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ヒマラヤ専門ガイドの浅原です。

先日までゲストと一緒に歩いてきた
ブルーポピートレッキングの様子を紹介します。
ランタン渓谷最奥の村キャンジンゴンパを目指します！

～TREK 6～

今日も朝から小雨が降る中でのスタート
でも、足元に咲くお花達にとっては嬉しい雨

ランタン村の中に敷かれた石畳の道を歩いて行くと・・・
石積みの家が寄り添うように建てられた一角が。

今から数百年前にチベットからこの地に移り住んだ人たちが
作った集落。素敵な家とは言い難いが・・・
何世代にも渡り大切に使われてきた家ばかりが建てられています。

私自身、今から20年前にこの村に長期滞在し
ランタン村の農牧業の変化と題して卒業を論文を書きました。
当時泊まっていた家も今も残っており、とても思い出深い村です。



ランタン村の住居部分を過ぎると・・・50m程の丘を登ります！
この丘を登りきった所には仏塔（チョルテン）が建ち、
その後ろから数百メートルに渡って、
教紋が刻まれた石が垣根のように伸びています。



教紋を手で触ってみると・・・
色んな書体で刻まれている事に気づきます。
中には仏像や曼荼羅が彫られた石も見つかり、
この地の人々の信仰の強さを感じることができます。



お花達も様変わりし始め、
カメラのシャッターを切るのに忙しい。
撮影した後、急いで歩こうとすると息が切れ、
高山病になり易くなってしまう為、先ずは深呼吸・・・
それからゆっくりと自分のペースを守りながら歩きました。





ランタン川に最も近づく所には・・・
イエローポピーが咲き
また、ほのかにバニラの匂いを漂わせるサクラソウの花が
大群落を作っていました。


その中に入って何度も写真を撮り、思い思いに楽しい時間を。


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