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Posted by naturum at

2017年11月22日

ヒマラヤを飛び越え、ブータンに到着!

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!

(ブータン旅行回想録)

ゲストの意向で、ヒマラヤの東端である中国四川省からネパールまで3時間にわたって、世界の屋根ヒマラヤ上空を飛んでカトマンズに向かったのは2日前の事。

赤茶けた大地の中を悠々と流れる大河ヤルツァンポ。その支流のキチュ川の北側には、チベット最高の指導者であるダライラマが暮らしたポタラ宮があるラサ市内がはっきりと望めた。

到着30分前には、エベレストをはじめとする8000m峰がいくつも聳えるクーンブ地域の上空を通過し、機窓から手に取るようにヒマラヤが望めた。


真新しい機体に乗り込み、カトマンズからブータンへ。
その距離700㎞程。飛行機で1時間ほどである。


国営のドゥルック・ブータンエアー
インドやタイなどにも就航している。

再びヒマラヤを見ながらブータンに向かうことに!
乗客のほとんどが欧米人の年配者。数人だがブータン人も乗っていた。


オレンジと黄色がブータンのカラー


標高2300mのパロ国際空港

周りが4000m近い山に囲まれた谷あいにできた空港。
カトマンズよりも1000mも標高が高い場所に空港がある。

寺院のような造りをしている空港ビル。建物内は装飾品等で美しく、ごみが落ちていない。きびきびと仕事をこなす職員の姿を見て、同じヒマラヤの国ネパールとつい比較してしまう。


ブータンには民間の航空会社ブータンエアーもあり、国営と民間で合わせて7機があるとの事。
しかし、他の国の航空会社がブータンに乗り入れしていないため、航空機の乗客が100人乗り程度のため、外国人旅行者がこの国に来るのは至難である。


下校時に出会った女子学生たちと一緒に

ブータンでは学校や役所、会社などに行くときは、ブータンの正装を着なければならないという。
学生服と思っていた彼女らの服装は思い違いだった。


男性もこんな感じ。


パロの街並み。

空港がある街とは思えないほど、日本の田舎にそっくりな風景が続いている。
訪れた時、ブータンの伝統のお米(赤米)の収穫が行われていた。












  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 17:49Comments(0)2017 ブータントレッキング

2017年11月20日

急ピッチで復興が進むカトマンズ市内へ

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です。

ブータン行きを翌日に控え、カトマンズ市内観光に出かけた。
ネパール地震で壊滅的な被害を受けた旧王宮を訪れ、復興状況をこの目で確認した。



午前中の観光を終え、ホテルに向かって歩き出すと、小さな店先で見かけた大きなあずき色の石。
チベット産の岩塩である。



ヒマラヤより北側の場所で採れる岩塩は大きく分けて2種類。
食用に適したピンク色の岩塩と硫黄分が多く含まれるあずき色の岩塩。



あずき色の岩塩をなめると硫黄の香りが口の中に広がる


タクシー2台に分乗し、大きなブッタの眼が描かれているボダナートへ。
チベット仏教徒に混じってマニ車を回し、旅の成功を祈った。





金色に輝くボダナート寺院。仏塔を中心にいくつもの仏教寺が点在し、僧侶が修行している。


ムスタン出身の友人宅へ
第25代当主、ムスタン王国の王様の所へ。
厳しい冬の寒さから逃れるように、カトマンズの別宅で過ごす王様家族。



王様としばし歓談し、王様からブータン旅行の安全を祈願したカタを頂いた。







  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 22:53Comments(0)2017 ブータントレッキング