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2015年03月10日

手ぶらで駆け抜けたヒマラヤトレッキング

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です。


重たいザックをスタッフに任せ、空身で歩いたヒマラヤより戻ってきた。
ホテルのバスタブに溢れんばかりのお湯を張り、肩までしっかりと浸かって疲れをとる。
天井を見ながら慌ただしく駆け抜けたヒマラヤをゆっくりと思い出す。

目的だった心配ごとが解消でき、自信もって秋のツアーを案内できる嬉しさでいっぱいだ。

ゲストが送ってくれた一通の手紙によって、いつもと違った視点でこの地を歩き、いろいろな体験をさせてもらうことができたことに感謝。
春のランタン谷に咲く可憐な妖精にも出会え、愛用のカメラでたくさん収めた。

今回は毎食ロッジで食事をとった。
ロッジの女将さんが作ってくれる愛情こもった味には最後まで慣れることができなかったが・・・
懐かしい味を思い出し、学生時代にここで卒業論文を書き上げた時のことも頭の中にたくさん浮かんだ。
当時も日本食が恋しくなって、毎月一回ビザの延長を兼ねてカトマンズに戻ったものだ。

手ぶらで駆け抜けたヒマラヤトレッキング

手ぶらで駆け抜けたヒマラヤトレッキング

ヒマラヤの中を健康的に歩くための原動力となる食事は、時として気分転換も図れる。
スタッフと一緒に採った蕨を茹でて、醤油に絡めて頂いた時はほっとした。
体に染みついている食習慣の違い、身をもってその大きさを感じた。


毎日コックの家に通い、作ってくれる食事に感激。

いろんなお皿がテーブルに並び、綺麗に盛り付けされ、繊細な味付けで食欲が湧いてくる。
また、体調に合わせてすぐに食事内容を変えて作ってくれる心遣い・・・
どれもうれしい限りである。
彼が作る食事、ガンジャラトレッキングで食べるのが楽しみだ。

手ぶらで駆け抜けたヒマラヤトレッキング

帰国までの数日、市内をいろいろと回ってみた。
スタッフが通う日本語学校にも足を運び、先生に短期間で日本語を上達できるようお願いをした。
宿題が増えて困惑する様子が面白かった。

手ぶらで駆け抜けたヒマラヤトレッキング

日中は30度近くまで気温が上がり、日陰にいても汗ばむ陽気。
ライチなどの熱帯性の果物が店先に並びはじめ、ここに来た時より季節が大きく変わりはじめている。

バレーボール位の大きさに育ったスイカをスタッフにプレゼント。
唐辛子をすりつぶしたものをたっぷりと塗り、ガブリ・・・
なんでも唐辛子をつけて頂くネパールの食文化が面白い。

手ぶらで駆け抜けたヒマラヤトレッキング

カトマンズを発つ日、知人のネパール人のおかげで、ラウンジを利用させてもらった。
市内の喧騒とはほど遠く、なぜか居心地が悪い。外にでて混雑する出発ロビーでフライトを待った。

手ぶらで駆け抜けたヒマラヤトレッキング

離陸して間もなくすると・・・進路はヒマラヤめがけて飛び、神々しい峰々が眼下に広がってきた。



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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 10:28│Comments(0)2014 ガンジャラトレッキング
 
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