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2012年09月20日

花のあれこれ  月見草 編

あなたはご存知ですか?
本当のツキミソウ

太宰治は、富岳百景で 
“富士にはツキミソウがよく似合ふ” と
オオマツヨイグサを月見草と詠み、
以後、黄色のオオマツヨイグサが
月見草として定着したそうです。

花のあれこれ  月見草 編
アカバナ科マツヨイグサ属 オオマツヨイグサ(大待宵草)
花を咲かせると・・黄色のまま下を向く


オオマツヨイグサは大きな黄色い花で、
朝になると黄色のまましぼんでしまいます。

花のあれこれ  月見草 編
アカバナ科マツヨイグサ属 マツヨイグサ(待宵草)
花を咲かせると・・オレンジ色になって下を向く


マツヨイグサはオオマツヨイグサより小さく、
黄色の花ですがオレンジ色になってしぼみます。

しかし・・・
本当のツキミソウは白色の花です。
メキシコ原産で江戸時代に観賞用として持ち込まれ
野生化しないまま、現在ほんの一部の方によって
大切に栽培されています。



6月~9月の暑い時期、夕方から真っ白い花を咲かせ、
翌朝にはピンク色になってしぼんでしまう、
花火のようにあっという間に終わってしまいます。

花のあれこれ  月見草 編
アカバナ科マツヨイグサ属 ツキミソウ(月見草) 宵の花


花のあれこれ  月見草 編
アカバナ科マツヨイグサ属 ツキミソウ(月見草) 朝方の花

宵のほのかに暗い中から浮かび上った白さと
明け方のピンクへの変わり身の早さの花に
感動すら覚えます。

したがって、毎日美しく花を咲かせるためには
朝の花柄摘みが欠かせません。

このほか、マツヨイグサの仲間には、
メマツヨイグサ、コマツヨイグサ、
ヒルザキツキミソウが知られています。


※ コラムは花の師匠である鈴木氏の作品です。

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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 16:35│Comments(0)コラム
 
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