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2013年07月18日

国境の街シャブルベンシに到着

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です。
先日までゲストと一緒に歩いてきた
ブルーポピートレッキングの様子を紹介しています。

~TREK 3~

期待も外れ、雨季特有の曇り空の朝になりました。
でも所々、青空が見えるので雨の心配はなさそう。
5時過ぎ、モーニングコールで目を覚まし、
慌てて支度を整え・・・・
6時からの朝食に間に合うよう、1Fにあるレストランへ向かいました。

この時期、ヒマラヤにはツーリストが殆ど訪れません。
何故なら、ヒマラヤが見れないと思われているからで、
ある程度の高さまで登れば・・・見えるのですが。

お客が少ないと・・・
ホテル併設のレストランも開かないことも有りますが
オーナーの配慮で、ビュッフェスタイルの朝食になりました。
感謝、感謝。

国境の街シャブルベンシに到着

無農薬で作られた旬の野菜をふんだんに使った料理
野菜が持っている本来の味を楽しめるので、
ゲストには好評でした。

国境の街シャブルベンシに到着

7時過ぎ、専用車に乗ってスタッフがやってきました。
トレッキングの荷物を車に積み
私たちの食事が終わるのを待っていました。
水筒に飲み物を入れ、ランタンに出発!

すでに街はラッシュ時間を迎え、クラクションが鳴り響き
車と車の間を上手にすり抜けて子供達が学校へ。

街を抜け郊外に出ると・・・
緑の畑が何処までも続いていました。
日本の原風景を見ているような感覚。
見れば見る程、その世界に引き込まれていくようでした。

ランタンへ行く方法は2つ
1つは山道を通る、カカニルート。
もう1つは、ポカラ方面から入る、ガルンチルート。

くねくねとした山道を避けた
ガルンチルートを通ることに。
道に沿って増水したトリスリ川を遡るルートです。
川は茶色に濁って、川幅いっぱい荒れ狂っていました。

11時過ぎ、最も標高の低いトリスリバザールを通過
標高500m以下の場所で、バナナなどの亜熱帯植物が
どの家の軒先にもたくさん実っていました。

トリスリバザールにはカトマンズに電気を供給する
大型なダムが稼働しています。
この時期は水量が豊富なため
たくさんの電気を作ることが可能。
乾季よりも電力事情が良いのはこのためです。

ダムに流れ込む水路に沿って道は続き
徐々に高度をあげ、カリカスタン村の先で昼食となりました。
カトマンズから持参したお弁当を頂きます~

国境の街シャブルベンシに到着

現地のレストランで食事を頂く方法もあるのですが・・・
使用している油等で、初日からお腹を壊す心配が。
お弁当の持参は絶対に必要

風景を見ながら食事をしようと思ったのですが、
天気が心配だったので、少し狭いが車の中で昼食に。
窓の外にはこの時期にしか見ることのできない
落差数百メートルに及ぶ滝が幾つも見えていました。

国境の街シャブルベンシに到着

国境の街シャブルベンシに到着

綺麗な蝶が沢山飛びまわっていました。


夕方、チベット国境までわずかな距離にある
シャブルベンシの街に到着
昨年も利用したロッジが今晩の宿泊地。
スタッフに荷物の搬入を任せ、
お茶の時間をゆっくり楽しみました。

国境の街シャブルベンシに到着

コーヒー、紅茶、ハーブティー、日本茶・・・
テーブルの真ん中に置かれた好きなものを
沢山頂き、乾ききった喉を潤す。

事前に配布していた高山植物図鑑を使って
お花の勉強会がスタート。
写真を見入る様にして一つ一つ説明

国境の街シャブルベンシに到着

国境の街シャブルベンシに到着

19時過ぎ、やっと夕食の準備が整い
スタッフと一緒に食事を頂くことに。
コックが腕をふるった料理
地鳥を丸ごと一匹使った豪快な料理を楽しみました。

国境の街シャブルベンシに到着

国境の街シャブルベンシに到着

色んな話で盛り上がり、笑いが止まらない楽しい食事が
夜遅くまで続く
明日からのトレッキングがとても楽しみです。

続きを読む・・・  こちら


高山植物の写真集・・・ こちら

トレッキングの感想・・・ こちら


初心者やご婦人、70歳を超える方々が
安心してヒマラヤを歩けるツアーを行っています。
 サパナ

ブルーポピーに触れることができるトレッキングツアー  こちら








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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 12:45│Comments(0)2013 ブルーポピートレッキング
 
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