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Posted by naturum at

2017年03月30日

地震の復興の陰で・・・

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!

(2017 エベレスト・ゴーキョトレッキング 編)

2015年4月、5月に起きたネパール地震の被害を受けたエベレスト地域。
震源地から遠い距離にあったにもかかわらず、この地に暮らす山岳民族が作った家屋に大きな被害をもたらした。

しかし、テレビでも有名な野口健氏らの支援活動もあり、建物復旧は他の地域に比べ早く終わったと思う。
今年も訪れてみて、ハード的な部分である建物の損壊が残る場所はわずかで、トレッカーも安心して旅行できる場所になっている。


家から1週間も歩いてこの地で働くライ族の女の子。話を聞けば学校も行かず、家族のためにお金を稼いでいる。日本から持ってきた文房具や古着をプレゼントし、彼らの一族や同様な環境下の知人に配ってもらうように託した。

誰の目にも復興したように見えるこのエベレストエリアだが・・・・・
ソフトの面である人々のことはまだまだであった。

というのは、地震前はシェルパ族の経営しているロッジ等で働いている民族はライ族が中心だった。
地震後、職を探しに外国人ツーリストが多く入るこの地まで、他の民族の若者がやってきたのである。

元々縄張り意識はないが、仕事を奪われないよう奮起するライ族と仕事を見つけようと必死になる他の民族をこの目で確認できた。
昨年2度にわたるアンナプルナ方面のトレッキングでも同様なことを何度も見かけたのを思い出した。

ヒマラヤの厳しい環境下で、必死に生活をしている者同士。
彼らが昔と同じように平穏で暮らせるために、何ができないか?
旅行者として、この地に長く訪れる者として改めて考えたいと思う。



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(ヒマラヤ・ハチミツ採り トレッキング)


4月下旬、断崖にへばりつくヒマラヤのハチミツ採りを行います。
無数の薬草から集められた濃厚な成分が凝縮されたハチミツ。

直径1mを超えることも珍しくない、巨大な蜂の巣にはたくさんのハチミツができ、1つの巣からは20L近いハチミツが採れます。

雨露が当たらず、外敵から身を守るように、断崖絶壁に巣を作るヒマラヤミツバチからは年に2度の収穫ができます。
そのうち春に採れるハチミツは薬用成分が非常に高く、ネパール国内でも大変珍重されます。

サパナでは長年、ハチミツ採りを行う村に交渉を続け、やっと実現することに。
神々しいヒマラヤをバックに繰り広げられるハニーハンターの勇敢な姿を見ながら、本物ハチミツを味わいます!

ご興味ある方はメールにてご連絡ください。 info@sapanatrek.com まで。

※ 採取場所等により10名限定となります。

ヒマラヤガイド:浅原



ヒマラヤトレッキング・登山専門店 サパナ

  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 16:59Comments(0)2017 ゴーキョピークトレッキング

2017年03月30日

ヒマラヤを見ながら、カトマンズに到着

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!

(2017 エベレスト・ゴーキョトレッキング 編)

成都からのシートが内側だったため・・・


ブータンの山、チョモラリ?が見えた。

時々窓越しに見えるヒマラヤの絶景を見ながら、カトマンズに到着した。

すでに暑期にはいっているネパール。
じっとしているだけでも額から汗が噴き出してくる。



ヒマラヤがあるから寒い!と思われるが・・・・
ネパール自体、日本の沖縄とほぼ同じ緯度のため、暑いのだ。


迎えのスタッフの歓迎を受け、専用車に乗り込んで、ホテルへ。


マリーゴールドの首飾りでウェルカム!


旅行中に誕生日を迎えることになるゲスト・・・

ホテルに到着すると・・・
冷たいジュースでウェルカム。
何処へ行ってもウェルカムのネパールに、テンションもUP!


荷物を部屋において、興味深い街を見に、外に飛び出したい思うのだが・・・
明日から始まるトレッキングのために、ゆっくりとホテルで休むことに。

旅行への興奮が時差や旅の疲れを気付かせにくくしている。
まずはベットでしっかりと休むことが、トレッキングにおいて、重要なのである。


夕刻18時過ぎ、ホテルのレセプションに集まり、両替とショッピング。そして食事に出かけた。


両替が正しいか、一枚一枚数えて確認


疲れている体を元気にするため、胃袋にも負担をかけないよう、日本食レストランへ。
味付けにも応えてくれるので、ゲストの好みに合した食事ができる。




長々と2時間近い夕食のあと、ぶらりぶらりとホテルへ戻った。
明日は、エベレスト街道の起点であるルクラへ。

カトマンズに来て、もっと長く感じた夜を迎えた。


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(ヒマラヤ・ハチミツ採り トレッキング)


