2015年11月16日
大パノラマを見ながら40分 登山の玄関口ルクラへ
2015年 アイランドピークの様子 こちら
翌日:
モーニングコールで目を覚ました。
東の空が明るくなりかけてきた中、慌ただしく準備をした。
ホテルのフロントにて頼んでおいた朝食を受け取り、登山道具一式を専用車に積み込んで空港へ急いで向かった。

歩くコースを何度も確認
造りかけの国内線ターミナルに到着すると・・・
欧米人旅行者が列を作り、ゲートが開かれるのを待っていた。私たちは最後尾に並び、順番を待つ。
先頭にはトレッキング中に私たちの食事を作るコックが並んでいるとのことだったが、ターミナルの中に入るまで出会うことはなかった。

マウンテンフライトとルクラ行きを待つ人々
チェックインカウンターにて、搭乗券をゲットする。
搭乗券にはシート番号は記載されていないので、ヒマラヤが見えるシートは早い者順である。
ネパールの国内線では、マイクを使ってのアナウンスがほとんど流れない。
職員が行先に合わせて大声で叫ぶので、搭乗予定者はその都度確認を取らなければならないのだ。
1時間以上遅れて、やっと私たちのフライトが呼ばれた。
ターミナルに横づけされていたマイクロバスに乗り込み、飛行機の傍に。
航空会社の職員の合図とともに、乗客が一斉に降りて、飛行機に吸い込まれるように乗り込んだ。
14名全員が乗り込むと同時に、エンジンが唸りはじめ、滑走路へ。
飛行機がグングンと高度を上げていくと、雲の上にヒマラヤが顔を出した。
腕時計の高度計も勢いよく高度を刻んでいく。いつしか4000mを示していた。
終始、機窓からの大パノラマに酔いしれた。
40分ほどのフライトで標高2800mのルクラ空港に到着。
出迎えてくれたスタッフに荷物を頼み、空身で常宿のロッジに向かうことにした。

チベット教の経典が収められているマニ車
すでに到着をしていたコックをはじめ、キッチンスタッフ、ポーターが集い、これから始まるヒマラヤ登山の準備が整った。
コックの考えで、ルクラで食事を執ってから宿泊地であるパグディン村へ向かうことにした。
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ヒマラヤトレッキング・登山専門 サパナ
Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 20:46│Comments(0)
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