ナチュログ管理画面 トレッキング・登山 トレッキング・登山 海外 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

スポンサーリンク



上記のお知らせは30日以上更新のないブログに表示しています。
記事を更新するとこのお知らせは表示されなくなります
  

Posted by naturum at

2012年06月30日

時間を思いっきり楽しんだ親睦旅行!

無事、親睦旅行が終わり・・・
時差ボケで苦労しています。

7時間の時差は想像以上にしんどい。

ヒマラヤ以外の山も見てみよう! と思い、
友人の勧めもあって、
今回、ヨーロッパに行ってきたんです。



ヒマラヤで仕事をしていると・・・
とっても多くの友人が出来ます。
もちろん、日本の方も多いのですが、
それ以上にヨーロッパの方と。

彼らは決まって私にこのように言います。

『何故、日本人は・・・
 旅行中、急いで観光地を巡るんだ』

『これでは、何を見たのか、感じたのか
 分からないだろう?』

『旅行とはそこで見たり、感じたり、
 そこで体験したことを、自国に帰って
 人々に語り、生活の中で活かし、
 心を豊かにして行くものだ!』

ゆったり、じっくりと
私たちよりずっと先を進むヨーロッパ人
彼らの文化に触れて来たんです。

英語の苦手の私は・・
行く先々で言葉の壁に。

出逢う人々が・・・
とてもフレンドリーで
分かり易い英語で解るまで、親切に教えてくれ
嬉しい・感謝の連続でした。

日々、時間に追われる生活に
どっぷりと浸かっている日本人

私たちは、窓越しに見える雄大な山々を
お茶を飲みながら語る素晴らしさ・・・
何もしないで、ただただ時間を使う。

『もったいない』と思ってしまう時間の使い方を
沢山してきました。

また、多くの日本人観光客にも出会いました

色々と話を伺うと・・・
連日、朝4時前頃から起きて用意をし、
就寝が23:00を過ぎに。

非常に過密ななスケジュールで
30人以上の方が一集団になって
かけ足で各地の観光地を巡っているとのこと。

私たちは
じっくりと1ヵ所を巡る、
ヨーロッパ人が好む旅を
行ってみました。

テレビや雑誌を通して
知っていたことよりも、もっと魅力的ないろんな
ことを知ることができるんです。

そこから語りが始まり・・・
素敵な時間を共有することが出来るんです。
楽しい会話、真剣な会話・・・
どれ一つとっても相手を知ることのできる
素晴らし時間の共有です。
そして相手がより魅力的に感じることが出来るんです。

ふと、普段の生活のことを思った瞬間
非常に寂しく感じてしまいました。

会話が無く、テレビやラジオなど、
目や耳から一方的に入ってくる
情報をそのまま利用し、あたかも
自分が体験したかのように
振舞ってしまうこと。

色んなことにも興味を持って
友と語る大切さも
必要なのでは・・・と思いました。


心にゆとりを持つ大切さ・・・
今、私たちがもっとも必要なのでは?
そういう気持ちにしてくれた
素晴らしい親睦旅行でした。

参加していただいた皆様
本当にありがとうございました。

近いうちに・・・・
写真等をお送りいたします。



日本人ガイドが完全同行し
ゲストのご不安事を解消する
ヒマラヤトレッキングツアーを行っています。
  サパナ  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 12:38Comments(0)親睦旅行

2012年06月21日

カイラス巡礼に出発!

タルチェンの街から専用車に乗り換え、
タルボチェを目指す!

以前(15年前)はタルチェンの街から
歩いたのだが、今は車で送迎してくれる。

多くのチベット人巡礼者が時計回りに歩いたり
五体投地しているのが見えた。
私たちは約20分程車に揺られ、刻々と表情を変えていく
カイラスの頂ばかりみながらタルボチェへ・・・・※1



