2016年03月29日
機内で配られるおしぼりのデザインに注目!
2016年夏お勧め! 可憐な高山植物トレッキング こちら
ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!
ヒマラヤ行のフライトに乗る度に機内で配られるモノと言えば・・・
いろいろなモノがあります。
例えば・・・
ネパール入国カード。ビザ申請カード。
食事や飲み物もあります。
あまり意識していなかったのですが・・・
おしぼりにはいろんなパッケージがあることに気づきました。
中国系のフライトに乗るとすべての区間で異なるおしぼりがゲット!
パソコンのキーボードの埃を拭き取ろうと、一枚のおしぼりを開けようとすると・・・・
別の種類のおしぼりが目に留まりました。
待てよ・・・
家の中を探したら、さらに別のおしぼりが出てきました。
結局6種類。どれもネパールに向かう際に乗った機内で配られたもの。
同一航空なら同じおしぼりを使っていると思っていたのですが・・・
どうやらそうでもなくて、区間ごと違うおしぼり業者がいるようです。
5色の線が特徴的な成都・ラサ間のおしぼりが一番恰好良いです。
新たな旅の楽しみができました。
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2016年夏 ヒマラヤに咲く幻の花【ブルーポピー】をはじめとする、数百種の可憐な高山植物に囲まれた秘密の花園へトレッキングに出かけませんか? ⇒ 映像を見る
このトレッキングでは・・・
レッドポピー、ホワイトポピーも見られます!
薬草採りが見つけた天空の花園で、至福の時間を過ごしましょう!
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お問い合わせ: info@sapanatrek.com サパナ 浅原まで
ヒマラヤトレッキング・登山専門 サパナ
2016年03月22日
炊飯器で作る甘~い ミルクティ
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ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!
外国人ツーリストが少しずつ戻ってきて、賑わうカトマンズ市内。
地震で壊れた建物もすっかり取り壊され、その痕跡を探すのも難しくなってきている中、
あの悩ましい時期に突入しています。
それは・・・
慢性的な停電がさらにパワーアップして、一日10時間以上になること。
地域ごとに輪番制で電気の来る時間が大きく変わり、人々の生活が大変に。
また、燃料不足も相まって、人々は知恵を出して生活をしています。
炊飯器を使ったミルクティー作り
そんな風景を見ることができました。
普段はガスを使って沸かす甘い~ミルクティー
燃料であるガスが確保できず、薪を使って沸かしているのですが・・・
電気がある時には、こんな形で大量のミルクティーを一度に作り、魔法瓶に入れて販売していました。
炊飯器を作ったメーカーの人はこのような使い方をするネパール人の存在を知っているのかな~
味はやっぱり、ガスで沸かしたモノが美味しい・・・・と思うのは私だけでしょうか?
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2016年03月18日
カトマンズ市内に今なお残る巨大な避難テントサイト
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ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!
昨年の地震で甚大な被害を受けたヒマラヤの山岳民族
避難者によって作られた組織で自治がされていた。
訪問者はすべて記帳をしてから支援を行うルールとなっている
2015年5月12日のシンドバルチョーク郡の震源地で被災し、余儀なくテント生活を送る避難キャンプ地へ行ってきた。
ドラカ郡、カブレ郡、オカルドゥンガ郡、ラスワ郡、ダーディング郡から集まってきた被災者。
550以上のテントサイトではネパール政府が中心になって支援が行われているという。
初めてクレパスを手に持つ少年
支援で配給された避難テントに大きく番号が書かれ、被災者たちはテント番号で管理されていた。
個人や学校で集めてくれた古着を手渡してきた
すでに11ヶ月という長い時間、耐え凌いできた彼らに、日本から持参した支援物資を手渡し、現況をもっと知ろうと、いくつかのテントを回り、家長にいろいろと聞き取り調査を行った。
絵を描くことで、雰囲気が和やかに・・・
住んでいた村の家を書いてくれた
子供の支援の文房具が親にも喜ばれ、みんなでお絵かきタイム!
被災者一人ひとりに対しての食料支援が行われ、最低限だが朝と晩の一日2回の食事提供あった。
就学する年代の子供たちには公立小学校へ編入する形で、教育支援がされていた。
しかし女性や老人に対しての支援は無かった。
滋賀県の中学校の生徒さんが作ってくれた被災者へのメッセージ
日本からの応援メッセージをみんなが集まる場所に掲示してくれるとのこと。
病院などへの治療費支援などは行われず、たまにあるNGOからの支援を受けている状態ととのこと。
暮らしていた場所に戻ることに話が移ると・・・彼らは無言になってしまう。
避難テントの中には無就学の歳の子供もおり、文具メーカー大手のぺんてる様より預かっているクレパスを子供たちに配った。
始めてクレパスを見る子供たち。親に見せようと走ってテントに持って帰る子供。
子供たちの歓声が避難テント内に響き渡った。
また、彼らの母親たちも喜び、親子で絵を描いて楽しい時間を過ごしてもらった。
被災者たちの生活環境が少しずつ改善され、支援のスタイルが変わりつつある。
今までは表に出なかった問題が、被災者の中で新たな課題となっている。
支援を求めている人たちに合わせた活動が必要である。
支援協力:
ぺんてる 大洋印刷
甲南中学校(甲賀市) 新堂中学校(草津市)
北白川小学校(京都市) 北原(大津市) ※ 敬称省略
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2016年03月17日
ネパールの頭熱足寒
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ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!
