少し開花が遅れて咲きだしたセツブンソウ

ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男

2013年02月23日 12:49

セツブンソウ ご存知ですか? (ゲストからの寄稿文)


① セツブンソウ

節分の頃に咲くということで節分草と呼ばれています。
2013年は・・・
寒い日が続いていたので、開花が半月ほど遅れやっと咲き始めました。



早春を告げるこの花は、カタクリなどと同じように
春の短い期間だけ姿を現すので
スプリング・エフェメラル(春の儚い命)と呼ばれます・。

花が咲いた後、実を付け
4~5月ころには地下茎を残して地上から姿を消してしまいます。

花茎は10cmほどの茎の先に直径1,5~2センチの白い花を
咲かせるとっても可愛いい花です。
寒さに耐え、健気に咲く姿に感動すら覚えますね。



ところで、この白い花弁状のものは・・・
ガク片 (花びらの付け根の外側にある葉のようなもの)です。
※ キンポウゲ科の花の特徴です!

黄色いまるい形をして先が2つに分かれている(Y字状)ものが
花びら(花弁) です。
中ほどにある赤紫色したものが雌しべ。
そのまわりを囲んだ多くの青紫色のものが雄しべになります。

こちらはフクジュソウ(福寿草)



春を告げる花の一つです。
山野草の人気で乱獲にあっている花でもあります。


(鈴木 様)

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