2017年06月29日
天空の湖バッハアルプゼーへのトレッキング
ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!
昨日夕刻、親睦旅行で訪れたスイスアルプスより戻ってきました。
出発時から最高の天気に恵まれ、思う存分スイスを楽しんできました。
来月にはヒマラヤに向かい、ヒマラヤの女王であるブルーポピーを見に行ってきます!
フィルスト: グリンデルワルト上部のハイキング
昨日の夕方からポツポツ降り始め、山岳地域を中心に降った雨は、未明まで続いた。
天気を心配しながら起きたが、今朝はアルプス上空は雲一つない紺碧な空が広がり、山々に誘われるようにして、予定通りグリンデルワルト上部に広がるお花畑、フィルストに出かけた。
毎日乗車する(BLM鉄道)の途中駅、wintereggから望む
滞在先のミューレンからいつものように、山岳鉄道とロープウェーを使ってラウターブルネン駅に。
何度も利用する路線のため、すっかりと鉄道員に覚えられ、気軽に挨拶をしてくれる。
1両編成のBLM鉄道でグリッチュアルプ駅でロープウェイに乗り換える
常にアルプスの峰々が見られるように・・・
すでにプラットホームで待機している黄色なボディーをしたクライネシャイディック往きの電車に乗り込んだ。
インターラーケンからやってきた旅行者も乗り込み、車内はあっという間に満員。7月からのハイシーズンになれば、臨時電車が何本も出るのが想像できる。
ゆっくりと電車は動き出し、車体の下についている歯車をかませて(アプト式)ミューレン村から見えていたベンゲンの街へ登って行く。
ベンゲンでは毎年スキーのワールドカップが開かれる。
一度に多くの宿泊者が利用できるホテルが所狭しに多く建ち並び、閑静なミューレンとは対照的な感じだ。
街のメイン道をゆっくりと歩き、ロープウェー乗り場に向かった。
1度に100人を運べるロープウェーには、本格的な登山の格好をしている者や気軽なトレイルをゆったりと楽しむハイカーでいっぱい。
2200mにあるメンリッフェンまで5分ほどで一気に駆け上がった。
陽ざしは強いが時より涼しい快適な風が流れる
手持ちの温度計で計ると18度を示していた。
メンリッフェンから望むユングフラウ3山
頂上に着いた。
目の前にある丘の向こうにはラウターブルネンから乗車した電車の終着駅、クライネシャイディックの駅舎とホテルが見えている。
数十メートル先を歩き、4人乗りの可愛いゴンドラに乗り換え、アイガー北壁が真正面に見えるグリンデルワルトを目指した。
乗車時間が長いので事前にトイレを済ませる
ゴンドラの下には、のどかな放牧地には小さなアルプ小屋がいくつも点在し、小屋を囲むように赤や白、黄色のお花で溢れ、30分ほどの空中散歩を楽しみながらグルント駅に到着。
グラント駅舎(ロープウェイ)
5分ほど歩いた場所には登山鉄道のグルント駅があり、登山電車でひと駅先のグリンデルワルトへ。
乗り物と乗り物の乗り継ぎ時間は絶妙で、どの交通機関を利用しても、待たされる事なく乗り継ぎが可能であるのが嬉しい。
アイガー北壁が目の前に迫ってくるように見えるグリンデルワルトに到着。
すでに多くの旅行者やハイカーで賑わい、山に向かって移動するハイカーが先を急いでいた。
街の上部にあるフィルスト行きのゴンドラ乗り場まで、いろんなお土産屋を覗きながら歩いた。
次から次へとやってくる6人掛けのゴンドラに乗り込み、標高差1200m上のフィルストまでゆったりと空中散歩を楽しむ。
新アトラクションであるクリフトウォークを歩く
今まで主役だったアイガーは徐々に視界から消え始め、代わりにヴェッターホルンとシュレックホルンとなった。
今まで見えなかったゆったりと流れ出す氷河や白き峰々も谷奥に大きく見えるようになり、異なった雰囲気に興奮の連続。
バッハアルプゼーを目指して
フィルスト上部よりみたアイガー北壁
フィルストの丘からヴェッターホルンに向かって勢いよく飛び出すパラグライダーたち。
鳥のように上昇気流を上手に掴み、さらに高く舞い続ける。
いつかライセンスを取得して彼らと同じような体験をしてみたいもんだ。
フィルスト駅から約1時間、エメラルドグリーン色をした湖面にアルプスが映し出されるバッハアルプゼーまでハイキング道が伸びている。
マウンテンバイクも通れる平坦道が続き、道端を彩る高山植物とアルプスの峰々を見ながら心地よい風に押されるようにして歩いた。
彩雲が現れた
すでに多くのハイカーが湖畔で思い思いのスタイルで楽しんでいた。持参したサンドイッチにチーズを載せて、アルプスを見ながら昼食する者や水着に着替えて、湖で泳ぐ者もいた。
シュレックホルンを前に
私たちは湖面にアルプスが映る場所へ移動し、お花が咲き乱れる草地に腰を下ろして、4000m峰シュレックホルンを時を忘れて、ただただこの景色に見惚れた。
いろんなところにベンチが備えられている
私たちのフィルスト周辺を楽しむハイキングも、時間をゆったりと楽しむ欧米人のように夕方まで続いた。
昨日夕刻、親睦旅行で訪れたスイスアルプスより戻ってきました。
出発時から最高の天気に恵まれ、思う存分スイスを楽しんできました。
来月にはヒマラヤに向かい、ヒマラヤの女王であるブルーポピーを見に行ってきます!