巡礼中に使う大きな荷物は
ここでヤクに積み替えられる。
今回は6頭のヤクが私たちを待っていた。
スタッフとヤクドライバーのチベット人が
上手に荷物を載せていく。




崖の上に、チュクゴンパ(寺院)が建っている。 ※2

今日の行程は・・・
時計の針で12時を示す所にある
ディラプクゴンパ【カイラス北面】へ。
ひたすら両側が切り立った崖が続き、
河原沿いの平坦の道を進む。



テクテクと歩いてくる
チベット人巡礼者に抜かれながら
5時間かけてゆっくり目指す。


咲き始めたピンクの花が
辺り一面埋めつくすように咲いていた。

※1
4650m。長さ20mの柱が立っており、無数の旗が
取り付けられ、カイラスをバックに旗めいている。

※2
カイラス西面に位置し、4760mの崖の上に建っている。
グルリンポチェと言う僧が瞑想したと伝わっている。
   
  

  来年は・・・
  インダス河源流を目指し、カイラス・グゲ遺跡を巡る
  大トレッキングを予定!


日本人ガイドが完全同行し
ゲストのご不安事を解消する
ヒマラヤトレッキングツアーを行っています。
  サパナ  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 09:51Comments(0)2012 西チベット トレッキング

2012年06月20日

カイラス山に大接近

昨日宿泊したチューゴンパから
1時間の距離にあるダルチェンの街へ
やってきた。


少し登った所からタルチェンの街を見下ろす

ここは、カイラストレッキングの基点となる街
一番最初に訪れた際には、チベット人巡礼者の
テントが沢山張られていたが、今は全く無い。
すべて宿坊が建てられ、商店やホテルが沢山


カイラスから流れ出す川には
沢山のタルチョーがかかっている。ここも聖地

コックが作ってくれたお好み焼きを頂き、
午後からの散策に出かけた。

せっかくここまで来たのだから・・・
カイラス南面をもっと大きく見よう!



カイラス山のすぐ近くにある
セルンゴンパを目指した。



中段右側に、ギャンダゴンパ【カイラス最大のお寺】が
見える。

トレイルは西に延び、約2時間で
セルンゴンパに到着


カイラス南面が圧倒的な大きさで
そそり立っていた。

更に道はカイラスに向かって延びている。



ここでは全ての殺生が禁止されている。
その為、野生のヒツジ、鳥、小動物の
楽園になっている。

マーモットが何匹も次から次へと
巣穴から出てきて、私たち人間を見ていた。


  来年は・・・
  インダス河源流を目指し、カイラス・グゲ遺跡を巡る
  大トレッキングを予定!


日本人ガイドが完全同行し
ゲストのご不安事を解消する
ヒマラヤトレッキングツアーを行っています。
  サパナ  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 09:31Comments(0)2012 西チベット トレッキング

2012年06月19日

聖なる湖 マナサルワール

カイラス山の南30Km 程の所に
ヒンドゥー教、チベット仏教の聖地
マナサルワール湖がある。



湖の向こうにはネパール領にある
ヒマラヤが見える。

パヤンの村を朝早めに出発し、
完全に舗装された道を飛ばして
約5時間でここにきた。

ここにはヨーロッパの城のように見える
チューゴンパ(寺院)が
湖畔にある岩山の上に建っている。



ゴンパの裏側には温泉が湧き出し、
観光客をメインに商売していた。

平坦な大地がひたすら続くチベットだが、
ちなみに標高は4500mを超えている。
それほど高度が高いとは思えない。

寺院に行く坂道を登るだけで・・・息が切れてしまう。

仏塔が立っている丘に行ってみると
明日行く、カイラス山がはっきり見えた。



夕方、湖畔を歩いてみた。
沢山のカモメが餌を求め、
上空を飛んでいた。

訪れるたびに、多くのロッジ【宿坊】ができ、
一大観光地になってきている。
なにも無かった当時を懐かしく思った。


※ 来年は・・・
  インダス河源流を目指し、カイラス・グゲ遺跡を巡る
  大トレッキングを予定!

