WEBはこちら
  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 16:04Comments(0)ツアー情報 お勧め情報スイストレッキング情報

2019年01月28日

新ルート:ヒマラヤとシャクナゲ大展望トレッキング

ヒマラヤトレッキング・登山専門サパナでは、ゴレパニ周遊コースの途中から新ルートを歩くトレッキングを2019年春予定。

ゴレパニ周遊コースよりも景色が勝り、起伏の少ないヒマラヤ展望の尾根を歩くコース。
そして、何よりも半日行程で歩き通すことができるので、体力に不安な方でも十分歩くことができる。



展望が非常に良いのでヒマラヤと大輪の石楠花を合わせた写真が随所で撮影が可能

ほとんどの旅行者が知らない新ルートなので、のんびりとトレッキングができる




ブログの続きは➡ こちら

2019年 3月 新ルートを通るヒマラヤとシャクナゲ大展望トレッキング

ご興味ある方は、下記までご連絡ください!

ヒマラヤトレッキング・登山専門 サパナ
077-534-5469 または info@sapanatrek.com 担当 浅原

  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 22:38Comments(0)ヒマラヤトレッキング 情報!ツアー情報 

2018年11月09日

こんなにマウンテンフライトしてくれたら大満足! でも早く降ろしてくれ~

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です。 


雲一つない真っ青の空に輝くヒマラヤ。 チベット高気圧が大きく張り出してくる10月~12月はヒマラヤを楽しむのに最も適した時期だ。 世界中の登山家はこの時期を選んでネパールに押し寄せてくる。


タイ航空を利用すると、カトマンズ到着の1時間前から東西400㎞以上のヒマラヤが視界に飛び込んでくる。

私が初めてネパールを訪れた20数年前は海外の航空会社が10数社しか就航していなかった・・・
現在は、ネパールの国策の1つである海外への出稼ぎ事業の推進に伴い、都市部を中心に急速な経済発展をし続け、中東やアジア諸外国にある30数社が就航するようになった。


大幅な国際線増加は海外の旅行者をネパールに引き寄せ、一年を通じて多くの旅行者がネパールを訪れるようになった。 旅行者が目指すヒマラヤ地域への国内線の数も年を重ねて増加し、カトマンズ空港は許容を超える慢性的な航空機渋滞が連日起きている。


2000m前後の山々が東西に連なるシクワーリ山地上空。その北側に聳えるのが世界の屋根ヒマラヤ


他の国際観光都市に比べ一日の離発着数は少ないが、国際線・国内線合わせて400便にもなるという。戦後間もないような雰囲気が今でも漂うネパールでは、管制塔の設備も非常に古く、人海戦術で対応していると聞く。そう思うと連日非常に多くの航空機の離発着を行っていることに、とても驚かずにはいられない。


100km以上離れたインド平原上空で旋回した時でも神々の頂はハッキリと見える。 

午前10時頃から増えだす国際線の離発着。 観光を主要産業と位置付ける政策は国内線の離発着を一時的に停止し、国際線を優先する。  山岳地域の空港と結ぶフライトも大幅に遅れ、計画通りのフライトが期待できないのが実情だ。

国際線の離発着が特に集中するお昼前後、着陸のための許可が下りるために、カトマンズ上空で1時間以上の旋回も珍しくない。 国際線から国内線を乗り継いで地方都市に旅行を計画している人は特に注意が必要である。

国内線を使っての移動は、その後の予定に大きく影響するので、日本の離発着時間だけでなく、カトマンズの離発着時間もしっかり念頭に置いて、ネパールに来られるのをお勧めする。


数年前まで考えられない航空機遅延等、 この問題を対処する有効な方法があります!
お問い合わせ:077-534-5469または info@sapanatrek.com
ヒマラヤを歩いて26年になる専門ガイド 浅原が対応します!

