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2014年08月31日

視界が開け・・・U字谷の中を歩く

ヒマラヤガイドの浅原です。

ラマホテルからの約4時間弱の行程の中でかわいいお花たちに沢山出会うことができた。


※ マメ科 セイヨウミヤコグサ

原生林を抜けると突然視界が開け、標高3000mにあるゴラタベラに到着。
ここで昼食となる。
先回りしていたキッチンスタッフによって、食事が運ばれ・・・
毎食のことだが、ゆっくりと時間を楽しみながら食事ができることが嬉しい。

ゴラタベラからランタン渓谷のU字谷が広がる。
植生も大きく変わり始める場所である。
この辺を中心に、いろんなユリ科の花を楽しむことが出来る。







背丈を超す木々も無くなり・・・
牧草となる青々とした草地が続く。




※ ゴマノハグサ科


※ シソ科(ウツボグサ)


※ ツリフネソウ

ランタン渓谷でみられるツリフネソウの中で、最も大きい種である。
キャンジンゴンパ付近まで咲く。

自分のペースでゆっくりと・・・
お花散策を楽しみながらランタン村に到着。



夕方7時、暖炉の火を囲んで夕食となる。
ランタン村で採れたジャガイモを使い、コロッケ料理を中心に
温かい食事が運ばれてきた。
副菜として、赤カブをスライスし、大根とにんじん、サラダ菜を合わせたサラダ。
胃腸の働きを助けるために、オクラを湯がいて醤油で味付けしたものをご飯と一緒に頂いた。
そして口直しにデザート。

食後はいつものように・・・・
お茶を飲みながら、特製のお花図鑑を開いて、お花のチェック。


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2014年 ランタン渓谷で撮影した可憐な花々図鑑


上記のアドレスにアクセスしてみてください!
まだ、花名などについては順次追記していきたいと思います。


ヒマラヤトレッキング サパナ

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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 10:32Comments(0)2014 ランタントレッキング

2014年08月30日

チベットビザ情報 2014

ヒマラヤガイドの浅原です。


当社と関係がある複数のネパールのエージェント並びに、チベットのエージェントより、チベットビザに関する情報が入ってきましたので、お伝えいたします。

現在(8/30)、チベット入境(カイラス方面)に関して外国人のビザ発給が停止されています。
9月3日より国境がオープンすると連絡ありました。
ただし、全ての外国人が対象になっているようではありません。

現在確認できているのが、ロシアの国籍を持った人だけです。

今後、他の国籍の人にもビザが発給されていくらしいとの、連絡が入ってきました。
是非、期待したいと思います。

なお、中国政府からの通達は突然変更されることがありますので、注意ください。
また、カトマンズの中国大使館が発信する情報と異なることもありますこと、ご了承ください。

※週明け、新たな情報が入ってくと思いますので、入り次第ご連絡いたします。


ヒマラヤトレッキング専門 サパナ  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 20:16Comments(0)ヒマラヤトレッキング 情報!

2014年08月30日

新しく見つけたヒマラヤのお花たち

ヒマラヤガイドの浅原です。

2014年のランタン渓谷のトレッキングで、
初めて出会うことができた花が4種あった。

何度も同じ道を歩いているのに・・・
いろんな条件の関係で、観ることができなかったお花を
偶然に見つけることができた。


※ つる性の植物




※ 真っ赤な茎をしたケマンソウ科の花


※ 背丈が6cmほどのユキノシタ科の花


※ キク科の花

夏のランタン渓谷で見ることが出来るお花は既に400種を超えている

標高3000mを超えるあたりから花の数は急に増え、
まるで、天空の花園が続く。

お花の種類がとても豊富なランタン渓谷はまさに、世界で一番美しい谷だと思う。
2015年も同ツアーを行い、オリジナルのヒマラヤお花図鑑を片手に、希少価値のあるお花を追い求めたい・・・

既に、ヒマラヤの雨季は終盤を迎え始めてきたようだ。
晴れ間続くヒマラヤの空は、秋の様な雲が流れ、
シーズン到来を今か今かと待っている。


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2014年 ランタン渓谷で撮影した可憐な花々図鑑


上記のアドレスにアクセスしてみてください!
まだ、花名などについては順次追記していきたいと思います。


ヒマラヤトレッキング サパナ  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 11:14Comments(0)2014 ランタントレッキング