4月下旬、断崖にへばりつくヒマラヤのハチミツ採りを行います。
無数の薬草から集められた濃厚な成分が凝縮されたハチミツ。

直径1mを超えることも珍しくない、巨大な蜂の巣にはたくさんのハチミツができ、1つの巣からは20L近いハチミツが採れます。

雨露が当たらず、外敵から身を守るように、断崖絶壁に巣を作るヒマラヤミツバチからは年に2度の収穫ができます。
そのうち春に採れるハチミツは薬用成分が非常に高く、ネパール国内でも大変珍重されます。

サパナでは長年、ハチミツ採りを行う村に交渉を続け、やっと実現することに。
神々しいヒマラヤをバックに繰り広げられるハニーハンターの勇敢な姿を見ながら、本物ハチミツを味わいます!

ご興味ある方はメールにてご連絡ください。 info@sapanatrek.com まで。

※ 採取場所等により10名限定となります。

ヒマラヤガイド:浅原



ヒマラヤトレッキング・登山専門店 サパナ

  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 16:11Comments(0)2017 ゴーキョピークトレッキング

2017年03月30日

夏のヒマラヤを彩る可憐な妖精

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!


ヒマラヤがモーンスーン時期を迎える7月、何百種類の妖精が一斉にほほ笑む・・・

ヒマラヤの女王と呼ばれるブルーポピーがひっそりと岩陰で大きく花を咲かせ、朝露に濡れて登山者を一瞬に虜にしてしまう!


ご婦人登山者が憧れるフラワートレッキングの決定版!


天空の花園でほほ笑むブルーポピーに触れ、今まで体験したことのないような至福の時間を過ごすことができます!



ヒマラヤ山脈を中心にブルーポピーが数十種確認されていますが、その中でも最も標高の高い場所でほほ笑むのがこの種。
正式名称は、メコノプシス・ホリュドゥラです。
名前を憶えてくださいね。


花びらが非常に薄くて、まるでセロファンの様な感じ。朝露が花びらに付いたのが透けて見える、高山植物の女王の美しさ。
意外にも、葉っぱや茎には棘がびっしり。美しさのあまり思わず触れてしまうと、イタタタタ。
綺麗な花には棘がある・・・そんな妖精なんです。


この妖精の傍から離れたくなくなってしまいます!

このブルーポピーは薬草としても珍重されています。
チベット医学を学んだ者(メンツィカン)はこの妖精の葉や茎、根を摘み、山岳民族が服用する風邪薬を作ります。



自分のペースでゆっくりと歩いて・・・

数百種類の妖精にも出会えるトレッキング


妖精に『ごめんなさい』と呟きながら、天空の秘密の花園へ



前に進むにも、妖精の上を歩いていかなければ進むことができないんです!




その周りには別の妖精がほほ笑んでいました。


ゴマノハグサ科の仲間

夕方、雨音が小さくなり外に出てみると・・・



谷を吹き下ろす風によって、見る見るうちに雲が取れて・・・・
真新しい雪をたくさん被ったヒマラヤが現れました!





太陽の光を浴びながら刻々と色が変わるヒマラヤ。
いつしかヒマラヤの上空に月が輝きはじめ、ぼんやりと照らし始めると、幻想的な世界が広がり始めました。


翌朝、テントから顔を出してみると・・・
夜露に濡れてほほ笑む妖精とヒマラヤが見えていました。



朝食後、ヒマラヤに咲く幻の花ブルーポピーを探しに出発!


焦る気持ちを抑えて、ゆっくりと花園へ向かいます。



2色のブルーポピーがほほ笑んでくれていました!


小さい妖精の顔を覗き込んでみました!


妖精に出会うことができて、本当に最高の気分で~す




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2017年7月後半
幻の花ブルーポピーを見に行きます!

山肌を覆い尽くす数百種の可憐な妖精
ヒマラヤに囲まれた天空の花園へ   


訪れる場所には・・・
レッドポピー、ホワイトポピーもほほ笑んでいます! 
薬草採りが偶然見つけた秘密の天空花園で、至福の時間を過ごしませんか?


お花を1種ずつ
ゆっくりと楽しみたい女性にお勧め!

お問い合わせ:
info@sapanatrek.com
077-534-5469


ヒマラヤトレッキング・登山専門 サパナ


  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 10:27Comments(0)可憐な高山植物ツアー情報 お勧め情報