是非あなたのヒマラヤトレッキングに役立ててください!
  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 14:29Comments(0)

2018年11月02日

四国88カ所巡りからヒマラヤへ・・・


太陽のぬくもりを感じられる爽やかな風が吹き、ヒマラヤ一帯に一滴も雨を降らせなかった10月中旬。 標高3000mより上に登ったことが無かったゲストを含む方々と一緒に、エベレストの全貌が見られる丘、ゴーキョピーク(5400m)に登ってきた。





【7年かけて巡る88カ所巡りが・・・】

とあることをきっかけに始めた四国88カ所巡り。 旅の楽しさとそで子出逢う人々との触れ合いの時間の素晴らしさ。 日々、友人と近場の山で軽く汗を流し、時には旅行会社が企画する2泊程度の山登りに。登山というよりは食事やホテルにこだわった企画が中心。


高度順応としてシャンボチェの丘3800mまで登る。 背後はコンデリ6180m





仲間と話が弾み、色々とインターネットを使って調べているうちに、夢は膨らみ世界最高峰エベレストに。

とはいっても・・・ 2週間を超える旅行の未経験、日本では体験できない未知の高度、ヒマラヤで頂く食事など・・・ヒマラヤトレッキングに興味を持った瞬間からたくさんの心配事を抱えてしまったという。





ツアーが催行される1ヶ月前までは・・・ 日々の生活の延長上というスタンス。 足腰を鍛えてもらうようなことなど、一切行わないこと! 平常心でリラックスしてもらうことに終始お願いをした。 そしてトレッキングの成功のカギを握る高山病になり難い方法を、アンケートをもとに事細かくレクチャーしていった。


ゴーキョトレッキングは・・・連日半日程度の歩きで行程を進めることができるので、初心者トレッカーでも十分歩くことが可能




ツアー実施1ヶ月前を切ってから・・・ 賢い荷物のパッキング方法や便利グッズの紹介し、ゲストに準備し始めてもらった。 ゆったりとした環境の中で、トレッキングの準備を確実に行ってもらった。



【世界中の登山家が集うヒマラヤ】

9月後半から始まる秋のベストシーズン。 特に10月は世界中のトレッカーやクライマーがもっともヒマラヤを楽しむ時期として知られ、たった1ヶ月だけで10000人を超えるトレッカーがエベレストを見に、この地に押し寄せてくる。 出発地のルクラは毎朝6時過ぎからカトマンズからの国内線がひっきりなしに飛び交い、外国人トレッカーで賑わう。





トレッキング街道に点在するロッジも大変混み合う。

そのためゲストにとって快適な宿の確保には、シーズン前から行う事前の根回しが効いてくるのだ。


念願のゴーキョピークに挑む! 背後の山の奥には雪煙を巻き上げるエベレストとローツェ

【片道50㎞を超えるゴーキョピーク登頂への道のり】

エベレスト間近で見たいという思いを持っていたゲスト。 ゲストの足や膝への負担を減らし、午後からゆっくりと休養が取れるゴーキョピークへのプランを勧めた! 未知の高度である5000mの世界への不安、高山病への心配を取り除くために、常に一緒になって行う体調管理と高山病の症状が出る前から行う高山病対策を行った。

2018年10月18日午前8時過ぎ、標高5400mのゴーキョピークに登頂!

通常の登山タイムとほぼ時間で登頂。 トレッキング期間通じて、大変上手に高度順応されたおかげで、他の方同様に、毎食たくさんの食事を執ることができた。




70歳を過ぎて、ヒマラヤ8000m峰を一度に4峰を観れるゴーキョピークを登り、総歩行距離110㎞を超える大トレッキングを終えた。


幅1㎞、長さ18㎞に及ぶンゴズンバ氷河を見ながら下山



小社では・・・ あなたが思い描くヒマラヤの夢を達成させることが可能!

1.ゲストの歩き方に合わせた高山病対策を日本人ガイドと一緒に行う

2.毎食、専属のコックが温かな日本食を作る

3.ヒマラヤ渡航200回以上、26年間の経験からトラブルを想定してのツアー作り

 なので、初心者のかたやご婦人のかたでも無理なく標高5000mの世界を歩くことが可能です。



問い合わせ:  ヒマラヤトレッキング・登山専門 サパナ  077-534-5469





  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 14:38Comments(0)ヒマラヤトレッキング 情報!