2014年08月30日

ヒマラヤの原生林の中で咲く花々

ヒマラヤガイドの浅原です。

シトシトと雨が降る朝を迎えた。
厚い雲が垂れ込め、雨が上がりそうに思えない。
しかし・・・
ロッジの屋根に取り付けられたチベット教の五色の旗は・・・・
吹き下しの風に揺れ、天気が回復することを教えてくれていた。

ラマホテルを出発し、昨日よりも苔むした原生林の森を歩く。
殆ど光が届かない森の中は、寂しい感じが漂う。



水気の場所を好むイワタバコ科の花が沢山見られる。
また、沢山のスミレに会うことできる場所である。





同じように見えるスミレだが・・・
花の裏を見てみると・・・
黒い筋が入っているのだ。 
筋が無いものもある。葉の形で見分けることが難しい時は
葉の裏側を見ることで、違う種と容易に判別することができる。



ランタン渓谷で見ることができるオトギリソウ科の花は2つである。
この種は大きい種で、花の直径は5cm以上になる。
花は垂れるように茎を伸ばして咲く。



この原生林の中でひときわ目立って咲くのがこの花である。
ラマホテル周辺で見ることができる。
岩の上で大きな株で咲いているのは、非常に美しかった。



ランタン渓谷の自然を守る軍隊の方と出会った。
彼らはランタン国立公園の事務所がある場所からやってきたとのこと。
ゴラタベラ(標高3000m)にある軍の駐屯地に向かう。



ネパールの固有種である、リリウム・ネパレンセ
この地に暮らすタマン族はユリ根を掘り出し、
香辛料と塩で炒めて食する。
ダルバートの副菜として使われることが多い。


※ キンポウゲ科のカラマツソウ

この花が咲きだしてくると・・・
標高は3000mに近い。
気品ある淡紫色をしたカラマツソウに見とれてしまう。
ランタン村の上部辺りまで、この花が咲いている。



1対になって咲くのがとても印象的なゴマノハグサ科の花。
花の大きさは1cmにも満たない。
草丈も20cmにもならないため・・・
見落としてしまうことが多い。
約3時間にわたって続くこの鬱蒼とした原生林の中でも、
小さな花が競い合って咲いていた。



お祭りに合わせて登ってきたランタン村の女性
最奥の村キャンジンゴンパで行われるトゥッパチェジュの
お祭りは彼らにとって最大のイベントである。

約1週間繰り広げられるお祭りは・・・
仕事そっちのけ。
男性は弓の競技に没頭し、女性は広場で輪になって踊る。
しかし、これが彼らにとっての出会いの場でもあるのだ。

カトマンズに暮らす若者が年一度のイベントに里帰り、
新しい恋が始まる。
そんなお祭りがもうじき始まる。

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2014年 ランタン渓谷で撮影した可憐な花々図鑑


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まだ、花名などについては順次追記していきたいと思います。


ヒマラヤトレッキング サパナ
  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 02:33Comments(0)2014 ランタントレッキング

2014年08月29日

ジャングル地帯に咲く花々

ヒマラヤガイドの浅原です。

ゆったりと昼食を頂いた後は・・・・
ここで「今日は宿泊したい」と思ってしまい、歩くのが億劫になるものだ。
とは言え、目的地であるラマホテルに向かって歩き出す。

標高2000mにあるバンブー村まで、広葉樹の森を進む。
太陽の光が届く場所では、珍しいガガイモ科の花に出逢うことができる。


※ 日本のガガイモの花の2倍ほど大きい

草木と同じ色をしているため、まったく目立たない。
咲いている箇所が非常に限れれているので、
ランタン渓谷で見れる花としては、非常に希少な種と言える。


※ ランタン渓谷で唯一の木橋を渡る

バンブー村の裏には、かつて大きな土砂崩れがあった跡が残る。
その時からかかる木橋は・・・
何度も架け替えられてきた。
大水が出たときには、この橋が通れないため迂回する。


※ シュウカイドウ科の花

今年は、幸運にもシュウカイドウ科の花に出逢うことができた。
ランタン谷には2種類のシュウカイドウ科の花がある。


※ 土砂崩れの後に、木々が育っている。

私が初めてこの地に入ったころに起きた土砂崩れの後は・・・
自然の力で回復して、今では10mを超す木々が育つようになった。
しかし、樹木と樹木の間が狭いため、間引いて樹を太くする必要がある。

