2018年09月22日
2018 禁断のチベット・カイラス ~巡礼3~
ヒマラヤを縦断! キーロン(吉隆)からサガを目指す!
標高2900mに築かれた国境の街キーロンを後に。
ネパールヒマラヤに重なるように、北側に連なるチベットヒマラヤのど真ん中を南北に貫く河に沿って作られた道を走ること30分、キーロンの中心地、吉隆鎮が突如現れる。
完全にヒマラヤの北側にきてしまうため、風景はがらり。5000m級のなだらかな岩山が連なる世界が広がっている。

ここは昨日まで宿泊していたキーロンの行政の中心都市である。 本来はこちらがキーロンと呼ばれると思うのだが、ネパール国境と離れすぎている街のため、現地のチベット人はキーロンと呼んでいない。

昨晩ヒマラヤに降った雨が一気に川に流れ込み、道路に土砂を堆積させてしまった。
車高の高い車は問題ないが乗用車はスタックしていた。
かつて海の底だった時に形成された堆積層の崖の横を走ると・・・


ガレ場の非常に保水力のない場所でも可憐な花が逞しく微笑んでいる

キーロンから延々1時間以上、登り続けた先に5236mの標識。 今回の車移動の中で最も高い場所である。 日本の様なしっかりとしたアスファルトの道を走行するため、5000mの高度に到達している感覚がない。
ゆっくりと下車し5000mの世界を体感。
車中で一生懸命深呼吸をしているがしこの高度への興奮が勝り、すでにかかりかかり始めている高山病の症状にを気付いていない。
峠からつづら折りに400mほど下ると、サガ方面(カイラスに向かう)の道とラサ方面への分岐に差し掛かる。
カイラスの南方面を源流域としてインド洋に流れ出すヤルツァンポ河の畔にあるサガ(4600m)を目指し、残り70㎞の距離を進む。
ここからは工事中のため路肩を少ないため、また土壌の関係で道路は悪路に。何度もスタックをしながらのトロトロ運転に。
続きは・・・こちら
標高5000m 高山病にかかり難いトレッキングが得意なヒマラヤトレッキング・登山専門店 サパナ ➡チベットお勧めトレッキング
標高2900mに築かれた国境の街キーロンを後に。
ネパールヒマラヤに重なるように、北側に連なるチベットヒマラヤのど真ん中を南北に貫く河に沿って作られた道を走ること30分、キーロンの中心地、吉隆鎮が突如現れる。
完全にヒマラヤの北側にきてしまうため、風景はがらり。5000m級のなだらかな岩山が連なる世界が広がっている。

ここは昨日まで宿泊していたキーロンの行政の中心都市である。 本来はこちらがキーロンと呼ばれると思うのだが、ネパール国境と離れすぎている街のため、現地のチベット人はキーロンと呼んでいない。

昨晩ヒマラヤに降った雨が一気に川に流れ込み、道路に土砂を堆積させてしまった。
車高の高い車は問題ないが乗用車はスタックしていた。
かつて海の底だった時に形成された堆積層の崖の横を走ると・・・


ガレ場の非常に保水力のない場所でも可憐な花が逞しく微笑んでいる

キーロンから延々1時間以上、登り続けた先に5236mの標識。 今回の車移動の中で最も高い場所である。 日本の様なしっかりとしたアスファルトの道を走行するため、5000mの高度に到達している感覚がない。
ゆっくりと下車し5000mの世界を体感。
車中で一生懸命深呼吸をしているがしこの高度への興奮が勝り、すでにかかりかかり始めている高山病の症状にを気付いていない。
峠からつづら折りに400mほど下ると、サガ方面(カイラスに向かう)の道とラサ方面への分岐に差し掛かる。
カイラスの南方面を源流域としてインド洋に流れ出すヤルツァンポ河の畔にあるサガ(4600m)を目指し、残り70㎞の距離を進む。
ここからは工事中のため路肩を少ないため、また土壌の関係で道路は悪路に。何度もスタックをしながらのトロトロ運転に。
続きは・・・こちら
標高5000m 高山病にかかり難いトレッキングが得意なヒマラヤトレッキング・登山専門店 サパナ ➡チベットお勧めトレッキング
2018年09月18日
2018 禁断のチベット・カイラス ~巡礼1~ 入国
2015年に起きたヒマラヤ地震によって、ネパールからチベットに行く道は大きく変わった。
新しく開いた国境はカトマンズの北、直線距離にして40㎞。 世界で最も美しい谷と呼ばれるランタン渓谷の入り口であるシャブルベンシ(1450m)を経て伸びる、ラスワガティ国境だ。
国境の手前には温泉が湧くのどかな国境である。


ラスワガティ国境にある中国のイミグレーション

旅行者の大きい荷物は国境で生業をするネパール人ポーターが運ぶ

ポーター業を行う人が必ず持っている国境許可書
国境にかかる鉄橋を歩いて越え、吸い込まれるように建物中へ。
国境警備に任務する者は何処でも厳しいものだが、ここは特に厳しい眼差しで、外国人旅行者のパスポートを一つ一つチェックする。
厳しい検査によって没収されるものも多い。 無事検査を終えチベット側に出るとホッと胸をなでおろす。
許可書を携帯するチベット人ガイドに引率され、20㎞ほど進んだ先にある中国側の街、キーロン(2800m)を目指した。
続きは・・・ こちら
新しく開いた国境はカトマンズの北、直線距離にして40㎞。 世界で最も美しい谷と呼ばれるランタン渓谷の入り口であるシャブルベンシ(1450m)を経て伸びる、ラスワガティ国境だ。
国境の手前には温泉が湧くのどかな国境である。


ラスワガティ国境にある中国のイミグレーション

旅行者の大きい荷物は国境で生業をするネパール人ポーターが運ぶ

ポーター業を行う人が必ず持っている国境許可書
国境にかかる鉄橋を歩いて越え、吸い込まれるように建物中へ。
国境警備に任務する者は何処でも厳しいものだが、ここは特に厳しい眼差しで、外国人旅行者のパスポートを一つ一つチェックする。
厳しい検査によって没収されるものも多い。 無事検査を終えチベット側に出るとホッと胸をなでおろす。
許可書を携帯するチベット人ガイドに引率され、20㎞ほど進んだ先にある中国側の街、キーロン(2800m)を目指した。
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