2018年09月29日

【ヒマラヤに咲く可憐な妖精シリーズ】 イワタバコ科の花

【ヒマラヤに咲く可憐な妖精シリーズ】


今回紹介する妖精は低地から中間地の
苔むした岩や崖にへばり付く様に生える
イワタバコ科の花。



ネパール中部にあるランタン渓谷では
歩き出してすぐにみられる花の1つ。 

湿った空気が漂う場所にある大きな岩場に、
ロゼッタ状に葉をひろげる。 
他の地域でも見られるが、
ネパール中部でよく見られ種。



背丈は5cm~10cmほどに成長し、
花冠は2cmほど。 

似種としてコラロディスクス・キンギアヌスがある。
区別の仕方は葉の表面に白い毛が生え、
花柄や萼はほぼ無毛がラヌギノスス。



岩にへばり付いて咲く花は
ラン科やスミレ科など一部の花に限るが、
大群生するので非常に見ごたえがある。

No.34
花名:コラロディスクス ラヌギノスス
イワタバコ科  コラロディスクス属
見つけ易さ:★★★

数百種のヒマラヤの妖精に出会えるトレッキング ➡ こちら



  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 20:09Comments(0)ヒマラヤ高山植物図鑑

2018年09月29日

【ヒマラヤに咲く可憐な妖精シリーズ】 No.33 コマストマ ペドゥンクラトゥム

【ヒマラヤに咲く可憐な妖精シリーズ】

今回紹介する妖精は
亜高山帯から高山帯と呼ばれる
4000m以上の石の多い草地で見られ、
他のリンドウの花に比べ
植生分布が少ないリンドウ科の花




ネパール中部地域では
標高3800mを付近から見られ、
4300m以上の高地で散生が多い。

背丈は5cm~10cmほどに成長。 
葉は無柄で基部から分枝し、
群生しているように花をつける。



花弁は5つ。
1つの茎に1個の花をつけ、淡青紫色の花
花の中央(喉部)は白い長い毛が生える。


通常は5弁、稀に4から6弁ほどをつけて咲くことも。




濃淡のはっきりした個体を見かけることも有る。

ヒマラヤの各地で見られる種で、
他のリンドウ科の花と同時期
(8月中旬以降が最盛期)に咲き、
比較しながら楽しむことができる。


No.33
花名:コマストマ ペドゥンクラトゥム
ケシ科  サンプクリンドウ属
見つけ易さ:★★


・数百種のヒマラヤの妖精に出会えるトレッキング ➡ http://sapanatrek.com/flower

・ひと目でわかる ヒマラヤ妖精図鑑 ➡ こちら

  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 12:48Comments(0)お勧め情報ヒマラヤ高山植物図鑑

2018年09月28日

【シリーズ】 登山者が気づかないヒマラヤ特有のハプニング対処方法 ①

登山者が気づかないヒマラヤ特有のハプニング対処方法


81才で登ったゴーキョピーク(5350m)

インターネットとスマホの普及により、
旅行会社だけが持っていたヒマラヤトレッキングの情報が
誰にでも簡単に得ることができ、比較できるようになった今、
夢だったヒマラヤトレッキングが
より身近な旅行になりましたよね!



トレッキング者も年々増加し、
新しい体験記がさらにWEB上で
見られるようにもなりました。

しかし、WEB上の情報をみてみると
体験談やツアーの日程や価格といった内容が主流。


これからヒマラヤを歩こうとしているあなたが
安全に楽しんでもらうためには
ガイドブックには載っていない、
コアな情報もあればいいなぁ~と
思うことも有るでしょ! 

