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2017年04月04日

標高4400mにある美しき村 マッチェルモ

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!

祝81歳での登ったゴーキョピーク 編

ドーレ村からマッチェルモ村(4400m)は高低差にして400m、約4時間の距離。途中、ラファルマ村、ルザ村を経てマッチェルモ村に至る。
お昼頃に到着予定なので、ゆっくりと準備をして出発となった。

標高4400mにある美しき村 マッチェルモ
チョーオーユー(左)とゴジュンバカン

谷奥には国境沿いに聳えるチョーオーユー、ナンパゴズイム、ギャチュンカンに植村直美が初登頂したゴジュンバカンなど7千~8千メートル峰が屏風のように立ちはだかっている。

東の空にはチョラッツェやタウッツェ峰などの6000m級の山々が氷河を抱いて屹立し、先に進む度に興奮が増す。


シェルパ族が聖なる山として崇めるクーンビラ峰から北に延びる尾根上に、ひときわ高くそして鋭くそびえるキャジョリ峰(6200m)。そのの東斜面に広がるハンギングバレーの跡にできた放牧地マッチェルモは病院もある村である。
東西に開けた場所にあるため、風の通りが少なく、高地のわりに暖かいのが嬉しい。

標高4400mにある美しき村 マッチェルモ
ラファルマ村からルザ村まで快適なトラバース道が続く

標高4200mにあるルザ村までやってくると、ネパールのライチョウに出会える。
退庁は50㎝ほどで、丸々と太っている。人間に慣れているのか?傍まで来ても悠々と歩いている。

標高4400mにある美しき村 マッチェルモ

閑散としたルザ村を通過し、背後にある小高い丘を登り切れば、マッチェルモ村に到着。
キャジョリ峰を源頭に流れ出す川を挟んで9軒の大きなロッジが外国人トレッカーを受け入れている。

一時間ほど先に到着していたスタッフが温かい食事と作って、私たちが来るのを待っていた。
高度順応を兼ねて2日間この村でお世話になることに。

※参加者が撮影した写真を使用

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(ヒマラヤ・ハチミツ採り トレッキング)


4月下旬、断崖にへばりつくヒマラヤのハチミツ採りを行います。
無数の薬草から集められた濃厚な成分が凝縮されたハチミツ。

直径1mを超えることも珍しくない、巨大な蜂の巣にはたくさんのハチミツができ、1つの巣からは20L近いハチミツが採れます。

雨露が当たらず、外敵から身を守るように、断崖絶壁に巣を作るヒマラヤミツバチからは年に2度の収穫ができます。
そのうち春に採れるハチミツは薬用成分が非常に高く、ネパール国内でも大変珍重されます。

サパナでは長年、ハチミツ採りを行う村に交渉を続け、やっと実現することに。
神々しいヒマラヤをバックに繰り広げられるハニーハンターの勇敢な姿を見ながら、本物ハチミツを味わいます!

ご興味ある方はメールにてご連絡ください。 info@sapanatrek.com まで。

※ 採取場所等により10名限定となります。

ヒマラヤガイド:浅原



ヒマラヤトレッキング・登山専門店 サパナ





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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 21:08│Comments(0)2017 ゴーキョピークトレッキング
 
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標高4400mにある美しき村 マッチェルモ
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