カトマンズで彼に出会えるとは・・・

ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男

2016年06月11日 09:24

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!


毎日、どこかの時間で雨が降ってくるカトマンズに来ています。
ネパールはすっかり雨期に入って、ツーリストの姿はほとんどありません。

外出時は必ず雨具を持参して出かけなければなりません。
日本から持ってきた傘や合羽を使用しています。


「ここに来たらヒマラヤ登山が成功する」という縁起の良い日本食店にて



おとといの晩、行きつけの日本食屋で食事をしていたら・・・
今春のエベレスト登山を盛り上げてくれた彼らが来てくれました。

一人は「なすび さん」 もう一人は「伴くん」

4度目のエベレストで結果を出した「なすび さん」、入店して来た際、1年前カトマンズで出会っていたことを覚えていてくれました。
伴くんは世界最年少の記録を樹立し、エベレスト登頂後、サウスコルからローツェ(世界第4位)の頂きを目指し、見事登頂しました。
一度に2つの8000m峰を登頂した、若き20歳の彼。


通常は21時に閉店する日本食店。
この日は明日のフライトで「なすび さん」が帰国するとの事で、営業時間を延長!

同席したお客さんに囲まれ、2人が体験したエベレスト登山の生の声をたくさん聴きました。

テレビや新聞で知る記者が書いた2次的な情報ではなく、登山の生々しい実情を聴くことが出来ました。
4年間、彼の活動を否定する意見も多かった中、そのプレッシャーと闘い、自然の驚異で2度にわたり突然の登山中止。
しかし、彼の出身地である福島のこと、震災した東北の人たちの方に、少しでも勇気を与えたいという、彼なりの支援の形として、見事エベレストに登頂しました。

「記録を目指す!」というイメージが強いエベレスト登山ですが、彼の言葉からは一つも出ませんでした。

諦めず、強い信念を持ち続け、そして彼自身が不足している登山の力量等を、どのようにして補いながら、エベレスト登山をしていたのか・・・・
彼のトークを聞きながら彼が挑戦したエベレストを疑似体験しました。


「伴くん」は記録を目指す、若き登山界のホープ。
彼の登山もひたむきにヒマラヤと対峙し、じっくりと挑む姿がありました。
若さという魅力もありますが、彼の澄んだ瞳の向こうに、純粋に山を楽しんでいる彼の姿が見えました。

彼が体験した2つの登山にもすごいドラマがありました。



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7月中旬からの出発のブルーポピーツアーに関して、予定通り行います。
帰国後、ご案内等させていただきます。

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2016年7月~8月
幻の花ブルーポピーを見に行きます!

山肌を覆い尽くす数百種の可憐な妖精
ヒマラヤに囲まれた天空の花園へ   


今年訪れる場所には・・・
レッドポピー、ホワイトポピーもほほ笑んでいます! 
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