日本人ガイドが完全同行し
ゲストのご不安事を解消する
ヒマラヤトレッキング専門ツアー
  サパナ  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 14:32Comments(1)2012 西チベット トレッキング

2012年06月18日

小女郎池へトレッキング

朝方まで降り続いていた強い雨も止み・・
急いで準備をして比良山系にある
小女郎池へトレッキングしてきました。

8時50分過ぎ、
出発地になる琵琶湖バレイの
ロープウェー前に到着。

山頂はまだ厚い雲が立ち込め
天気がとても心配したが、
天気予報を信じて乗車

集合時間である10時には
11人の方が集まっていました。

山ガールの方も数名おられ、
色んな会話をしながら小女郎池まで、ゆっくりと登山

11時40分 小女郎池に到着。
少し早目の昼食に。



池を眺めると・・・
沢山のイモリが。
先日訪れた際には無かった
モリアオガエルの卵が
産み付けられていた。

そして・・・


10cm程のモリアオガエルを発見!
手にとって観察をした。

手の吸盤がとっても大きい。
そっと逃がしてやった。

往路と同じ道を歩いて・・・
14時過ぎ、打見山リフト乗り場で解散。



  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 16:13Comments(0)近郊トレッキング

2012年06月16日

250種を超える高山植物と触れるトレッキング

 
 2012年7月〜8月にかけて
 
 世界でもっとも美しい
 ランタン渓谷へトレッキング。
 岩陰でひっそりと咲く
 ヒマラヤの女王と呼ばれる高貴な花
 ブルーポピーを見に行きます。


 ちょうどその頃・・・
 300種を超す可憐な高山植物が
 氷河で削られたU字谷全体を
 覆いつくすよう咲き乱れ、
 まるでお花の絨毯のようになるんです。

 お花の絨毯の中を歩くことが出来るのが
 ヒマラヤトレッキングの醍醐味!

 

高山植物写真展で
ご紹介出来なかったお花が沢山出て来ます!
ごゆっくりご覧ください。


※ 音声入りです。



本物のブルーポピーに触れながら
可憐な高山植物に囲まれて至福の時間を過ごす
贅沢なトレッキングをご提案します!







是非ご一緒にヒマラヤ高山植物と雄大な峰々を
少しでも若い時に歩きましょう。

ブルーポピートレッキングにご興味のある方は こちら 
このトレッキングをよく解って頂くための
ヒマラヤ高山植物 講座 ご案内


 ヒマラヤトレッキング専門 サパナ  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 12:45Comments(0)ツアー情報 

2012年06月16日

ヒマラヤ写真展 終わる

本日、15時をもってヒマラヤ写真展を
無事終えることができました。



約1ヶ月にわたり、
滋賀県の建物の中にある展示スペースを
貸していただき、擬似体験できるような
写真展を開催して来ました。



写真展の開催に合わせて、
川本氏、堀池氏と一緒にトークショーを行い、
また、ネパールの子供達のために
使いかけの文房具を呼びかけもさせて
頂きました。



沢山の文房具が集まり、
その一部はすでに(5/21~6/8)
ネパールとチベットの子供達に
配ってきました。

写真展とあわせて、ユーストン様のヒマラヤ取材の様子や
実際に使われた登山道具の展示、
大津市立南郷小学校の生徒さんが行ってきた
ボランティア活動の記録、
そして、ネパールの子供のように
健康で逞しい子供を育む環境を提供してくれる
琵琶湖バレイ様のご協力がありました。

そして、展示会場を貸していただいた
滋賀県支援プラザ、ご指導、ご支援して頂いた
職員の方々に心から御礼申し上げます。

沢山の方々が写真展に見にきていただいたこと
とても嬉しく思います。

多くの方に支えられて、写真展を行うことが
できましたこと、本当に感謝しております。
有難うございました。

これからもヒマラヤの素晴らしさをご紹介
して行きたいと思います。

【お知らせ】

7月~8月、ヒマラヤの高山植物を見に
トレッキングに出かけます!
色んなお花が出て来ますので、ご覧ください!


