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Posted by naturum at

2014年08月20日

世界で最も美しいランタン渓谷を歩き出す

ヒマラヤガイドの浅原です。

ヒマラヤの麓、急峻な山に囲まれ、標高1450mに位置するシャブルベンシの街
チベットとネパールの交易で、宿場町として栄えてきたこの村から、ランタン渓谷のトレッキングがスタートする。
こんな辺鄙な場所であっても、アスファルト等で整備されている。

さらなる交通の便をよくしようと、中国政府の援助で新たな道路がシャブルベンシの街を基点に、トリスリ川に沿って建設されている。

この地に暮らす人々の間では・・・
道路はすでに開通しており、工事関係者など一部の人が利用できらしい。
近い将来、この道が一般の人にも開放され、カトマンズへの利便性が格段に上がることが期待されている。

シャブルベンシの街からチベットへ続く道でもあるので、チベット領内にある街(キーロン)を経由して、西チベットへの旅行も行きやすくなるだろう。


※ 最初に出逢うイワタバコの花

朝方まで降っていた雨も上がり・・・
曇り空の中、トレッキングスタート。
気温は28度を超え、蒸し暑い。
例年なら、轟音を上げながら暴れ狂うランタン川だが、今年は流れ込む水量が少ない。


※ 直径1mを超すミツバチの巣

街の外れにある警察署で、トレッキング許可書のチェック
チベットから流れてくる川を見ながら、吊り橋わたって、右へ進む。



チベット難民の村の中を100m程すすむと・・・
再び、吊り橋に出る。以前はこの橋を渡り、ランタン川の左岸を遡ったが・・・
今は、橋を渡らず、直進する。
アップダウンも少なく、ヒマラヤでは珍しいサボテンの花を見ることができる。



約2時間ほど歩くと・・・
ドバンと呼ばれるたった2軒だけのロッジがある村に。

更に30分歩くと、ランドスライドと呼ばれる村に到着。
先行していたキッチンスタッフが、私たちのために食事を作って待っていた。



1時間以上かけてゆっくりと食事を頂く。
私たちが出発の準備を始めると、キッチンスタッフは急いで食事をとり、片づけて出発する。
常に私たちよりも早く目的地について準備をするのだ。

彼らの仕事ぶりには本当に感心させられる。



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2014年 ランタン渓谷で撮影した可憐な花々図鑑


上記のアドレスにアクセスしてみてください!
まだ、花名などについては順次追記していきたいと思います。


ヒマラヤトレッキング サパナ
  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 00:45Comments(0)2014 ランタントレッキング