緑の多い森の中にも沢山のお花が咲いている。
ただガイドの後を付いて歩くのはもったいない。
自分のペースでゆっくりと歩いてほしい。

ショウガ科の花の種類が多いのに大変驚く。
足元に咲く気品ある紫色をした花弁・・・
ご婦人のゲストには非常に好評の花だ。


※ ショウガ科 カウトレア属 カウトレア スピカタ  


※ 直径1cmほどの花を咲かすカラマツソウ

日本にもあるカラマツソウの花がポツポツと出始めた。
非常に小さい花をいくつも咲かせ、私たちを楽しませてくる。
標高が3000m辺りまで見られ、それ以上になると、薄紫色の別種のカラマツソウが楽しませてくれる。




写真撮影しながらゆっくり歩くことができるため、沢山の種の花に出逢えるのだ。

私たちがラマホテルに着くと、スタッフが温かい飲み物を用意してくれる。
ロッジではすでに薪ストーブに火が入り、ゆっくりと休憩を兼ねながら、
お花の話で盛り上がった。


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2014年 ランタン渓谷で撮影した可憐な花々図鑑


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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 19:39Comments(0)2014 ランタントレッキング

2014年08月26日

コックが作る食事に感謝感謝。

ヒマラヤガイドの浅原です。

朝から青空が見え、気温がグングン上昇中です。
お昼過ぎには気温30度を簡単に超えてしまう感じです。


カトマンズ滞在が続き、日々の食事で・・・悩んでいたら
コックのテンバさんが自宅に招待してくれました。

タクシーに乗り込み、20分ほど走ると・・・テンバさんの自宅に。
奥さんや子供さんが出迎えてくれ、
懐かしい味と思ってしまう、日本茶を出してくれました。

毎日紅茶ばかり飲んでいるので、日本茶でほっとしました。

暫くすると・・・
私のために、醤油や出汁を使った食事を出してくれました。



普段、レストランで食事を済ませていたので、脂っこい食事。
好みばかりチョイスするので、栄養の偏る食事。
テンバさんはそれを見越して、バランスのとれた食事で、日本の味を再現してくれました。

大好物である「かぼちゃのツル」を使った、炒め物。
絶妙な湯で加減で、薄口の醤油で炒める・・・
隠し味に、ニンニクと岩塩で味を調える。

ご飯がスルスルと喉を通って行くように、オクラにかつぶしをまぶし・・・
ゴマをゆっくりと時間をかけて煎り、茹で上がったいんげんとあえ・・・
地鶏のモモ肉だけを使い、濃口醤油とショウガ、レモン汁を入れて炒めた、歯ごたえのある照り焼き
テンバさんの家の畑で、採ってきた野菜で作ったサラダ
そして、肉じゃが。

どの料理も手間ひまかけたものばかりである。
一口一口、ゆっくりと噛みしめながら頂きました・・・・


※丸一日煮込んだ肉じゃが

山岳地域で採れたジャガイモを使用
トレッキングに来るゲストが「山で採れるジャガイモは美味しい!」と言っていることを思い出して、用意してくれました。
ホクホクとした触感がたまらない。

愛情が込められた食事をすべて頂き、ホテルに戻ってきました。
バランスよい食事を頂くことの大切さ、改めて思いました。
食事でゲストをもてなす彼の優しさに、本当に感謝です。

再び元気を取り戻し・・・
頑張ります!


ヒマラヤトレッキング専門 サパナ
  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 18:11Comments(0)その他

2014年08月24日

土砂崩れでできた巨大な湖

ヒマラヤガイドの浅原です。

昨日は、オールドバスパーク(ネパールの東方面へ行くバスの発着所)より、ローカルバスに乗って、カトマンズの東を流れるスンコシ川にできた巨大な湖を見に行ってきた。

朝7時、パラパラと雨が降る中、ホテルを出発。
チケットカウンターに行ったら・・・
バスがすぐに出るとのことで、ここでは購入せず、バスの中で買うことに。

17~18歳の少年が車掌。
行先を告げると・・・
料金を教えてくれるので、500ルピー札で支払う。
お釣りをもらが・・・チケットは無い。これがネパール流のバスの乗り方。


※外国人ということで、出口に近い席を用意してくれた。


※定員は・・・「乗れるだけ!」 お客がいればすぐに乗せる。

カトマンズ盆地の東に聳えるドゥリケルの丘(ヒマラヤが綺麗に見える)を経由し、山道を走ること4時間。巨大な湖ができた場所に到着。

土曜日(ネパールの休日)だったため、カトマンズからの観光客が沢山。


※ 百台以上の車が停まっていた

この湖は・・・・
2014年8月2日、大規模な土砂崩れによってスンコシ川をせき止める形で出現した。
幅600m、長さ1500mにも及ぶ土砂が一気に崩れ落ち、村ごと一飲みにした。
まだ、百何十人もの人が埋まっているらしく、お祈りをする人も沢山見受けられた。
私も持参したお線香を焚き、湖が見える場所へ向かった。