  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 01:00Comments(0)写真展

2012年06月14日

比良の小女郎が池へ

自宅から1時間程の距離にある
比良山系の蓬莱山に登り・・・
小女郎が池までトレッキングに出かけて来ました。

ぶらり。

13:30分、琵琶湖バレイに到着。
40分発のロープウェーに乗って、
一気に標高1000mの世界へ。

緑が眩しいゲレンデ内を歩き、
最も標高の高い蓬莱山へ。



琵琶湖と湖西の街が良く見えました。
時より吹き抜ける風がとても気持ちよく
景色に見とれてしまいました。

蓬莱山をあとに・・・
小女郎が池へ向けてトレッキング。



お地蔵さんがにっこり微笑んでいました。
トレッキングの安全を祈願。



鏡のように美しい小女郎が池
一周約7分程で歩けてしまう。
名前の由来が書いてあるボードを読み
ここに池の主である大蛇が・・・



お花があまり咲いていなかったのが残念だった。
でも晴天の中、景色を沢山楽しむことが出来、
そして心地よい風に吹かれながらのトレッキングに
大変満足!






ヒマラヤ高山植物図鑑 こちら
※ 色別検索できます。

日本人ガイドが完全同行し
ゲストのご不安事を解消する
ヒマラヤトレッキング専門ツアー
  サパナ  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 21:00Comments(0)近郊トレッキング

2012年06月14日

チベットに咲く可憐な花々 ③

西チベットで見ることのできた
高山植物をご紹介します。




















ヒマラヤ高山植物図鑑 こちら
※ 色別検索できます。

日本人ガイドが完全同行し
ゲストのご不安事を解消する
ヒマラヤトレッキング専門ツアー
  サパナ  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 00:31Comments(0)2012 西チベット トレッキング

2012年06月13日

チベットに咲く可憐な花々 ②

西チベットで見ることのできた
高山植物をご紹介します。

※ 現在、次のツアーの準備に追われ・・・
花の名前を調べられていません。
後日記載したいと思います。














ヒマラヤ高山植物図鑑 こちら
※ 色別検索できます。

日本人ガイドが完全同行し
ゲストのご不安事を解消する
ヒマラヤトレッキング専門ツアー
  サパナ  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 11:50Comments(0)2012 西チベット トレッキング

2012年06月11日

チベットに咲く可憐な花々


乾燥した大地が続く西チベット
夏の間、可憐な高山植物が咲き、
私たちに最も美しいチベットを見せてくれる。

今回のツアー中に
見ることのできたお花を紹介します。














日本人ガイドが完全同行し
ゲストのご不安事を解消する
ヒマラヤトレッキング専門ツアー
  サパナ  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 19:32Comments(0)2012 西チベット トレッキング

2012年06月11日

聖なる山 カイラスを望む

パヤンの街から西に向かって
延々と舗装道路続いている。
平行するように電柱も延びている。



約2時間程進んだ場所に
外国人に対して最も厳しい
マユムラ検問がある



チベット人ガイドより
車内から出ることすら止められてしまった。
とにかく厳しい検問と言うことが
ひしひしと伝わってくる。

看板には辺境検査とか書かれていた。

この検問を過ぎると・・・
5200mのマユムラ峠まで
緩やかな上り坂が続く。



太陽が照りつけ、気温25度位

峠からカイラスの南に鎮座する
メモナニ峰が聳え、西チベットへ
入ったことが分った。



やっとここまで来た。
カイラス山が見える所まであと一時間
チベット人ドライバーも喜んでいる。
カトマンズを出発して6日目

ドライバーはカイラスに向かって
五体投地。全身全霊で神に
会えたことを喜んでいた。

かつてヒッチハイクしてチベットを
横断した時のことを思い出した。

当時未舗装道路を2週間以上かけて通過
途中車が故障し、車が盗まれないよう
見張りながら10日間一人で
ドライバーが戻ってくるのを待った。
今思えば、当時は本当に過酷な旅だったと思う。


日本人ガイドが完全同行し
ゲストのご不安事を解消する
ヒマラヤトレッキング専門ツアー
  サパナ  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 18:09Comments(0)2012 西チベット トレッキング

2012年06月11日

クライミングガイドの選択は・・・?

クライミングガイドの選定』は慎重に!

