2013年07月25日
4200mのピークに登頂!
ヒマラヤ専門ガイドの浅原です。
キャンジンゴンパの目の前にそびえる丘(標高4200m)に登って、
まだ出会っていないお花に愛に行きました。
~TREK 8~


ネパールでは5000m以下の山は・・・丘と呼ぶんです。
ちょっと言いすぎというかもしれませんが、
6000m以上でやっとピークと呼ばれ、それより大きなものを「山」と呼ぶんです。
名前が付いていない5000m以下の丘も沢山あります。

◆ ゴマノハグサ科の仲間

◆ ムラサキ科の仲間

◆ ゴマノハグサ科の仲間
さて、キャンジンゴンパ村からこの丘のピークまで、2時間かかるんです。
この程度の時間で登れるなら・・・やっぱり丘なんです。
このピークの至る所に家畜である「ヤク」が
のんびりと草を食んでいるんです。
6月頃からランタン村で飼育されていたヤクをキャンジンゴンパより上部で、放牧させます。7月~8月にかけて標高5000mの高さでもみられます。
真っ黒、茶毛、まだらな毛をしたいろんなヤク
放牧しているのに誰も面倒をみず放ったらかし。
ヤクが本当にいなくならないのが不思議なくらいです。
地元の人はこの丘をキャンジン・リと呼び、
頂上にはのぼり旗をたて、崇拝しています。
チベット教を信仰する彼らは、頂や峠に旗を飾り、吹き抜ける風に災いを飛ばさせ民の繁栄を願います。


頂上へ続く道には約30~40種の高山植物が咲きます。
特に、頂上付近には珍しいお花が数種みられます。
幾つもの岩が重なり合ってゴツゴツした頂上からは、ランタンリルンの容姿がハッキリ見えるのですが、私達が登った時は雲の中。真っ白で、雪崩が起きた轟く音が谷に共鳴していました。

◆ ユリ科の仲間

◆ キンポウゲ科の仲間
往復4時間半の散策は適度の高度順応に。
キャンジンゴンパに戻り、午後からゆっくりと休息
時より降る雨を見ながら、明日は天気になるように・・・何度も願いました。
続きを読む ・・・ こちら
高山植物の写真集・・・ こちら
◆◆◆ お知らせ:◆◆◆
世界でも最も美しい谷 ランタン渓谷を歩き始めて20年
この地で見られる可憐な高山植物を、一つ一つ丁寧に撮影し
DVD映像としてまとめることができました。
4000m以上での高山植物を撮影中する時
カメラマンは呼吸を止めて、お花に焦点を合わせ・・・
過度の高山病にかかることもしばしば。
常に酸素ボンベを携帯しながら撮影に挑んできました。
貴重な花々の詳細な様子がひと目でわかる
お花図鑑、あなたのコレクションとしていかがでしょうか?
詳細は画像を クリックして下さい。

トレッキングの感想・・・ こちら
初心者やご婦人、70歳を超える方々が
安心してヒマラヤを歩けるツアーを行っています。 サパナ
ブルーポピーに触れることができるトレッキングツアー こちら
キャンジンゴンパの目の前にそびえる丘(標高4200m)に登って、
まだ出会っていないお花に愛に行きました。
~TREK 8~


ネパールでは5000m以下の山は・・・丘と呼ぶんです。
ちょっと言いすぎというかもしれませんが、
6000m以上でやっとピークと呼ばれ、それより大きなものを「山」と呼ぶんです。
名前が付いていない5000m以下の丘も沢山あります。

◆ ゴマノハグサ科の仲間

◆ ムラサキ科の仲間

◆ ゴマノハグサ科の仲間
さて、キャンジンゴンパ村からこの丘のピークまで、2時間かかるんです。
この程度の時間で登れるなら・・・やっぱり丘なんです。
このピークの至る所に家畜である「ヤク」が
のんびりと草を食んでいるんです。
6月頃からランタン村で飼育されていたヤクをキャンジンゴンパより上部で、放牧させます。7月~8月にかけて標高5000mの高さでもみられます。
真っ黒、茶毛、まだらな毛をしたいろんなヤク
放牧しているのに誰も面倒をみず放ったらかし。
ヤクが本当にいなくならないのが不思議なくらいです。
地元の人はこの丘をキャンジン・リと呼び、
頂上にはのぼり旗をたて、崇拝しています。
チベット教を信仰する彼らは、頂や峠に旗を飾り、吹き抜ける風に災いを飛ばさせ民の繁栄を願います。


頂上へ続く道には約30~40種の高山植物が咲きます。
特に、頂上付近には珍しいお花が数種みられます。
幾つもの岩が重なり合ってゴツゴツした頂上からは、ランタンリルンの容姿がハッキリ見えるのですが、私達が登った時は雲の中。真っ白で、雪崩が起きた轟く音が谷に共鳴していました。

◆ ユリ科の仲間

◆ キンポウゲ科の仲間
往復4時間半の散策は適度の高度順応に。
キャンジンゴンパに戻り、午後からゆっくりと休息
時より降る雨を見ながら、明日は天気になるように・・・何度も願いました。
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高山植物の写真集・・・ こちら
◆◆◆ お知らせ:◆◆◆
世界でも最も美しい谷 ランタン渓谷を歩き始めて20年
この地で見られる可憐な高山植物を、一つ一つ丁寧に撮影し
DVD映像としてまとめることができました。
4000m以上での高山植物を撮影中する時
カメラマンは呼吸を止めて、お花に焦点を合わせ・・・
過度の高山病にかかることもしばしば。
常に酸素ボンベを携帯しながら撮影に挑んできました。
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ブルーポピーに触れることができるトレッキングツアー こちら
Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 11:39│Comments(0)
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