巨大な土砂崩れは・・・
対岸のがけを100m以上駆け上がり、そして高さ60m、長さ500m以上にわたって土砂で川を堰き止めた。
12時間後には、堰き止めた湖が満杯になり、ついに上部が決壊し、下流の家々を押し流してしまった。
現在、小康状態が続いているのだが、ひとたび大雨が降れば、この川の下流部に暮らす人々は・・・・
考えただけでも恐ろしい。





600人を超える軍隊と、警察が協力し合って、
・湖の決壊を防ぐこと、
・行方不明者の捜索、
・道路の開通のため
に、一生懸命頑張っていた。

日本製の重機が5台、エンジンをうならせて動いていたが・・・



ここがヒマラヤの麓とは思えないほど暑く、日中は35度を超える。
災害によって、電線が切れてしまい電気がない。
私は3時間ほど滞在したが・・・
クネクネと曲がる谷筋の為、風も吹かず、熱中症になりかけた。

崩壊地の反対側に即席で作られた道を歩いた。
人々はこの道を通って行き来している。
人が一人通れるほどの道で、木々の枝を跨いだり、両手を使ってよじ登らなければならない。
やっと湖が見えるところに来たら・・・


※ なぎ倒された木々の間から湖が見えた



木々は凄い力で押しつぶされたように、泥をかぶってなぎ倒されていた。
直径30cmを超える幹が根元近くからへし折られていた。
この場所は・・・川面から軽く見ても・・・100m以上の高さである。




※決壊した際に流された家


※ 家の屋上まで泥水を被った


上記の写真は・・・
土砂崩れによって崩れた土砂が反対側の崖を駆け上がり、そしてその反動で戻ってきた泥水で壊れた。
家の中はもちろんのこと、3階の部分も泥水を被り、破壊されていた。

ここで指揮を執る警察署長によると・・・
約1年かけて道路を復旧させるとのこと。
それに伴い不明者の捜索も継続するが・・・・
村ごと無くなってしまったため、誰が暮らしていたのか・・・
分からないため、打ち切ることも視野に入れているとのこと。

この様な災害が二度と起こらなうよう、祈りたいばかりである。


ヒマラヤトレッキング専門 サパナ


  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 18:32Comments(0)その他

2014年08月22日

ギラギラと太陽が太陽が照りつけるヒマラヤ

ヒマラヤガイドの浅原です。

本日も青い空に、ギラギラと輝く太陽が顔を出してくれました。


※ タヒティ地区

朝から、トヨタのハイエースに乗り込み、カトマンズ市内の外れに。
気温もグングン上昇し、額から汗が噴き出してきました。

再び車に乗り込み・・・
銀行へ。申請書類の相談に伺い、長蛇の列。
ネパールも日本同様、時間のかかる場所でした。

今度はカトマンズ市民の台所であるアサン地区へ。
お願いしていた商品を受け取り、次の場所へ。


※ カトマンズ市内

銀行の看板の下に表示される電光掲示板を見ると・・・


※ 13:00現在、気温31度

昔は、雨季でもこんなに気温が上がることは無かったのだが・・・

ヒマラヤが聳えるカトマンズの北側は・・・
厚い雲に覆われている。
しかし、カトマンズは全く雨の気配も感じられません。

今晩は雨の降らない蒸し暑い夜になりそうです。


ヒマラヤトレッキング専門 サパナ

  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 21:54Comments(0)その他

2014年08月22日

晴れ間が続くカトマンズ

ヒマラヤガイドの浅原です。

カトマンズに来て、3日が経ちました。
雨季にもかかわらず、晴れの日が続き、毎日汗ばむ陽気です。
いつもなら・・・
一日のうちに、何度か雨が降り、火照った大地がクールダウンするのですが・・・
その気配はありません。
雨が降る雲はどこかへ行ってしまったようです。

今年は、ヒマラヤに降る雨も少ないので、カトマンズ市内に供給される電力も足りず、長時間の停電が続いています。
雨季は都市部に供給する電力に余剰が出る時期です。
しかし、今年は違います。

ネパールでは豊富な水量から作り出される電力がインドに売られ・・・
重要な外貨獲得になっています。
水量が少ないため、発電量が少なく、ネパール国民への電力を省いて、インドに供給。