 アイランドピークの頂に登山者を導く
 クライミングガイドはその山を熟知している
 ガイドを選ぶべきである。

 今回このテーマ―について書こうと思ったのは・・・

 現地旅行会社にクライミングガイドの依頼をすると
 8000m峰を登頂したことのあるガイドを勧められ、
 期待したほどの活躍を得ることなく、
 登山をした経験があったからです。 

 初めてのヒマラヤ登山となれれば・・・
 エベレストをはじめとする8000m峰
 登頂者がガイドをしてくれるだけで、
 気持ちはすでに、登頂者になってしまう。

 私もその一人で、ガイドを依頼する時に
 何故か、その言葉に弱かった。

 今思えばどうして同じ間違いを犯していただのだろうか
 と思ってしまいます。

 6000mを超えるヒマラヤに挑戦するためには
 屈強なヒマラヤ登山ガイドが同行してくれると
 本当に安心です。

 しかし、山が違えば・・・
 登山の特徴が大きく変わるため、
 その山に熟知したガイドの引率のもと
 登山をする方が、登頂の確立が高くなり
 安全だと思います。

 適材適所のガイドを選んで
 登頂してください。

 8000mを超える大きな山の場合、
 1ヶ月以上もかけてじっくりと山と対峙しながら
 登るためずいぶん異なります。

 登山者の数も大きく異なります。
 BCからの上部での登山活動は
 技術だけでなく、他隊の兼ね合いも考慮する
 必要があります。

 日程的にも余裕の無い中で
 技術や他隊との兼ね合い、
 登山者の体調や天候と
 にらめっこしながら登山を行います。

 アイランドピーク、メラピーク等
 とても人気があるピーク登山の場合
 特に注意が必要です。


 もしあなたが日頃の生活の中で・・・
 風邪を引いて病院にかかるとします。

 
 あなたは
 大きな病院で診てもらいますか?
 それともお近くのかかりつけの先生に
 見てもらいますか?

 どちらでしょうか?

 私なら、普段から私のことを親身になって
 看てくれ、私のことを知っている先生に
 お願いします。

 山もこれと同じだと思います。


 山にあったクライミングガイドの選定をチェックしてください。

  
 サパナではこうした事態を想定して、
 日本から登山ガイドが同行する登山を行って
 連続登頂を更新しています。

 登山活動を細部にわたって検証すると
 気づかなかった問題点が見えてきます。
 気づくことで、あなたの登山は成功へ近づきます。
 対策を取ることで、安心な登山へ繋ります。

 アイランドピークを確実に登るための講座があります。
 現地に行っても慌てなく登山に集中できます。

 講座については  こちら

 
 
 絶対にアイランドピーク・メラピーク登りたいと思う方
 どうぞ遠慮なくお問い合わせください。  こちら 
  
  

   


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 01:02Comments(0)アイランドピーク 登頂できるポイントはこれだ!

2012年06月10日

ヒマラヤの美しき展望地 パヤン

ネパールの属国であるムスタン王国と
深い交流があるパヤンへ向かった。

9時過ぎ、建設ラッシュのサガの街を後に
ガルツァンポ川沿いに、車を走らせた。



河原の中に、廃墟になった仏教寺院が点在。
かつて中国全土で起きた文化大革命の
跡だと思った。
あちこちに見られる。



100km間隔で村が点在。
果てしなく続く、岩と砂の大地に
アスファルトの道がただ延びているのだ。

必ずと言いていいほど
大きな街には外国人旅行者を
取り締まる検問がある。

検問を通過するたびに、
中国警察が車に乗り込んできて、
許可証、パスポートをチェックする。



途中、トンバの街に寄った。
ここには大変素晴らしいゴンパがあると聞き
全員でゴンパの中を見せてもらう。

17世紀に建てられたゴンパには
宗教を広めたグりンボチェの像と
仏であるシャカの像が安置されていた。



壁面には大変素晴らし
仏画が描かれている・・・
しかし文化大革命の時代に
絵を剥ぎ取ったり、新聞紙で
覆いかぶせられたりした痕も
多かった。

ヒマラヤの白き峰々が見えてきた。
道路脇に湿地帯も増え始め、
お昼前、今日の宿泊地パヤンの街に到着

この村には小さいゴンパがあり、
チベット人はこのゴンパの周りを
経を唱えながら、時計回りに一心不乱回っていた。



気さくな女将が経営するホテルに
宿泊することに。

乾ききったチベットの風が強く吹き抜けて行き
服が真っ白になった子供が
何時の間にかたくさん集まっていた。


子供たちに文房具を配る


写真を撮ったりして交流を深めた


19:00過ぎ夕食を頂く


日本人ガイドが完全同行し
ゲストのご不安事を解消する
ヒマラヤトレッキング専門ツアー
  サパナ  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 22:10Comments(0)2012 西チベット トレッキング

2012年06月10日

聖地カイラスを目指す!