またヒマラヤ独自の文化に起因する
日本人では理解しにくいハプニングもあり、
その対処方法も知っていたらいいなと
思いませんか。


不定期ですが、
ガイドブックやWEBでは全く紹介されていない
コアの情報とヒマラヤ特有の
ハプニングの対処方法(26年分のノウハウ)を
こっそりとあなたに教えます! 
是非役立ててくださいね。  

BY ヒマラヤ専門ガイド 浅原明男


第1回目は・・・何度も耳にするこの内容を上げてみました! 
是非自分の事に置き換えて考えみてください!



質問・疑問
WEBで掲載される日程は・・・ 本当に自分(歩く人)の体力、技術等でも大丈夫?

観てみたい山、歩いてみたいコースを
調べようと・・・インターネットで検索すると、
表示されるトレッキング日程はどれも同じばかり。 

これって本当に自分に(歩く人)体力や
技術等に合っているの? 
と思ってしまいませんか。 

普段の山登りよりもどうなのか? 
比較検討ができないので、
不安を感じられる人が結構多いんです。


実際のところ・・・ 
ヒマラヤトレッキングに行った多くの方は、
日本での登山経験をもとに
WEBで掲載された体験談を照らし合わせ、
勇気を出していかれているようです。  

だからもしかしたら・・・
という不安を常に抱えながら歩いているんです!



旅行会社の立場から言うと・・・ 
トレッキング検討者に
ツアー内容がイメージし易いよう、
日程を提示しているだけ。 

歩く人(参加検討者)の体力や
技術等は全く分からず、
日程表の上部等に記載する体力度や
技術度などを参考に(検討者に)判断してもらい、
申し込みをしてもらうのが通常です。


旅行会社によっては
旅行の安全性を高めるために、
参加希望者の登山経験などを
書面等で伺ったりして、
ツアー参加に無理がある方がいないか
判断するところもあります。

でも多くのツアーでは実際に歩いてみるまで
本当に適しているか分からないのが
正直なところではないでしょうか・・・


解決方法  検討している旅行会社に電話で尋ねること!

あなたが抱える不安ごとに対して、
どのようなことを提案してくれるか? 
旅行会社の声を聴いてみるのが良いです。

文章で尋ねることも良いですが、
相手に伝わるように詳しく書くのは大変ですし
電話なら担当者もいろんなことを
話してくれるので、たくさんの情報を
得ることができます。


実際にそのコースを歩いている担当者なら、
あなたの悩みを聞いて客観的に判断し、
適切なアドバイスができるのではないでしょうか。

これは旅行会社に義務付けられている
消費者保護の視点で考えてくれるからです。


ツアーの日程表を見ているだけでは気づきませんが、
相手と話をすることで、どれだけ歩く人に対して
いろいろなことを話してくれるかは、
とっても大きいことだと思います。

気付き難いポイントも教えてくれるでしょう。 
このようなことを基準に旅行会社を
決めてみるのがいいと思います。




参考ですが・・・
日本の旅行会社とネパールの旅行会社
という視点で見た場合、掲載するツアー日程は
異なることが多いです。

これは日本人に無理のない歩きで楽しめるように
考えられたプランになっているからです。


ちなみにネパール旅行会社が示す日程は、
欧米人旅行者(20才~40才位)を対象にした
体力任せのプランが主流です。

足の長さが大きく違い、歩くスピードが速い
欧米人のペースが日程の基本となっているので、
このプランを鵜呑みして参加すると私たちは
途中でばててしまうのも無理はありません。 

もちろん価格は安いです。


誰もがどこかしらの旅行会社を通じて
ヒマラヤトレッキングをするのですから、
旅行会社に電話をかけて自身の体力等を伝え、
日程が適当か総合的に見てもらってから
ツアー会社を決めても遅くないと思うのですが~

せっかく行くヒマラヤなんですから~


次回の話は・・・
【日没で国内線が飛ばなくなったのでどうしましょう・・・】
予定通りに飛んでくれない
ヒマラヤの国内線にまつわる話です。


標高5000m歩く人に合わせた
高山病対策が得意なヒマラヤトレッキングツアー
サパナ  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 23:51Comments(0)登山者が気づかないヒマラヤ特有のハプニング対処方法

2018年09月22日

2018 禁断のチベット・カイラス ~巡礼3~

ヒマラヤを縦断! キーロン(吉隆)からサガを目指す!