このまま、雨が少ないと・・・・
農作物にも影響が出てくるのでは? ネパールの農家ではとても心配しています。
自然なことの為、諦めがちですが・・・・
少しでも雨が降ってほしいと祈るばかりです。


では、またネパールより近況をお伝えいたします。
  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 01:16Comments(0)その他

2014年08月20日

世界で最も美しいランタン渓谷を歩き出す

ヒマラヤガイドの浅原です。

ヒマラヤの麓、急峻な山に囲まれ、標高1450mに位置するシャブルベンシの街
チベットとネパールの交易で、宿場町として栄えてきたこの村から、ランタン渓谷のトレッキングがスタートする。
こんな辺鄙な場所であっても、アスファルト等で整備されている。

さらなる交通の便をよくしようと、中国政府の援助で新たな道路がシャブルベンシの街を基点に、トリスリ川に沿って建設されている。

この地に暮らす人々の間では・・・
道路はすでに開通しており、工事関係者など一部の人が利用できらしい。
近い将来、この道が一般の人にも開放され、カトマンズへの利便性が格段に上がることが期待されている。

シャブルベンシの街からチベットへ続く道でもあるので、チベット領内にある街(キーロン)を経由して、西チベットへの旅行も行きやすくなるだろう。


※ 最初に出逢うイワタバコの花

朝方まで降っていた雨も上がり・・・
曇り空の中、トレッキングスタート。
気温は28度を超え、蒸し暑い。
例年なら、轟音を上げながら暴れ狂うランタン川だが、今年は流れ込む水量が少ない。


※ 直径1mを超すミツバチの巣

街の外れにある警察署で、トレッキング許可書のチェック
チベットから流れてくる川を見ながら、吊り橋わたって、右へ進む。



チベット難民の村の中を100m程すすむと・・・
再び、吊り橋に出る。以前はこの橋を渡り、ランタン川の左岸を遡ったが・・・
今は、橋を渡らず、直進する。
アップダウンも少なく、ヒマラヤでは珍しいサボテンの花を見ることができる。



約2時間ほど歩くと・・・
ドバンと呼ばれるたった2軒だけのロッジがある村に。

更に30分歩くと、ランドスライドと呼ばれる村に到着。
先行していたキッチンスタッフが、私たちのために食事を作って待っていた。



1時間以上かけてゆっくりと食事を頂く。
私たちが出発の準備を始めると、キッチンスタッフは急いで食事をとり、片づけて出発する。
常に私たちよりも早く目的地について準備をするのだ。

彼らの仕事ぶりには本当に感心させられる。



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2014年 ランタン渓谷で撮影した可憐な花々図鑑


上記のアドレスにアクセスしてみてください!
まだ、花名などについては順次追記していきたいと思います。


ヒマラヤトレッキング サパナ
  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 00:45Comments(0)2014 ランタントレッキング

2014年08月12日

初めて出逢ったヒマラヤの妖精

ヒマラヤガイドの浅原です。

2014年ランタン渓谷の大自然の中で、初めて出逢うことができた高山植物をご紹介します。




※ ショウガ科 グロッパ属 グロッパ クラーケイ


※ キク科 トウヒレン属 仲間


※ ナデシコ科 マンテマ属 シレネ ゴノスペルマ ヒマライエンシス




※ ユキノシタ科 ユキノシタ属 サキシフラガ フィリカウリス


※ ユキノシタ科 ユキノシタ属 サキシフラガ・ベルゲニオイデス


毎回、新しい妖精に出逢えるランタン渓谷。
どのお花も、お客さんと一緒にお花探しをしている時に、偶然に見つけることができました。
何度も何度も過去の資料と比べ、新しい種として紹介出来るものばかりです。


すでに、ランタン渓谷で見つけた雨季の花は400種を超えました。
もっと足を延ばせば、まだまだ、知らないお花に出会えそうな気がします。
来年はどんなお花に出逢えるか・・・・
2015年度の高山植物図鑑に5種を追記し、資料を充実させたいと思います。




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2014年 ランタン渓谷で撮影した可憐な花々図鑑


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ヒマラヤトレッキング サパナ

  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 16:25Comments(0)2014 ランタントレッキング

2014年08月10日

2014 チベットビザ情報

ヒマラヤガイドの浅原です。


トレッキングシーズンを迎えているチベットですが、
度重なる外国人旅行者へのビザ発給が停止しております。




7月中旬、日本国籍を含め4カ国に限って、チベットビザの申請ができなくなっておりましたが、
現在、インド国籍を除いた国々のチベットビザ、ならびにツアー申請ができなくなっております。

日々、チベットのエージェントと連絡をとっておりますが、
いつ中国当局からチベットツアーの申請の許可が出るか未定です。

情報が入り次第、ブログ等でご紹介いたします。


ヒマラヤトレッキング専門 サパナ



  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 22:04Comments(0)ヒマラヤトレッキング 情報!