フィルスト: グリンデルワルト上部のハイキング
昨日の夕方からポツポツ降り始め、山岳地域を中心に降った雨は、未明まで続いた。
天気を心配しながら起きたが、今朝はアルプス上空は雲一つない紺碧な空が広がり、山々に誘われるようにして、予定通りグリンデルワルト上部に広がるお花畑、フィルストに出かけた。
毎日乗車する(BLM鉄道)の途中駅、wintereggから望む
滞在先のミューレンからいつものように、山岳鉄道とロープウェーを使ってラウターブルネン駅に。
何度も利用する路線のため、すっかりと鉄道員に覚えられ、気軽に挨拶をしてくれる。
1両編成のBLM鉄道でグリッチュアルプ駅でロープウェイに乗り換える
常にアルプスの峰々が見られるように・・・
すでにプラットホームで待機している黄色なボディーをしたクライネシャイディック往きの電車に乗り込んだ。
インターラーケンからやってきた旅行者も乗り込み、車内はあっという間に満員。7月からのハイシーズンになれば、臨時電車が何本も出るのが想像できる。
ゆっくりと電車は動き出し、車体の下についている歯車をかませて(アプト式)ミューレン村から見えていたベンゲンの街へ登って行く。
ベンゲンでは毎年スキーのワールドカップが開かれる。
一度に多くの宿泊者が利用できるホテルが所狭しに多く建ち並び、閑静なミューレンとは対照的な感じだ。
街のメイン道をゆっくりと歩き、ロープウェー乗り場に向かった。
1度に100人を運べるロープウェーには、本格的な登山の格好をしている者や気軽なトレイルをゆったりと楽しむハイカーでいっぱい。
2200mにあるメンリッフェンまで5分ほどで一気に駆け上がった。
陽ざしは強いが時より涼しい快適な風が流れる
手持ちの温度計で計ると18度を示していた。
メンリッフェンから望むユングフラウ3山
頂上に着いた。
目の前にある丘の向こうにはラウターブルネンから乗車した電車の終着駅、クライネシャイディックの駅舎とホテルが見えている。
数十メートル先を歩き、4人乗りの可愛いゴンドラに乗り換え、アイガー北壁が真正面に見えるグリンデルワルトを目指した。
乗車時間が長いので事前にトイレを済ませる
ゴンドラの下には、のどかな放牧地には小さなアルプ小屋がいくつも点在し、小屋を囲むように赤や白、黄色のお花で溢れ、30分ほどの空中散歩を楽しみながらグルント駅に到着。
グラント駅舎(ロープウェイ)
5分ほど歩いた場所には登山鉄道のグルント駅があり、登山電車でひと駅先のグリンデルワルトへ。
乗り物と乗り物の乗り継ぎ時間は絶妙で、どの交通機関を利用しても、待たされる事なく乗り継ぎが可能であるのが嬉しい。
アイガー北壁が目の前に迫ってくるように見えるグリンデルワルトに到着。
すでに多くの旅行者やハイカーで賑わい、山に向かって移動するハイカーが先を急いでいた。
街の上部にあるフィルスト行きのゴンドラ乗り場まで、いろんなお土産屋を覗きながら歩いた。
次から次へとやってくる6人掛けのゴンドラに乗り込み、標高差1200m上のフィルストまでゆったりと空中散歩を楽しむ。
新アトラクションであるクリフトウォークを歩く
今まで主役だったアイガーは徐々に視界から消え始め、代わりにヴェッターホルンとシュレックホルンとなった。
今まで見えなかったゆったりと流れ出す氷河や白き峰々も谷奥に大きく見えるようになり、異なった雰囲気に興奮の連続。
バッハアルプゼーを目指して
フィルスト上部よりみたアイガー北壁
フィルストの丘からヴェッターホルンに向かって勢いよく飛び出すパラグライダーたち。
鳥のように上昇気流を上手に掴み、さらに高く舞い続ける。
いつかライセンスを取得して彼らと同じような体験をしてみたいもんだ。
フィルスト駅から約1時間、エメラルドグリーン色をした湖面にアルプスが映し出されるバッハアルプゼーまでハイキング道が伸びている。
マウンテンバイクも通れる平坦道が続き、道端を彩る高山植物とアルプスの峰々を見ながら心地よい風に押されるようにして歩いた。
彩雲が現れた
すでに多くのハイカーが湖畔で思い思いのスタイルで楽しんでいた。持参したサンドイッチにチーズを載せて、アルプスを見ながら昼食する者や水着に着替えて、湖で泳ぐ者もいた。
シュレックホルンを前に
私たちは湖面にアルプスが映る場所へ移動し、お花が咲き乱れる草地に腰を下ろして、4000m峰シュレックホルンを時を忘れて、ただただこの景色に見惚れた。
いろんなところにベンチが備えられている
私たちのフィルスト周辺を楽しむハイキングも、時間をゆったりと楽しむ欧米人のように夕方まで続いた。
Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 10:25│Comments(0)
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