2014年05月08日
必ず午後から雪が降り始めるヒマラヤ
ヒマラヤガイドの浅原です。
翌朝6時にスタッフに起こされ・・・
外に出てみると、昨晩降った雪が薄らと残っていた。

「シュー!」と圧力鍋を使って朝食を作るネパールの音が聞こえる
朝陽が沢山差し込んでいるダイニングへ

※ ナヤカンガ峰
今秋、催行が決まっているガンジャラ峠トレッキングの下見にスタッフと一緒に出かける。
村から約20分歩くと・・・小さな鉄製の橋がかかっている。
橋を渡り更に進むと、かつてランタン川が蛇行した際にできた池が点在している
ここから石楠花などの落葉樹の森に向かって、踏み跡が続いている。

※ 「スンパティー」と呼ばれる香草を取る
スタッフは熱心なチベット仏教とである。
毎朝、ダライラマとブッダにお祈りを捧げる。
お祈りの際に使うお香がスンパティーである。
ツツジ科の低木で、良い香りがする。
少し、油気があるのですぐに火が付き、真っ白な煙が立つ。

※ ヤラ氷河方面を望む
再び歩きだし、カルカにて休憩。
氷河から染み出した水が湧いている。
大きな岩の間を抜けながら高度を上げると、
ガンジャラフェディーと呼ばれるところに着く。
残雪が多いため、途中で引き返すことになったが
雪によるルートの崩壊などは確認できなかった。

※ キャンジンゴンパを見下ろす
いつの間にか・・・
日差しで温まった空気が灰色をした雪雲を呼び寄せ、朝見えた青空はどこかへ行ってしまった。
春は毎日このような感じである。
秋よりも雪が降りやすく、一瞬にして冬景色にしてしまう。
スタッフと話し合い、下山することに。
1時間以上かかってキャンジンゴンパに戻ってきた。
煙突から煙が立ち上るロッジのダイニングに滑るように入ると・・・
窓の外ではチラチラと雪が降っていた。

※ 雪が降り始めると14時頃でも暗い
この雪が夜半まで続くとは思わなかった。
前の記事に戻る 次の記事に進む
(お勧めのトレッキングツアー)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7月、ヒマラヤに咲く可憐な高山植物を愛でる旅 催行決定!
ヒマラヤ奥深い谷でひっそりと咲き、 「幻の花」と呼ばれるブルーポピー
セロファンのように透けて見える花弁を触り・・・
至福の時間を思う存分感じて頂くことができるトレッキングです。
400種を超える可憐な高山植物をゆったりと時間をかけてご覧していただくために、ゆっくりと歩きます。
美しいお花の写真が何枚も撮影して頂けるよう、時間を気にせず歩ける工夫がされています。
本当のフラワートレッキングをどうぞお楽しみください。
詳しくは こちら
ランタン谷で微笑む妖精の3分間映像です。(音楽付き)
~ブルーポピーと250種を超える高山植物を愛でる~ こちら

翌朝6時にスタッフに起こされ・・・
外に出てみると、昨晩降った雪が薄らと残っていた。

「シュー!」と圧力鍋を使って朝食を作るネパールの音が聞こえる
朝陽が沢山差し込んでいるダイニングへ

※ ナヤカンガ峰
今秋、催行が決まっているガンジャラ峠トレッキングの下見にスタッフと一緒に出かける。
村から約20分歩くと・・・小さな鉄製の橋がかかっている。
橋を渡り更に進むと、かつてランタン川が蛇行した際にできた池が点在している
ここから石楠花などの落葉樹の森に向かって、踏み跡が続いている。

※ 「スンパティー」と呼ばれる香草を取る
スタッフは熱心なチベット仏教とである。
毎朝、ダライラマとブッダにお祈りを捧げる。
お祈りの際に使うお香がスンパティーである。
ツツジ科の低木で、良い香りがする。
少し、油気があるのですぐに火が付き、真っ白な煙が立つ。

※ ヤラ氷河方面を望む
再び歩きだし、カルカにて休憩。
氷河から染み出した水が湧いている。
大きな岩の間を抜けながら高度を上げると、
ガンジャラフェディーと呼ばれるところに着く。
残雪が多いため、途中で引き返すことになったが
雪によるルートの崩壊などは確認できなかった。

※ キャンジンゴンパを見下ろす
いつの間にか・・・
日差しで温まった空気が灰色をした雪雲を呼び寄せ、朝見えた青空はどこかへ行ってしまった。
春は毎日このような感じである。
秋よりも雪が降りやすく、一瞬にして冬景色にしてしまう。
スタッフと話し合い、下山することに。
1時間以上かかってキャンジンゴンパに戻ってきた。
煙突から煙が立ち上るロッジのダイニングに滑るように入ると・・・
窓の外ではチラチラと雪が降っていた。

※ 雪が降り始めると14時頃でも暗い
この雪が夜半まで続くとは思わなかった。
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(お勧めのトレッキングツアー)
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7月、ヒマラヤに咲く可憐な高山植物を愛でる旅 催行決定!
ヒマラヤ奥深い谷でひっそりと咲き、 「幻の花」と呼ばれるブルーポピー
セロファンのように透けて見える花弁を触り・・・
至福の時間を思う存分感じて頂くことができるトレッキングです。
400種を超える可憐な高山植物をゆったりと時間をかけてご覧していただくために、ゆっくりと歩きます。
美しいお花の写真が何枚も撮影して頂けるよう、時間を気にせず歩ける工夫がされています。
本当のフラワートレッキングをどうぞお楽しみください。
詳しくは こちら
ランタン谷で微笑む妖精の3分間映像です。(音楽付き)
~ブルーポピーと250種を超える高山植物を愛でる~ こちら

Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 17:08│Comments(0)
│2014 ランタントレッキング