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2014年11月23日

ヒマラヤを仰ぎながらルクラ空港へ

ヒマラヤガイドの浅原です。

朝5時、けたたましく鳴り響くモーニングコールで目が覚め・・・
急いでトレッキングの服装に着替えて1Fのレセプションへ

ホテルのポーターにお願いをして、トレッキングに使う大きな荷物とホテルに預けるスーツケースをを運んでもらう。
ホテルのレストランで用意してくれた朝食を受け取り、水筒に熱い紅茶を注いで、スタッフの到着を待つ。

5:30過ぎ、スタッフが専用車に乗ってやってきた。
トレッキングの荷物は総重量で300kg、車の荷台に整頓して詰め込み、空港へ向かった。

外はまだ真っ暗であるが人々の往来やバスなどが走り、既に街は動き始めていた。

ヒマラヤを仰ぎながらルクラ空港へ
◆空港が霧で覆われ離陸が遅れる

ネパールの国内線は有視界飛行である。
カトマンズ空港では目視距離が1500m以上にならないと、管制塔より飛行機の発着が許可されないのだ。

東の空が明るくなるにつれ、霧が少しずつ取れ始め・・・
1時間遅れでルクラに飛ぶこととなった。

ヒマラヤを仰ぎながらルクラ空港へ
◆座席が決まっていないので、早い者順でシートをゲット!

ヒマラヤを仰ぎながらルクラ空港へ
◆ヒマラヤが一望できる左側の窓から席が埋まる。

ヒマラヤを仰ぎながらルクラ空港へ
◆ガウリシャンカール峰(ロールワリン・ヒマラヤ)

約30分のフライトであった。
標高4000m前後の高度を飛ぶのだが、気温の上昇に伴い上昇気流が起きて、機体が揺れることがある。
しかし、私たちが乗った便は全く揺れることなく、滑るようにしてルクラ空港へ着陸した。

ヒマラヤを仰ぎながらルクラ空港へ
◆気温マイナス2度のルクラ空港

ヒマラヤの西斜面に広がるルクラ空港は、太陽の陽射しが10時頃まで届かないため、非常に寒く感じられ、ダウンジャケットを取り出して着込んだ。私たちの到着を待ち構えていたスタッフと合流し、彼らに荷物の受け取りを託して、手ぶらで常宿にしているロッジへ。

私たちを乗せてきた飛行機は、すぐに滑走の状態に入り、轟音を立てて離陸して飛び立っていった。

ロッジで待っていると・・・
ポーターによって機内預けした荷物がすべて届けられ、ストックなどを取り出して、今すぐにでも歩き出せる状態に。
また、ロッジの隣のお店には、ネパール人と結婚した日本人女性が雑貨店を開いていた。


日本食コックとキッチンボーイ、そして4頭のゾッキョ、そしてゾッキョドライバーと一緒にエベレストの見える丘、ゴーキョピークを目指すことに。
全ての準備が整うまで、ゆっくりと出発をまった。
頭上にはコンデリ(5800m)が頂上に真っ白に輝く氷河を抱いて、私たちがやってきたのを歓迎しているように思えた。



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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 19:34│Comments(0)2014 ゴーキョトレッキング
 
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