2014年09月05日
4200mの頂から仰ぐヒマラヤの峰々
ヒマラヤガイドの浅原です。
昨晩から降り続いていた雨も上がり・・・
気持ち良い朝を迎えた。
高度順応を兼ねたトレッキングに、ネパール人スタッフも付けて出発。
目的地はキャンジンゴンパ村の目の前に聳える丘、キャンジンリ。
標高4200mの綺麗な丘である。頂上にはチベット教の旗があり、微かになびいているのが見えた。

水筒、雨具そしてカメラを持ち、草を食むヤクの間を抜け、丘にとりついた。

※ シソ科 ナギナガコウジュ属
ヒマラヤから吹き下す爽やかな風に乗ってミントの香りが・・・
キャンジンリには放牧しているヤクが作った無数の道がついている。
どの道も幅が広くて、傾斜もゆるいので登り易い。
斜面にはキキョウ科やユリ科、サクラソウ科、ケマンソウ科、タデ科・・・
いろんなお花が咲き、登るしんどさを忘れさせてくれる。

雲が切れ始め、青空が広がって、太陽が出てくると・・・
急に暑さを感じる。
30分ほど登ると、キャンジンゴンパの全貌が良く見えた。
ロッジを数えると30軒を超えている。
私がここに初めて来たときは11軒しかなかったので、すごい増え方だ。
もうじきはじまるお祭り(トゥッパチェジュ)に合わせて、ランタン村の人が作るオレンジ色のシートを張った簡易なテントも見えた。

1時間登ると・・・平坦な場所に。標高4000mである。
放し飼いにされている2頭の馬が気持ちよさそうに草を食んでいた。
私たちも馬にならって大休止。
青空の中に広がるランタン谷の風景を楽しんだ。

ランタン渓谷の上流部に聳えるヒマラヤが見えてきた。
この調子なら・・・・
頂上に着くころに全容が見えそうだ。

※ ウメバチソウが顔を出してくれた。
2時間ちょっとで、4200mの頂上に到着!
チベット教の旗の間からキャンジンゴンパを見下ろし、足元には下界では見ることが出来なかったお花がたくさん咲いていた。

※ 1年に一度、旗は取り換えられる。


体力にまだ自信があるゲストは・・・
ネパール人スタッフに引率され、更に1時間歩いた先にあるピークを目指した。
この丘は標高4400mで、草地の道を上り詰めるだけで行くことができる。
私と一緒に残ったゲストは・・・
高度順応をより効果的にするために、11時過ぎまでゆっくりと滞在し、キャンジンゴンパへ下った。
ロッジに着くと同時に、温かいグレープジュースを頂き、コック長が作ってくれた天麩羅うどんの昼食となった。

※ ランタンリルン氷河
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2014年 ランタン渓谷で撮影した可憐な花々図鑑
上記のアドレスにアクセスしてみてください!
まだ、花名などについては順次追記していきたいと思います。
ヒマラヤトレッキング サパナ
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山歩きをされる方・お花好きの方へのプレゼントとして・・・
ヒマラヤに咲く可憐な高山植物を100種以上収録したDVD お勧めします!
詳しくは こちらへ

昨晩から降り続いていた雨も上がり・・・
気持ち良い朝を迎えた。
高度順応を兼ねたトレッキングに、ネパール人スタッフも付けて出発。
目的地はキャンジンゴンパ村の目の前に聳える丘、キャンジンリ。
標高4200mの綺麗な丘である。頂上にはチベット教の旗があり、微かになびいているのが見えた。

水筒、雨具そしてカメラを持ち、草を食むヤクの間を抜け、丘にとりついた。

※ シソ科 ナギナガコウジュ属
ヒマラヤから吹き下す爽やかな風に乗ってミントの香りが・・・
キャンジンリには放牧しているヤクが作った無数の道がついている。
どの道も幅が広くて、傾斜もゆるいので登り易い。
斜面にはキキョウ科やユリ科、サクラソウ科、ケマンソウ科、タデ科・・・
いろんなお花が咲き、登るしんどさを忘れさせてくれる。

雲が切れ始め、青空が広がって、太陽が出てくると・・・
急に暑さを感じる。
30分ほど登ると、キャンジンゴンパの全貌が良く見えた。
ロッジを数えると30軒を超えている。
私がここに初めて来たときは11軒しかなかったので、すごい増え方だ。
もうじきはじまるお祭り(トゥッパチェジュ)に合わせて、ランタン村の人が作るオレンジ色のシートを張った簡易なテントも見えた。

1時間登ると・・・平坦な場所に。標高4000mである。
放し飼いにされている2頭の馬が気持ちよさそうに草を食んでいた。
私たちも馬にならって大休止。
青空の中に広がるランタン谷の風景を楽しんだ。

ランタン渓谷の上流部に聳えるヒマラヤが見えてきた。
この調子なら・・・・
頂上に着くころに全容が見えそうだ。

※ ウメバチソウが顔を出してくれた。
2時間ちょっとで、4200mの頂上に到着!
チベット教の旗の間からキャンジンゴンパを見下ろし、足元には下界では見ることが出来なかったお花がたくさん咲いていた。

※ 1年に一度、旗は取り換えられる。


体力にまだ自信があるゲストは・・・
ネパール人スタッフに引率され、更に1時間歩いた先にあるピークを目指した。
この丘は標高4400mで、草地の道を上り詰めるだけで行くことができる。
私と一緒に残ったゲストは・・・
高度順応をより効果的にするために、11時過ぎまでゆっくりと滞在し、キャンジンゴンパへ下った。
ロッジに着くと同時に、温かいグレープジュースを頂き、コック長が作ってくれた天麩羅うどんの昼食となった。

※ ランタンリルン氷河
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まだ、花名などについては順次追記していきたいと思います。
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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 14:52│Comments(0)
│2014 ランタントレッキング