2015年12月09日
ヒマラヤ取材の裏側・・・
ヒマラヤガイドの浅原です。
ネパール大地震で心に大きな傷を負った子供たちのテレビ取材ということで・・・
震源地であるゴルカ郡バルパック村(標高2000m)を訪れ、いろんなハプニングを体験してきました。そして帰国から数日が経ち、やっと普段の日本の生活の感覚に戻ったところです。

政府役人の方々と一緒に
今回のテレビ取材では地元バルパック村だけでなく、ゴルカ郡、そしてネパール政府の役人の方々の協力、支援を得ることで、燃料不足で困窮している中でもスムーズに取材を行うことができました。
本日夕方、カメラマンから預かってきた取材に使ったカメラと撮影テープ、静止画像を映像制作会社に届けてきました。
徹夜で編集を行うそうで、特番で放映されとのことです。
また編集にあたりネパール語で話されている部分の翻訳や映像では説明ができない部分の情報などを伝えるために、後日映像編集に協力することにもなりました。
撮影裏の様子をカメラマンがデジカメで撮影していましたので、何回かにわけてご紹介していきます。

いろんな方々からいただいた激励のメッセージについて説明中
地震で多くの子供たちが目の前で両親、祖父母、兄弟姉妹を亡くし、8か月が経とうとしています。
世界から多くの支援を得ているにも関わらず、政府自体もどのように対処していいかわからず、支援経験豊かなNGOなどが積極的に被災地に入り懸命な支援を行ってきました。
地震直後から私も中国国境付近の被災地に入り、山岳民族の救助および太陽光発電式ライトを配ってきました。(現在も配布中)
食料や衣料品、医薬品などの支援も継続的に行われ、多くの被災者に届いてきました。
しかし生活弱者である子供に目を向けてみると・・・
心に傷を負ってしまった子供に対してのケアがまったく行われていない状況。
この様子を目の当たりにし、何とかしてあげなければと友人に相談しました。
企画を練り、地元テレビ局の賛同を得ることができ、また滋賀県知事、大津市長、東近江市長、東近江大凧会館、並びに諸団体、個人の方々のご協力等を得て、「子供たちの心の復興」という企画に繋がりました。

滋賀県知事からの激励メッセージを渡す

大津市長からのビデオメッセージを見てもらう

お役人さんにとってはビデオメッセージは初めての体験らしく、映像を見ながら英語で話されるメッセージに対して頷いたり、返答をしたりとカメラマンと一緒にクスクス笑ってしまいました。

取り直しすること10回
カメラを気にすればするほど、滑舌が悪くなり・・・・
お役人さんが『メッセージの撮影を取り直ししてほしい!』と何度も言うので、取り直ししました。

日本の味を・・・ようかんをプレゼント
こんな味は知らないだろう?と思い、日本からようかんを持っていきました。
豆を多く食するネパールなら・・・すぐに気づくかと思ったんですが、こちらから答えを言うまでは全く気づきませんでした。
美味しい美味しいと言いながら半分を自宅に持ち帰って食べるとのことでした。

滋賀県に伝わる凧をプレゼント
ネパールの子供たちが喜ぶのは何か?と考えていたとき、ネパールでも凧を上げる文化があるので、滋賀県東部に伝わる凧をネパールに持ってきました。
ネパールの凧と異なる形に、ぜひ一緒に上げよう!と言ってくれたのが印象的でした。
・・・・お知らせ・・・・
サパナが毎月1日に配信している「アリカティ通信」についてお知らせいたします。
ただいま、ネパールテレビ取材に出かけていたため、配信することができません。
楽しみにしている方、ごめんなさい。
次回は来年2016年1月号となります。
ヒマラヤトレッキング・登山専門店 サパナ
ネパール大地震で心に大きな傷を負った子供たちのテレビ取材ということで・・・
震源地であるゴルカ郡バルパック村(標高2000m)を訪れ、いろんなハプニングを体験してきました。そして帰国から数日が経ち、やっと普段の日本の生活の感覚に戻ったところです。
政府役人の方々と一緒に
今回のテレビ取材では地元バルパック村だけでなく、ゴルカ郡、そしてネパール政府の役人の方々の協力、支援を得ることで、燃料不足で困窮している中でもスムーズに取材を行うことができました。
本日夕方、カメラマンから預かってきた取材に使ったカメラと撮影テープ、静止画像を映像制作会社に届けてきました。
徹夜で編集を行うそうで、特番で放映されとのことです。
また編集にあたりネパール語で話されている部分の翻訳や映像では説明ができない部分の情報などを伝えるために、後日映像編集に協力することにもなりました。
撮影裏の様子をカメラマンがデジカメで撮影していましたので、何回かにわけてご紹介していきます。
いろんな方々からいただいた激励のメッセージについて説明中
地震で多くの子供たちが目の前で両親、祖父母、兄弟姉妹を亡くし、8か月が経とうとしています。
世界から多くの支援を得ているにも関わらず、政府自体もどのように対処していいかわからず、支援経験豊かなNGOなどが積極的に被災地に入り懸命な支援を行ってきました。
地震直後から私も中国国境付近の被災地に入り、山岳民族の救助および太陽光発電式ライトを配ってきました。(現在も配布中)
食料や衣料品、医薬品などの支援も継続的に行われ、多くの被災者に届いてきました。
しかし生活弱者である子供に目を向けてみると・・・
心に傷を負ってしまった子供に対してのケアがまったく行われていない状況。
この様子を目の当たりにし、何とかしてあげなければと友人に相談しました。
企画を練り、地元テレビ局の賛同を得ることができ、また滋賀県知事、大津市長、東近江市長、東近江大凧会館、並びに諸団体、個人の方々のご協力等を得て、「子供たちの心の復興」という企画に繋がりました。
滋賀県知事からの激励メッセージを渡す
大津市長からのビデオメッセージを見てもらう
お役人さんにとってはビデオメッセージは初めての体験らしく、映像を見ながら英語で話されるメッセージに対して頷いたり、返答をしたりとカメラマンと一緒にクスクス笑ってしまいました。
取り直しすること10回
カメラを気にすればするほど、滑舌が悪くなり・・・・
お役人さんが『メッセージの撮影を取り直ししてほしい!』と何度も言うので、取り直ししました。
日本の味を・・・ようかんをプレゼント
こんな味は知らないだろう?と思い、日本からようかんを持っていきました。
豆を多く食するネパールなら・・・すぐに気づくかと思ったんですが、こちらから答えを言うまでは全く気づきませんでした。
美味しい美味しいと言いながら半分を自宅に持ち帰って食べるとのことでした。
滋賀県に伝わる凧をプレゼント
ネパールの子供たちが喜ぶのは何か?と考えていたとき、ネパールでも凧を上げる文化があるので、滋賀県東部に伝わる凧をネパールに持ってきました。
ネパールの凧と異なる形に、ぜひ一緒に上げよう!と言ってくれたのが印象的でした。
・・・・お知らせ・・・・
サパナが毎月1日に配信している「アリカティ通信」についてお知らせいたします。
ただいま、ネパールテレビ取材に出かけていたため、配信することができません。
楽しみにしている方、ごめんなさい。
次回は来年2016年1月号となります。
ヒマラヤトレッキング・登山専門店 サパナ