2014年08月10日

明日からのトレッキング備え・・・

ヒマラヤガイドの浅原です。

数時間ホテルで休み、日本からの長旅の疲れをとりました。
18時過ぎ、全員がロビーに集合して、明日からのトレッキングに備えて
両替や買い出し、そして夕食へ。


方マンズ市内には沢山のお店がありますが、
旅のはじめだからこそ、しっかりとした体調でスタートしたい。
行きつけの日本食のお店へ。


※ 無事カトマンズ到着 乾杯!


※ 全てネパール人が作る日本の味 最高!

夕食中、トレッキングの事について説明
専用車が朝7時にホテルにやってくる事。
パスポートはカトマンズのオフィスで保管
軽装の服装で出発・・・・など


※ ランタン地域の地図を探す

色んな地図が発行されているが・・・
どのような地図がよいかわからない!
50000分の1の地図もあるので、それを勧める。


※ ランタン山群の絵葉書を探す


トレッキング店でポーターに運んでもらう荷物を入れるスポーツバックを探す。


※ 60Lサイズのザックを購入

ホテルへ向かう際、ミネラルウォーターを購入。
夜間の水分補給と、乾燥から喉を守るために・・・


※ 沢山の種類のミネラルウォーターが売られている


ホテルに到着後、明日の支度をパッキングし、起床6時に備えてはやめの就寝
気温26度の蒸し暑い、カトマンズの夜


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2014年 ランタン渓谷で撮影した可憐な花々図鑑


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ヒマラヤトレッキング サパナ

  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 10:58Comments(0)2014 ランタントレッキング

2014年08月07日

出発! ヒマラヤに咲くブルーポピートレッキング

ヒマラヤガイドの浅原です。

京都祇園祭が終わり・・・
例年に比べ1週間ほど遅れてヒマラヤに向かいました。

0:30発のタイ・バンコク行きの飛行機に乗り込み、約6時間

数時間のトランジットを経て、カトマンズに向かいました。


※ 10:15発 カトマンズ行


※ 行ってきます~

3時間ほどの快適なフライト・・・


※ ほぼ満席の機内でした。


※ スパイシーな鶏肉料理をチョイス


※ インド平原を覆う雨雲


※ 予定通り、12時過ぎカトマンズに到着

汗ばむ陽気にびっくりする初のヒマラヤ参加者
現地エージェントが手配した車に乗り込み・・・
旅行者にとって利便の良いタメル地区にあり、静かな佇まいのホテルへ


次へ

2014年 ランタン渓谷で撮影した可憐な花々図鑑


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ヒマラヤトレッキング サパナ

  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 21:49Comments(0)2014 ランタントレッキング

2014年08月07日

ヒマラヤ高山植物 

ヒマラヤガイドの浅原です。
無事、日本に帰国いたしました!

2014年7月、「ランタン渓谷」で出会った可憐な妖精(258種)をインターネット上で紹介します。


※ 日本には無いモリナ科の花


※ キク科アスター属


※ キキョウ科の花


※ ヒマラヤに咲く直径5cmを超えるエーデルワイス


※ お花で埋め尽くされた秘密の花園

https://plus.google.com/photos/100818528045225288673/albums/6044712271653121137

上記のアドレスにアクセスしてみてください!

ヒマラヤで出逢った妖精(258種)に出会えます!



ヒマラヤトレッキング サパナ


  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 16:03Comments(0)2014 ランタントレッキング

2014年08月06日

本物のブルーポピーに出会って来ました!

ヒマラヤガイドの浅原です。

2週間のヒマラヤトレッキングを終え、経由地であるバンコクに戻ってきました!
今年は天候に大変恵まれ、連日ギラギラと照りつける太陽の中を歩きました。
すっかり日焼けし、一皮剥けてしまいました。

岩陰でひっそりと咲いていた「ブルーポピー」を紹介します。





260種を超える花々にも会うことができ、帰国後、お花の整理をします。
今年新しく見つけたお花もありました。

次回のブログで順次紹介していきます。

ヒマラヤトレッキング専門 サパナ  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 22:58Comments(1)2014 ランタントレッキング