聖地カイラスを目指すため、
次の街、サガへ



巨大なピグツォ湖の縁を周り・・・
進路を北に向ける。

※ ピグッツォ湖の南から一本の道がネパールに
  続いている。辿っていくと・・・
  世界で最も美しいランタン谷へ繋がる。
  近い将来ここから沢山の物資がカトマンズに
  運ばれる。



※ ピグッツォ湖周辺はランタン山群のヒマラヤが
  非常に近いため、景色が素晴らしい。

放牧をしながら生活を続けるチベット人のテントへ
彼らの生活の様子を見させてもらった。



ヤギやヒツジ、ヤクが沢山放し飼い
番犬だろうか?2匹の大型犬が寝そべっていた。



荒野でテント生活をしている人に
日本から持参した文房具を配った。
とっても喜んでくれた。
参加者にも協力してもらった。



子供たちに直接渡したかったのだが・・・
家畜の世話で出かけており、
家【テント】を守る女性に託した。



シシャパンマBCから約3時間の距離にある
交通の要所サガ。
ガルツァンポ川の傍に作られ、漢民族の流入で
大きく街が変貌してしまった。

かつて街には大きなゴンパがあったのだが・・
今はそれも壊されて無くなり、
大きなビルが次々と建っている。

標高4200mの高地だが、県都のため、
なんでもそろっている。

訪れた時、街中の道路を工事していたため、
少し迂回しながらホテルへ。

日本人ガイドが完全同行し
ゲストのご不安事を解消する
ヒマラヤトレッキング専門ツアー
  サパナ  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 12:19Comments(0)2012 西チベット トレッキング

2012年06月09日

再び閉まってしまったチベット

6月1日より再びチベットへの扉が閉まってしまった。
私達がカイラス山のトレッキングを終え、
ネパールへ連絡して分かった。

チベットからおりて来て、カトマンズに戻っても
状況は変わらず、6/9現在、一切外国人のチベット入境が
できないとのこと。

6/7付の日経新聞にて
チベット側のエベレストBCにて外国人ツーリストが
反中国的なビラをまいた事が原因らしい。とのこと
早期にチベット国境が開くのを待ちたい。

日本人ガイドが完全同行し
ゲストのご不安事を解消する
ヒマラヤトレッキング専門ツアー
  サパナ  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 12:31Comments(0)2012 西チベット トレッキング

2012年06月09日

シシャパンマBCからの絶景

標高5000mにあるシシャパンマBCにやってきた。



目の前には大草原が果てしなく続き、
その向こうに大ヒマラヤが輝いている。



ひときわ高く、どっしりと鎮座するのが
世界第14位の高峰・シシャパンマ

ここにも可憐なお花達が沢山咲いていた。
特に、小川沿いに沿ってサクラソウが・・・



シシャパンマの頂きを目指す人は・・・
BCで車をおり、ここから
歩きだす。



約6時間かけてアタックBCへ



何処からともなく・・・
遊牧民がやってきた。
チベット人ガイドを通して
話しかけてみると、

「ヤクを100匹、羊200匹を3家族で
 見ながら、生活している」 とのこと。

温かい飲み物を出して、
しばし彼らの暮らしぶりを聴き入った。



夕方、シシャパンマに夕陽があたり
徐々に変わっていく表情を
みんなで楽しんだ。

一言も言葉が出ず、
ただただ、美しい瞬間の連続だった。

陽が沈み、静寂な闇に包まれ、
空には怖いと感じる
満点の星空が輝いていた。

その真下でゆっくりと体を休める
ことのできる幸せが最高だった。


チベットトレッキング モデルプラン


日本人ガイドが完全同行し
ゲストのご不安事を解消する
ヒマラヤトレッキング専門ツアー
  サパナ  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 10:25Comments(0)2012 西チベット トレッキング

2012年06月08日

シシャパンマBCを目指す!

