2015年05月28日
ランタントレッキング カンジン村の様子
ヒマラヤガイドの浅原です。
配給の任務を終え、スタッフとともにランタン谷にかかる吊り橋へ。
ここには警察が駐在し、外国人登山者のチェックを行っている。
しかし、

地震で警察の建物が大きく損壊してしまい、外国人のチェックどころでない。
とりあえず、私達は彼らにここに来たことを伝え、この流域に入ることにした。

対岸に見えているチベットキャンプ地は皆壊れてしまい、言葉が出なかった。
チベットから流れてくる川を渡り、ワンゲンの村へ。
たわわに実った小麦畑の中に道が続いている。
段々畑の中にカマボコ状のテント
うっすらと煙が上がっていたので、声をかけてみた。

年配の女性が笑顔で出てきてくれ、おじゃますることにした。
冷たい水を出してくれ、私達に食事を振る舞ってくれた。

そして、彼女から地震の時のことを話し始めた。
彼女曰く、
畑仕事をしていたとのこと。
地面がゆっくりと揺れ始め、立ち続けることができずひっくり返ってしまった。
草にしがみつき、揺れがおさまるのを待った。
目の前の斜面から轟音とともに砂煙を上げて土砂が。
生まれて初めての体験だったこと。
失礼する際、彼女が暮らすテントにも食料が運ばれてくることを伝え、31軒の家があるカンジン村へ向かった。

お寺を囲むようにして住居が連なり、チベット系タマン族が暮らし、作物がよく育つことで有名な豊かな村。


伝統的な家が多く、少ないがロッジもある。どちらも被害が大きかった。
一見大丈夫そうに見えて近づいてみると、窓枠のところに大きく割れ目が。
横揺れで壁がずれてしまったのだろう。
ここの村の人はすべて避難し、村の上にある段々畑やスルカ村へ避難していた。
幸い、怪我をした人もいなく、無事との事だった。
ヒマラヤトレッキングにおいて、地震の影響を心配されている方が多い中、
問題なくトレッキングできる地域など、情報が集まってきております。
情報を求めたい方は、こちらまでご連絡ださい。 akioasahara@hotmail.com
配給の任務を終え、スタッフとともにランタン谷にかかる吊り橋へ。
ここには警察が駐在し、外国人登山者のチェックを行っている。
しかし、
地震で警察の建物が大きく損壊してしまい、外国人のチェックどころでない。
とりあえず、私達は彼らにここに来たことを伝え、この流域に入ることにした。
対岸に見えているチベットキャンプ地は皆壊れてしまい、言葉が出なかった。
チベットから流れてくる川を渡り、ワンゲンの村へ。
たわわに実った小麦畑の中に道が続いている。
段々畑の中にカマボコ状のテント
うっすらと煙が上がっていたので、声をかけてみた。
年配の女性が笑顔で出てきてくれ、おじゃますることにした。
冷たい水を出してくれ、私達に食事を振る舞ってくれた。
そして、彼女から地震の時のことを話し始めた。
彼女曰く、
畑仕事をしていたとのこと。
地面がゆっくりと揺れ始め、立ち続けることができずひっくり返ってしまった。
草にしがみつき、揺れがおさまるのを待った。
目の前の斜面から轟音とともに砂煙を上げて土砂が。
生まれて初めての体験だったこと。
失礼する際、彼女が暮らすテントにも食料が運ばれてくることを伝え、31軒の家があるカンジン村へ向かった。
お寺を囲むようにして住居が連なり、チベット系タマン族が暮らし、作物がよく育つことで有名な豊かな村。
伝統的な家が多く、少ないがロッジもある。どちらも被害が大きかった。
一見大丈夫そうに見えて近づいてみると、窓枠のところに大きく割れ目が。
横揺れで壁がずれてしまったのだろう。
ここの村の人はすべて避難し、村の上にある段々畑やスルカ村へ避難していた。
幸い、怪我をした人もいなく、無事との事だった。
ヒマラヤトレッキングにおいて、地震の影響を心配されている方が多い中、
問題なくトレッキングできる地域など、情報が集まってきております。
情報を求めたい方は、こちらまでご連絡ださい。 akioasahara@hotmail.com
Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 00:31│Comments(0)
│ネパール大地震