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2012年05月10日

現地で待つスタッフの装備等について特に気を配る!

 登山者が気づきにくいポイントを
 しっかりとサポートして
 あなたをアイランドピークの頂きへ導きます!


 
 『スタッフの装備』に気を配ってあげてください。

 アイランドピーク登山を行う場合、
 食料、燃料、登山装備、個々の荷物、これらすべて
 ポーターや家畜のヤクによって運ばれています。
 スタッフが一人でも欠けたら、登山活動自体行えません。
 彼らの力によって登山が支えられていることを
 しっかりと認識してください。

 今回このテーマ―について書こうと思ったのは・・・

 スタッフ(ポーター)の装備不足により
 アイランドピーク登山で大変苦労したからです。 


 私自身がゲストとして
 春のアイランドピークを目指した時のことです。

 ルクラでも気温がぐんぐん上昇! 半袖でも十分な陽気。
 私達の到着を待っていた現地のスタッフは
 半袖、サンダル履き姿。
 筋肉質で見るからに屈強な体つきでした。


 翌日からキャラバンが始まり、徐々に高度を上げて行き
 スタッフと仲良くなりかけてきた頃
 その一人が・・・寒いので『服を貸して欲しい』 と。

 手袋や帽子まで・・・結局全て貸してあげることに!

 春の天候は時として崩れることも。
 予想していた通り・・・
 BCに入る前日の夕刻から降雪。
 翌朝、辺り一面銀世界になっていました。
 外に出て見れば、これから進むBCへの道が消えてしまった。
 ヤクを先頭に歩かせ、後に続いて歩き出しました。

 しかし・・・
 ポーターたちは雪の装備を持ち合わせていない・・・
 
 あれほど、日本から何度も現地旅行会社に
 確認していたのだが・・・
 悔やみきれない思いでした。

 荷物を最小限に減らし、別のスタッフともに彼らの荷物を
 担いでBCを目指しました。

 その後、無事登頂することはできましたが、
 最低限の荷物しか持ち合わせていない中で
 ストレス溜まる登山。
 他隊が非常に羨ましかったです。(苦笑)
 

 ここでお話ししたいのは・・・

 現地で待っているスタッフの装備について
 必ずご自身でチェックしてください。


 事前に分かれば、対処も容易です。
 上部では交代要員の確保もほぼ不可能!
 
 本来は所属する旅行会社がすべきことですが・・・
 ここはネパールです。
 日本の感覚は通用しません。
 
 登山者は自分自身の装備には
 気が付き易いですが・・・・
 スタッフのことにも細心の注意をはらってください。


 停滞には自然的な要因と装備の準備不足による
 2つがあります。
 せめて準備不足による停滞にはならないよう
 気を付けてください。

 
 サパナではこうした事態を想定して、
 日本から登山ガイドが同行する登山を行って
 連続登頂を更新しています。

 登山活動を細部にわたって検証すると
 気づかなかった問題点が見えてきます。
 気づくことで、あなたの登山は成功へ近づきます。
 対策を取ることで、安心な登山へ繋ります。

 アイランドピークを確実に登るための講座があります。
 現地に行っても慌てなく登山に集中できます。

 講座については  こちら

 
 
 絶対にアイランドピーク・メラピーク登りたいと思う方
 どうぞ遠慮なくお問い合わせください。  こちら 
  
 現地で待つスタッフの装備等について特に気を配る! 

 




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