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2013年06月08日

比良の源流探検 トレッキング

朝からギラギラと太陽が照りつける中
比良山にトレッキングに出かけてきた。

本来なら曇天が広がる6月なのに・・・
梅雨はどこへ行ってしまったのだろうか?

8時45分、びわ湖バレイの山麓駅に集合
他のガイドと合流し、ロープウェーで山頂駅に
一気に1000mを上がると、心地よい風が吹き抜けていた。

今回は38名のゲストが、比良の源流探検トレッキングに
参加してくれた。

比良の源流探検 トレッキング
全員で準備体操。
気持ちはすぐに歩きたいが・・・我慢 我慢
怪我をしないよう、念入りに行った。

さて、38名のゲストを3班に分ける。

先頭の班は、健脚の人
2班は、植物に関心向きの人
3班は、気ままに山の魅力を楽しみたい人

私は3班を担当することに。

10時過ぎ、打見山を出発
琵琶湖を眼下に見下ろしながら笹平へ向かった。
タニウツギがピンク色の花をたくさんつけていて、
その向こうには霞みながらも三上山(近江富士)、
鈴鹿山系の山並みが続いていた。

笹平からはゲレンデ沿いに下り、山道に入っていく。
木々の葉は濃い緑にすっかり変わり、青い空が広がる中に
比良山系の最高峰、武奈ヶ岳もハッキリと見えた。

比良の源流探検 トレッキング

冷た~い。
清流の心地よい音が聞こえる。
警戒心がとても強いイワナの姿が・・・
私たちはこの流が始まる場所を求め、更に遡る。

比良の源流探検 トレッキング

木陰で休憩。
清流に沿って爽やかな風が抜けていく。
乾き始めた喉を潤し、マイナスイオンが
体全体を癒してくれる・・・・

この辺りには炭焼き跡が点在している。
かつて、このあたりのクヌギなどの木々を切り倒し
生活に必要な炭を作っていた。

ここで作られた炭は麓に下され京都へ運ばれていった。


いつしか清流の音は殆ど聞こえなくなり、かすかな水の流れだけに。
草が覆い茂った所をかき分けると・・・
大きな岩の下から綺麗な水が湧き出していた。

ここから清流が始まっていたのだ。


源流地点より更に続くトレイルを登り
1080mの森山岳を目指す。

比良の源流探検 トレッキング

11時45分 到着

比良の源流探検 トレッキング

先発のグループはすでにお昼休憩に入っていた。
見晴らしの良い場所まで移動し、
比良の山々を仰ぐ。

しばし、何処までも続く山並みを見ながらお昼休憩に。


~下山開始~

往路と同じ道を戻り・・・
イワナの姿を必死に探す。
警戒心が強いので、なかなか見られない。

ふと足元を見るとギンリョウソウが咲いていた。
ユウレイダケとも呼ばれ、真っ白な姿をしている。

比良の源流探検 トレッキング

一人ずつ接写撮影

13時30分、無事下山
クリンソウの群落の中に入ってもらい撮影

比良の源流探検 トレッキング

今回も安全に楽しくトレッキングできてよかった。
これもゲストのおかげである。
ゲストのみなさん、本当に有難うございます。














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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 17:54│Comments(2)近郊トレッキング
この記事へのコメント
たのしそうですね。
私も参加したかったのですが五月下旬マダニの被害に遭い断念しました。
その件で、お医者さまたちを慌てさせてしまいましたがおかげさまで発症せずまた山歩きを楽しんでいます。

また比良の山でお会いしたいです。よろしくお願いいたします。
Posted by ton at 2013年06月19日 01:25
TON さん
こんにちは。コメントありがとうございました。
マダニの被害にあわれたんですね。大変だったのですね。

ニュースでたびたび報道されるので、マダニからの感染に際して、十分注意してくださいね。

私もまたTONさんに会えるのを楽しみにして、頑張ります。
暫く海外出張が続きます。
帰国後に、ブログ等でその様子を紹介しますので、お暇な時にでも見てくださいね。
Posted by アサボウ at 2013年06月19日 08:27
 
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    コメント(2)