2015年03月09日
いざカトマンズへ!
ヒマラヤ専門ガイドの浅原です。
太陽の暖かい陽射しが入り込み、部屋の中の気温が急上昇。
これから急いで下山し、行けるところまで下る。
ロッジの女将さんに簡単にできる朝食を頼み・・・
その間に、寝袋を押し込みパッキング。
ダイニングに運ばれてきたのが、チベタンブレッドと呼ばれる揚げたパンだった。
他の登山者が注文したものを先に運んでくれたようだ。
はちみつをたっぷり。ミルクティーと一緒に胃の中に流し込む。

短期間だったが、お世話になったキャンジンゴンパに別れを告げ、荷物をすべてスタッフに預けて枯草道が続く中、ランタン村をめがけて歩き出した。
すでに雲が湧きだし、ヒマラヤの頂きに引っかかるようにして雲が溜まっていく。
できることなら、今日中にチベット国境への玄関口であるシャブルベンシの村に着きたい。
そして明日の車でカトマンズへに戻り・・・
ここで頂く食事に辛さを感じ始めたため、カトマンズが恋しくなる。
下り始めると・・・
春の妖精たちがいっぱいほほ笑えみかけてきた。

ネパールの国花であるシャクナゲ。ランタンでは赤だけなく、白や黄色の種も見られる。

枯草の中からにょきにょきと顔を出す、サクラソウ。
この花が出てくると春本番である。

アヤメも負けじと顔を出す。ランタンでは春咲きの種と夏咲きの種がある。

現地ではロクタと呼ばれ、ネパール紙の原料として使われている。

ロクタの周辺は甘い香りが漂うので、足元が何故か止まってしまう。
この香りを胸いっぱいに吸い込むと、元気が湧いてくる

冬の間、標高の低い放牧地に移動していたヤク(高地牛)がこの高度まで戻っていた。
後1か月もすれば4000m以上の放牧地に移され、更に青々した牧草を求めて高い場所へいく

背丈が4㎝程のスミレもたくさん足元を飾っていた

雲がずんずんと溜まり、ヒマラヤを覆い隠す勢い
午後からは天気が心配だ

ネパール人は食用にしない蕨
登山道の両側にはたくさん生えている。スタッフにも協力してもらい2人で蕨採り

ラマホテルに着くと、先ほどとった蕨が出てきた。
持参している醤油をつけていただく。
ちょうど良い堅さと灰汁が抜けておいしい。ダルバートと蕨のコラボは正解。
蕨を食べる私を横で不思議そうに見る山岳民族の人たちが面白い。
ファーストフード並の速さで昼食を食べ、シャブルベンシまで下山することに。
夕方4時過ぎ、くたくたになって到着
ムンムンする熱気で空は黒い雲が立ち込め、夕立がありそう・・・
村人によって川べりに作られた天然温泉に向かった。
すでに先客で賑わっている中、自然の恵みを分けてもらおうと入っていくと・・・
人懐っこい人たちに囲まれ、ついつい長湯に。
疲れ切った体には最高なプレゼントになったようだ。
湯船まで冷たい飲み物を運んでくれるサービスに大満足。
部屋に戻りベットに横になると、明日の夕方にはカトマンズに着ける幸せで、そのまま眠り込んでしまった。
続きは・・・こちら 前の話は・・・こちら
◆ 初夏にお勧めしたいトレッキングは こちら!
ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・
『世界最高峰のヒマラヤを手に届く山に出来るよう』 歩かれる方の思いをひとつ一つ形にしていくトレッキング・登山を行っています。
太陽の暖かい陽射しが入り込み、部屋の中の気温が急上昇。
これから急いで下山し、行けるところまで下る。
ロッジの女将さんに簡単にできる朝食を頼み・・・
その間に、寝袋を押し込みパッキング。
ダイニングに運ばれてきたのが、チベタンブレッドと呼ばれる揚げたパンだった。
他の登山者が注文したものを先に運んでくれたようだ。
はちみつをたっぷり。ミルクティーと一緒に胃の中に流し込む。

短期間だったが、お世話になったキャンジンゴンパに別れを告げ、荷物をすべてスタッフに預けて枯草道が続く中、ランタン村をめがけて歩き出した。
すでに雲が湧きだし、ヒマラヤの頂きに引っかかるようにして雲が溜まっていく。
できることなら、今日中にチベット国境への玄関口であるシャブルベンシの村に着きたい。
そして明日の車でカトマンズへに戻り・・・
ここで頂く食事に辛さを感じ始めたため、カトマンズが恋しくなる。
下り始めると・・・
春の妖精たちがいっぱいほほ笑えみかけてきた。

ネパールの国花であるシャクナゲ。ランタンでは赤だけなく、白や黄色の種も見られる。

枯草の中からにょきにょきと顔を出す、サクラソウ。
この花が出てくると春本番である。

アヤメも負けじと顔を出す。ランタンでは春咲きの種と夏咲きの種がある。

現地ではロクタと呼ばれ、ネパール紙の原料として使われている。

ロクタの周辺は甘い香りが漂うので、足元が何故か止まってしまう。
この香りを胸いっぱいに吸い込むと、元気が湧いてくる

冬の間、標高の低い放牧地に移動していたヤク(高地牛)がこの高度まで戻っていた。
後1か月もすれば4000m以上の放牧地に移され、更に青々した牧草を求めて高い場所へいく

背丈が4㎝程のスミレもたくさん足元を飾っていた

雲がずんずんと溜まり、ヒマラヤを覆い隠す勢い
午後からは天気が心配だ

ネパール人は食用にしない蕨
登山道の両側にはたくさん生えている。スタッフにも協力してもらい2人で蕨採り

ラマホテルに着くと、先ほどとった蕨が出てきた。
持参している醤油をつけていただく。
ちょうど良い堅さと灰汁が抜けておいしい。ダルバートと蕨のコラボは正解。
蕨を食べる私を横で不思議そうに見る山岳民族の人たちが面白い。
ファーストフード並の速さで昼食を食べ、シャブルベンシまで下山することに。
夕方4時過ぎ、くたくたになって到着
ムンムンする熱気で空は黒い雲が立ち込め、夕立がありそう・・・
村人によって川べりに作られた天然温泉に向かった。
すでに先客で賑わっている中、自然の恵みを分けてもらおうと入っていくと・・・
人懐っこい人たちに囲まれ、ついつい長湯に。
疲れ切った体には最高なプレゼントになったようだ。
湯船まで冷たい飲み物を運んでくれるサービスに大満足。
部屋に戻りベットに横になると、明日の夕方にはカトマンズに着ける幸せで、そのまま眠り込んでしまった。
続きは・・・こちら 前の話は・・・こちら
◆ 初夏にお勧めしたいトレッキングは こちら!
ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・
『世界最高峰のヒマラヤを手に届く山に出来るよう』 歩かれる方の思いをひとつ一つ形にしていくトレッキング・登山を行っています。
Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 16:07│Comments(0)
│2014 ガンジャラトレッキング