標高2900mに築かれた国境の街キーロンを後に。
ネパールヒマラヤに重なるように、北側に連なるチベットヒマラヤのど真ん中を南北に貫く河に沿って作られた道を走ること30分、キーロンの中心地、吉隆鎮が突如現れる。


完全にヒマラヤの北側にきてしまうため、風景はがらり。5000m級のなだらかな岩山が連なる世界が広がっている。




ここは昨日まで宿泊していたキーロンの行政の中心都市である。 本来はこちらがキーロンと呼ばれると思うのだが、ネパール国境と離れすぎている街のため、現地のチベット人はキーロンと呼んでいない。


昨晩ヒマラヤに降った雨が一気に川に流れ込み、道路に土砂を堆積させてしまった。 
車高の高い車は問題ないが乗用車はスタックしていた。


かつて海の底だった時に形成された堆積層の崖の横を走ると・・・ 






ガレ場の非常に保水力のない場所でも可憐な花が逞しく微笑んでいる




キーロンから延々1時間以上、登り続けた先に5236mの標識。 今回の車移動の中で最も高い場所である。 日本の様なしっかりとしたアスファルトの道を走行するため、5000mの高度に到達している感覚がない。

ゆっくりと下車し5000mの世界を体感。 
車中で一生懸命深呼吸をしているがしこの高度への興奮が勝り、すでにかかりかかり始めている高山病の症状にを気付いていない。


峠からつづら折りに400mほど下ると、サガ方面(カイラスに向かう)の道とラサ方面への分岐に差し掛かる。 
カイラスの南方面を源流域としてインド洋に流れ出すヤルツァンポ河の畔にあるサガ(4600m)を目指し、残り70㎞の距離を進む。


ここからは工事中のため路肩を少ないため、また土壌の関係で道路は悪路に。何度もスタックをしながらのトロトロ運転に。



続きは・・・こちら


標高5000m 高山病にかかり難いトレッキングが得意なヒマラヤトレッキング・登山専門店 サパナ   ➡チベットお勧めトレッキング

  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 11:54Comments(0)2018 チベット カイラストレッキング

2018年09月19日

2018 禁断のチベット・カイラス ~巡礼2~ ミラレパ伝説が語られる地キーロン




カトマンズから直線距離にしてたった50㎞の距離にあるチベット領、キーロン(吉隆)。 

トレッキングに同行している、ネパール人スタッフは、かつてこの地はネパール領だったと呟いた。

言われてみればそのような気がする。 
チベットのどこでも見られるようなマッチ箱の家ではなく、ネパールの山岳民族の様な家作りの民家がが点在している。

村の入り口にはキーロン渓谷と呼ばれる幅20m、深さ100m以上の非常に深い渓谷があり、鉄製のつり橋を渡らなければならない。
つり橋の向こうは【江村】の本村が広がっている。


村人の案内によれば・・・麦畑の向こうにミラレパ伝説が残る岩窟寺院があるという。


次第にタルチョー(5色の旗)が増えてきて、お寺が近いのが分かる



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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 08:40Comments(0)ヒマラヤトレッキング 情報!お勧め情報

2018年09月18日

2018 禁断のチベット・カイラス ~巡礼1~ 入国

2015年に起きたヒマラヤ地震によって、ネパールからチベットに行く道は大きく変わった。
 
新しく開いた国境はカトマンズの北、直線距離にして40㎞。 世界で最も美しい谷と呼ばれるランタン渓谷の入り口であるシャブルベンシ(1450m)を経て伸びる、ラスワガティ国境だ。 
国境の手前には温泉が湧くのどかな国境である。




ラスワガティ国境にある中国のイミグレーション


旅行者の大きい荷物は国境で生業をするネパール人ポーターが運ぶ


ポーター業を行う人が必ず持っている国境許可書


国境にかかる鉄橋を歩いて越え、吸い込まれるように建物中へ。
国境警備に任務する者は何処でも厳しいものだが、ここは特に厳しい眼差しで、外国人旅行者のパスポートを一つ一つチェックする。 

