2015年02月21日
最重要任務を完了
ヒマラヤ専門ガイドの浅原です
天気が崩れてきているのにもかかわらず、ネパール人のスタッフは・・・
お香をたくときに使う草を摘み始めた。

※ ツツジ科の花で『スンパティ-』と呼ぶ
キャンプ地に向かって前に進まなければならないのだが、彼にはその気が全く無い。
ビニール袋いっぱいになるまで、この場所から離れないようだ。
彼をその場において、先に進んだ。
残雪がさらに増え、滑りやすくなった草地の急坂を慎重に登る。
呼吸が荒くなると、休んで呼吸を整える。
既に、対岸に見えていたキャンジンゴンパの村は雲の中に入ってしまっていた。
大岩の下に作られた細い道を通りキャンプ地にやっと着いた。
雪に覆われてしまっている水場を探すため、木の棒を使って雪を掘り返す。
暫くして、満面な笑みをしながらスタッフがやってきた。
ビニール袋にいっぱいに入った草を取出し、平らな石の上に香を置いて焚き始める。
ザックからチベット教の経文も取出し、唱え始めた。
あっちこっちの雪を掘り返し・・・
キャンプ地から50m離れた場所にある大きな石が転がる場所で、水場を発見した。
土砂が入り込んで掘り返しが必要だったが、大きな修復は必要なかった。
雪が降ってもおかしくない天気の中、水場の確認が出来て良かった。
これも彼が香を焚き、神に祈ってくれたおかげだろうか。
ヒマラヤには、私たちの予想を超えた偶然が起きることが多い。
キャンジンゴンパを目指して、同ルートを下ることに。

ロッジの女将さんが心配そうに出て来てくれ、温かい飲み物で体を温めた。
服を着替え、再びロッジのダイニングに戻ってくると・・・

雪は強く降り始め、見る見るうちに積もっていく。

溢れんばかりの炎を上げるかまどの横に座り、窓越しに越しに見える雪景色を見守った。
続きは・・・こちら 前の話は・・・こちら
◆ 初夏にお勧めしたいトレッキングは こちら!
ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・
『世界最高峰のヒマラヤを手に届く山に出来るよう』 歩かれる方の思いをひとつ一つ形にしていくトレッキング・登山を行っています。
天気が崩れてきているのにもかかわらず、ネパール人のスタッフは・・・
お香をたくときに使う草を摘み始めた。

※ ツツジ科の花で『スンパティ-』と呼ぶ
キャンプ地に向かって前に進まなければならないのだが、彼にはその気が全く無い。
ビニール袋いっぱいになるまで、この場所から離れないようだ。
彼をその場において、先に進んだ。
残雪がさらに増え、滑りやすくなった草地の急坂を慎重に登る。
呼吸が荒くなると、休んで呼吸を整える。
既に、対岸に見えていたキャンジンゴンパの村は雲の中に入ってしまっていた。
大岩の下に作られた細い道を通りキャンプ地にやっと着いた。
雪に覆われてしまっている水場を探すため、木の棒を使って雪を掘り返す。
暫くして、満面な笑みをしながらスタッフがやってきた。
ビニール袋にいっぱいに入った草を取出し、平らな石の上に香を置いて焚き始める。
ザックからチベット教の経文も取出し、唱え始めた。
あっちこっちの雪を掘り返し・・・
キャンプ地から50m離れた場所にある大きな石が転がる場所で、水場を発見した。
土砂が入り込んで掘り返しが必要だったが、大きな修復は必要なかった。
雪が降ってもおかしくない天気の中、水場の確認が出来て良かった。
これも彼が香を焚き、神に祈ってくれたおかげだろうか。
ヒマラヤには、私たちの予想を超えた偶然が起きることが多い。
キャンジンゴンパを目指して、同ルートを下ることに。

ロッジの女将さんが心配そうに出て来てくれ、温かい飲み物で体を温めた。
服を着替え、再びロッジのダイニングに戻ってくると・・・

雪は強く降り始め、見る見るうちに積もっていく。

溢れんばかりの炎を上げるかまどの横に座り、窓越しに越しに見える雪景色を見守った。
続きは・・・こちら 前の話は・・・こちら
◆ 初夏にお勧めしたいトレッキングは こちら!
ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・
『世界最高峰のヒマラヤを手に届く山に出来るよう』 歩かれる方の思いをひとつ一つ形にしていくトレッキング・登山を行っています。
Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 12:35│Comments(0)
│2014 ガンジャラトレッキング