標高5000m ナカルゾンの丘に登る

ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男

2013年02月07日 10:01

ディンボチェ(標高4300m)の背後には
高度順応にもってこいの丘がある。

丘の名前は「ナカルゾン」と呼ばれ、いくつかの僧院跡が
点在している。

丘の頂上まで標高差にて800m
時間にすれば3時間~4時間だろう。

アイランドピーク登山する上で
この丘に登って、ある程度の高度経験を
感じておくのがベストである。

ディンボチェは約30軒程のロッジがあり、
夏になると、美味しいジャガイモの花が咲き乱れ、
早秋の収穫時、村人総出でとても賑わう。

今回訪れた時はトレッキングシーズンを外れたため、
人影はほとんど見られなかった。

ディンボチェ村の背後にチョルテン(仏塔)がある。
先ずはそれを目指して・・・ゆっくりと登った。
非常に緩やかな坂なので、息切れがしない。


◆ タウッツェ峰(左)

突然視界が開け、谷上部のヒマラヤが顔を出す。
この谷を上りつめれば、エベレストベースキャンプに至る。


◆ 谷底から一気に聳えるヒマラヤに圧巻



徐々に高度を上げていくと・・・
アイランドピークがあるチュクン渓谷の山々が
綺麗に見えてくる。




◆ 右奥にはバルンツェ峰(7000m)

アイランドピークの全容もはっきり見え、
気持ちは高ぶってしまう。


◆ 筆談で山の名前を伝える

登り始めて3時間、頂上が見えてきた。
上部は、岩の上を歩くようなトレイルがついており、
滑らないように気をつけて登った。




◆ 頂上に立つ。 水分を沢山補給し、景色に酔いしれる


◆ あまりにも美しすぎるヒマラヤの峰々

30分程大展望を楽しみ
ディンボチェの村へ戻った。
すでに昼食が用意され、温かいダイニングで
ヒマラヤを見ながら、少し遅めの食事を頂いた。


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