厳しい検査によって没収されるものも多い。 無事検査を終えチベット側に出るとホッと胸をなでおろす。 

許可書を携帯するチベット人ガイドに引率され、20㎞ほど進んだ先にある中国側の街、キーロン(2800m)を目指した。

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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 20:27Comments(0)2018 チベット カイラストレッキング

2018年09月17日

壮絶、数万匹のミツバチと格闘するハニーハンターが採取するヒマラヤの恵み

世界の屋根ヒマラヤが幾重にも連なる奥深い場所には、チベット医学でも珍重される薬草の花から蜜を集めるミツバチが生息している。 

ミツバチは天敵から巣を守るため、断崖絶壁に直径1mを超える巨大な巣をいくつも作る。




薬草となる花が咲き出す3月、ミツバチは活発に動き回り、休む時間を惜しんでハチミツ採りに明け暮れる。 ミツバチが集めるハチミツは栄養価の高い薬草ばかり。 その栄養が凝縮されたハチミツはヒマラヤの民にとって、最も高価な恵みなのだ。

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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 22:43Comments(0)ツアー情報 コラムお勧め情報

2018年05月06日

絶景の連続! 世界一美しいランタン渓谷へ至る もう一つのルート ①

【ヒマラヤに咲く可憐な妖精シリーズ No.30】

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!

世界でも最も美しい谷の一つとして称されるランタン渓谷。(カトマンズの北40㎞) 特に、モンスーンシーズンにあたる6月~9月前半は、400種類を超える様々な高山植物が一斉に咲き出し、氷河で削られたU字谷を花の絨毯で埋めつくす。


トレッキングシーズンである春と秋には、シャブルベンシ(1400m)を起点に、ランタン川沿いに遡り、同ルートを下るのトレッカーで大変賑わう。


※ ガンジャラパス手前から振り返る ランタンリルン峰(左)

日本人で最初にランタン渓谷に入ったのは1960年代の事。 
日本百名山の生みの親、深田久弥氏とその仲間。


当時、所在が不確定だったシシャパンマ峰(8013m)を確認するために、カトマンズからヘランブーの緑豊かな大地を歩き、ガンジャラ峠を越えてランタン渓谷に入ったという。


60年前からトレッキングルートがあるにもかかわらず、殆ど知られていない。


詳しくは・・・ こちら
 

今年もご案内します! 
一度に200種を超えるヒマラヤの妖精トレッキング ➡ こちら   


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 16:43Comments(0)ヒマラヤトレッキング 情報!お勧め情報

2018年05月02日

ヒマラヤに咲く可憐な妖精シリーズ No.30

【ヒマラヤに咲く可憐な妖精シリーズ No.30】

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!





今回紹介する妖精は、亜高山帯から高山帯の草地やモレーン付近のわずかな土のあるところで、マット状の様にほほ笑むタデ科の花。



詳しくは・・・ こちらへアクセスしてください。 http://sapanatrek.com/可憐なヒマラヤの妖精/




・ 今年もご案内します! 一度に200種を超えるヒマラヤの妖精に出会えるトレッキング ➡ http://sapanatrek.com/flower  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 20:59Comments(0)可憐な高山植物

2018年04月30日

【ヒマラヤに咲く可憐な妖精シリーズ No.29】

【ヒマラヤに咲く可憐な妖精シリーズ No.29】

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!




今回紹介する妖精は、亜高山帯の太陽の陽ざしをいっぱい浴びることができる草地で大群生し、天空の花園の主役の一つとなるユリ科の花




詳しくは・・・ こちらへアクセスしてください。 http://sapanatrek.com/可憐なヒマラヤの妖精/




・数百種のヒマラヤの妖精に出会えるトレッキング ➡ http://sapanatrek.com/flower  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 18:23Comments(0)可憐な高山植物お勧め情報ヒマラヤ高山植物図鑑