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2015年11月25日

人々の記憶から薄れていくヒマラヤ被災地へ再び出発!

ヒマラヤ地震の被災地取材コーディネートとして・・・
今週末からヒマラヤの国、ネパールに出かけてきま!

震災直後に駆けつけたのをきっかけに、震源地であるゴルカ郡、そして大雪崩と地すべりのあったランタンに何度も現地を訪れ、半年近くにおよぶヒマラヤ被災支援を行ってきました。
支援を通じて、目の当たりにした現実。村人から託された数々のお願いを日本に持ち帰り、どうすれば良いのか?
様々な経験がある方と議論を重ねてきました。

人々の記憶から薄れていくヒマラヤ被災地へ再び出発!
第一次支援で中国経由でネパールに向かった際、チベットの高地でダウン。空港で酸素吸引

そして・・・
個人や企業、学校などに声をかけ、皆さんに協力していただき、将来のネパールを担う子供たちのために、笑顔を取り戻す「心の復興」と題した企画が立ち上がり、コツコツと準備し、取材に行くことになりました。

現地の復興状況を確認しながら、ご支援下さった個人、企業、学校等から預かってきた物資を手渡し、「今のネパール」をしっかりと映像に取ってきたいと思います。

人々の記憶から薄れていくヒマラヤ被災地へ再び出発!
震災直後、政府が機能していなかったため、議員を通じてランタン村の救助支援に向かった

まだまだ支援の行き届いていない地域、お伝えすることができていないこともたくさんありますが、少しずつ復興し始めているのも事実です。

視聴者の方にもヒマラヤ地震のことをもう一度思い出して頂き、復興について考えて頂けられる様な映像が撮影できるよう、しっかりと取材のコーディネートをしてきたいと思います。

放送については、来年1月の放送となるそうです。
詳細は改めて当社HP等でご案内いたしますので、楽しみにしておいてください。


(支援活動の記録より)

人々の記憶から薄れていくヒマラヤ被災地へ再び出発!
政府の食料支援としてコーディネートしたラスワ郡ブリディム地区にある202軒の家を巡り、確実に支援が公平に届いているか確認した

人々の記憶から薄れていくヒマラヤ被災地へ再び出発!
どこに行ってもダルバード以外食べる物が無かった。帰国するたびに焼肉屋へ

人々の記憶から薄れていくヒマラヤ被災地へ再び出発!
幅100m、長さ600m以上のがけ崩れが何本も立ちはだかり、用意してきたロープも無くなって、ラマホテル村にたどりつくことすらできなかった。

人々の記憶から薄れていくヒマラヤ被災地へ再び出発!
被災地とカトマンズを結ぶために、電力を失った携帯電話に命を吹き込む太陽光発電ライトを配って歩いた

人々の記憶から薄れていくヒマラヤ被災地へ再び出発!
電源供給ポイントとして確立でき、村人の共有財産として役立った

人々の記憶から薄れていくヒマラヤ被災地へ再び出発!
国境沿いで暮らすチベット人難民への支援が皆無であることが分かり、日本のチベット人支援団体「ルンタ」に報告し、後日支援に繋げた。


ヒマラヤ山岳民族支援基金 賛同者一覧 追記  こちら

ヒマラヤ地震 救援・救助活動 報告  こちら








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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 18:02│Comments(0)ネパール大地震
 
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