ゲストのかつてからの意向で
チベット領内にある8000m峰
シシャパンマのベースキャンプ(5000m)を目指した。

冷たい風が吹き抜けるニュラムを
後にして・・・
高度をグングン上げていく。

約2時間走ると
ヤルレシュンラ峠(5100m)へ
峠には数えきれない
タルチョー(チベットの5色の旗)が
風に揺れ・・・
絶好の撮影ポイントである。


ニュラム村で一緒だったインド人グループも
この峠から見渡すヒマラヤの美しさを
楽しんでいた。

こんな標高が高いところにも
チベット人がお土産屋を開いていた。


峠の右にはランタン山群をはじめ、
シシャパンマ峰が大きく聳えている。

左(東側)に目を移せば
ロールワリン山群やクーンブ山群の
峰々が続いている。
エベレストが見えないのは残念だが・・・。

更に車を走らせ、
シシャパンマBCを目指す。

道路の横の砂地には
幾つもの小さな穴が開いていて
車の音を感じて
ナキウサギが穴に隠れる。
草木が一本も無い砂地に
こんなにも沢山の動物が
いるのには驚いてしまう。



ヤルレシュンラ峠で見たシシャパンマ峰とは
随分異なった形に。
ちょうどこの山の南面では栗城君が
頂きを目指していた。



峠から90分程走ってくると・・・
検問所がある。
チベット人ガイドが手続きに行っている間に
車から降りて、写真撮影

外国人無許可旅行者の取り締まりで
有名な検問所


カイラスを目指すインド人グループと
別れ、アスファルト道から地道へ。
約20km先のシシャパンマBCを目指す。

日本人ガイドが完全同行する
ヒマラヤトレッキング専門ツアー
  サパナ  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 13:06Comments(0)2012 西チベット トレッキング

2012年06月07日

高山植物が咲き始めたニュラム

ホテルを飛び出し、タルチョーが風にたなびく丘に登った。
足元には意外と高山植物が多いのに驚いた。
まだ背丈が3cmにも満たないお花が主流。













昨日、車で一気に富士山の高度まで上がってきたので
高地順応を兼ねた散策にピッタリ。

約1時間かけて200m登っただろうか?



開発が進むニュラムの街が
岩山の裾野にへばりつく様に広がっている。
昨日きた道の方を眺めれば・・・
6000mを超えるヒマラヤが新雪を被って輝いている。



雪解けが進んだヒマラヤの裾野には
新芽が出始めており、
百頭以上のヤクが気持良さそうに放牧されていた。
私達がイメージするチベットそのものだ!

そんな風景を後に、来た道を戻る。



私達の帰りを待っていたかのごとく、
すぐに温かい食事が運ばれてきた。

チベット人ガイドは
ネパール語を話すことが出来るので
こちらの要望を伝えるのはとても楽である。

ゲストの意向であるシシャパンマBCへ明日向う。

カトマンズで調達した地図を広げ、
ルートや所要時間、道中のポイントを説明し、
更なる要望や質問に答えた。


  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 02:27Comments(0)2012 西チベット トレッキング

2012年06月06日

ヒマラヤの冷たい風が吹き下ろす街ニュラム

荒涼とした風景が続く、標高3700mのニュラム村
漢民族によって街は作られ、
ここがチベットとは思えない街並みが
メインロードに沿って続いている。



チベット人ガイドによって
ホテルに案内され、ひとまず落ち着く。

ネパール人スタッフは荷物を下ろし、
食事の準備を始める。

ホテルの中は・・・
チベット様式の調度品、カルマパ17世の写真
ポタラ宮のポスターが貼られていた。

標高が低いにも関わらず、
ヒマラヤが近すぎるため、吹き下ろしの風が冷たい。

毛糸の帽子、長袖の服に、ジャケットを羽織り
トレッキングズボンの下にスパッツを履いても
寒さを感じた。


  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 01:22Comments(0)2012 西チベット トレッキング