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Posted by naturum at

2017年09月25日

メチャメチャ厳しいバッテリーチェック

日本からいろんなルート(航空会社)を経て、ヒマラヤへ行くことができるようになった。
最近では、日本の地方空港から、中国国内の空港で容易に乗り継げる中国系の航空会社を使って行く人が圧倒的に増えた。
私も関空から何度も利用してヒマラヤに向かう。


中国系の中で、ほぼ予定通りに運行する中国国際航空


どの航空会社にもメリット、デメリットはあるのだが、中国系の航空会社を使う上で、他の航空会社と比べ特に注意してほしいのが、バッテリーの持ち込みだ。
必ず、手荷物の中に入れてヒマラヤに運んでほしい。


ヒマラヤの雄姿をたくさん写真やビデオに収めようと、予備のバッテリーを準備する必要がある中、つい預け荷物にバッテリーを入れ忘れてしまう。

チェックイン時、航空会社からバッテリー有無の注意喚起をされるが、預け荷物に入れ忘れて、荷物が目的地に予定通りに到着しなかったなどのトラブルが多々あるようだ。


便名と氏名が表示され、再検査を促される。

中国国内では、チェックイン時に預けた荷物は、カウンター横のX線機器でチェックされる。
問題があればブザーが鳴り、係官やってきて目の前で荷物検査を受ける。
そして目視検査でOKが出てから再度X線検査を受けて、やっとチケットを受け取ることができる。


全ての空港が同様なスタイルで行っていれば、対応しやすいのだが・・・


例えば、巨大な2つのターミナルを抱える成都空港では第一ターミナルと第二ターミナルとでは、X線検査が異なる。

特に、第二ターミナルでは、X線機器がチェックインカウンターの一番端にあるため、チェックインと同時に荷物検査ができない。
そのためチェックインを行ってパスポートとチケットをもらった後、確実に荷物が機内へ運ばれるかX線機器が設置されている場所のサインボードを確認しなければならないのだ。


確認を怠れば、いつまでたっても荷物は目的地に運ばれる事無く、ロストバゲージとなってしまう。


必ずバッテリーは手荷物に。またヘッドランプ用の乾電池や携帯用のバッテリーも対象との事。
  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 18:38Comments(0)コラム

2017年09月25日

久しぶりに大慌てしたヒマラヤ出張!

この時期、ネパールではこれから始まる秋の大祭『ダサイン』に合わせて、海外で暮らすネパール人が自国に帰る。
ヒマラヤのベストシーズンも近く始まろうとするなか、日々の仕事に追われ、いつものように航空会社と連絡ができず、慌ててインターネットでチケットを手配することになった。


経由地の成都空港にて、乗客の半数はネパール人


日本各地でコックとして働くネパール人。2ヶ月の休暇をもらって里帰り



出発日と帰国日が分かれば・・・後は大丈夫。
飛行機に乗り込めば勝手に私をヒマラヤに連れて行ってくれるからだ。


出発直前、ふと何気に見たチケットの控え。
帰路は上海乗り換えとの事。待ち時間が少し延びる程度。
以前も利用しているので安心と思いきや・・・
上海の東浦空港(プンドン)ではなく、内陸にある虹橋空港利用となっているのではないか!


更に、飛行機は虹橋空港第二ターミナルに着陸後、もう一つの空港、東浦空港(プンドン)から飛び立つとの事。つまり、上海にある2つの空港間を大きな荷物を担いで移動しなければ、日本に帰国できないということである。


インターネットを通じて、誰もが簡単にチケットを手配できるようになったが、内容確認が不十分のまま手配してしまったのは後悔だった。


電話越しの手配に勝るものはない!

普段のように、相手(航空会社)と話しながらチケットを取得していたら、このようなことは起きなかっただろう。

空港間の移動が伴う情報を得るのに膨大な時間を割き、現地では多くの方に助けられ、やっと東浦空港(プンドン)に着いたのは言うまでもない。

市内に出てても、英語がなかなか通じない国での対応は本当に焦るものである。


ヒマラヤは未だ厚い雲の中

日本からの往復ともヒマラヤを越えた。
インド平原は雲の切れ間があるが、ヒマラヤ上空はまだ厚い雲に覆われていた。


ロールワリン山群手前から見え始めたエベレスト


メラピーク南から望むエベレストとローツェ

チベット高原はほぼ乾季に入ってきたような感じ。
あとはもっと寒気が強まり、ヒマラヤを越えてネパール側に張り出してくれば、シーズン到来



シガッツェ手前のチベット高原


ラサ市内が雲の間に広がっていた


  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 18:01Comments(0)コラム