春のベストシーズンを迎えたネパール。
街中は多くのツーリストで賑わっています。
とはいっても、例年に比べて半分程度らしく、多くのホテルに空室が目立っているとのこと。
一昨日、日本からタイ航空でネパールにやってきた女性に聞いたところ・・・
日本~バンコク間は満員。しかしバンコク~カトマンズ間は空席が目立っていたという。
市内ではまだ燃料不足が続いていて、ガソリンスタンドに多くの車やバイクが並んでいた。
カトマンズに到着した際、現地のオフィスに出向き、今シーズンのトレッキングや登山の打ち合わせなどを行った。
訪れた際、電気も来ておらず、ひんやりした事務所。
窓越しのデスクでオーナーはダウンジャケットを着こんで1時間のミーティングとなった。
初夏から初秋まで、びっしりと予約が詰まったアーの手配に際して、スタッフの人選を中心に、ホテルや国内線の手配などのすべてを済ませた。
帰り際、オーナーが立ち上がろうとすると・・・
半ズボンにサンダル
この格好でずっといたらしい。
日本は頭寒足熱というが、ネパールは頭熱足寒。
真夏でもダウンジャケットを羽織って歩く人がいるカトマンズ
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2016年03月13日
チベットを越えネパールへ
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ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!
目指せ!カトマンズ チベットを越えて・・
靄がかかり薄暗い中、ホテルの送迎車に乗って、成都の空港にやってきた。
ネパールへ向かうツーリストとで機内は満席
何処へ向かう旅行者だろうか? 観光客でごったがえす空港ターミナル。搭乗まで時間の余裕があるので、免税店を覗くことにした・・・
狭い機内をかき分けてやっと自分の席にたどり着く
日本の免税店では販売されていない、この地らしい商品が売られていた。
それは・・・「冬虫夏草」 珍重される漢方薬だ。
チベットの装身具が鍵付きショーケースに入っていた
曼荼羅、経典が収められているマニ車
ネパールの山岳民族もある時期になると、村人総出で冬虫夏草を取りに出かける。
地面に顔をこすりつけながら、冬虫夏草が動く一瞬をひたすらじっと待って探す。
冬虫夏草は・・・
地面の中にいる昆虫に寄生するキノコ。
芋虫の様な幼虫のしっぽに寄生したキノコが成長し、地面からわずかに顔を出す。
幼虫が動く時に地面に出ているキノコの部分も僅かに動くのである。
その一瞬を彼らは見逃さない。
大切に地面を掘り、形が壊れないよう上手に地面から引き抜くのだ。
ヒマラヤで採れた冬虫夏草も中国人商人によって買われ、中国国内へ輸出されていると聞く。
もしかしたらネパール産の冬虫夏草もあるのかもしれない。
ちなみに、冬虫夏草の採取時期にトレッキングすると・・・
トレッカーは大変苦労する。
ロッジには誰一人とも居ないことが多いのだ。
夜が明ける前からカギをかけて出かけてしまい、陽が沈んであたりが暗くなってから彼らが帰ってくるからだ。
それまではロッジに入ることができないのだ。
トレッキングのオフシーズンに行われる冬虫夏草の採取。
いつ来るかわからない外国人登山者を待つよりも、確実に現金を稼げる方を彼らは選ぶ。
フライトの必需品 耳栓 これで騒音と気圧の変化で耳が痛くなりにくい
幾重に連なる5000m級の山々。頂上付近に雪が被る6000m級の山々。氷河を抱き、鋭く天を突きさすように聳える7000m以上の山々とチベット高原に向けて山が高くなっていく。
成都を飛び立ち5分もすると6000m級の山が聳えている
機内サービスを受けながら機窓から見下ろす風景にただただ見入ってしまう。
造山運動でできた5000m級の山々
横断山脈の峰々は綺麗な『大地のしわ』となっている
険しく刻まれた峰々が無くなり、緩やかな丘のように変わり始めると、そこはチベット高原に入ったことになる。
平均高度が4500m。日本の国土の4倍以上の大きさの大地が延々と広がっているのだ。
キチュ川の河原に作られたラサ空港が見えた
目を凝らしてじっと見ていると、大地の中にポツンポツンとマッチ箱のような形をした人家がある。
そのすぐ傍にはどこから延びてきているのだろう?
草原を真っ二つに分けるように延びる道路があり、チベットの風景には異様に感じてしまう。
エメラルド色をした湖がいくつも点在。チベット大地に宝石が転がっているように思えた。
中国とネパールの国境に聳えるひときわ高いヒマラヤの峰々
スモッグの向こうにネパールの街が見えてきた
チベット自治区の中心地ラサ。歴代のダライラマ法王が眠るポタラ宮を中心に街が広がっている。
飛行機は次第に高度を下げ、キチュ河の河原にできたラサ空港に向かって機首を下げていく。
ここで中国の出国手続きを行うのだ。
政治的背景から外国人ツーリストの入域を厳しく制限しているチベット。
トランジットのためにこの空港に立ち寄っただけだが、当局の厳しい監視下の下、緊張した中で手続きが進められる。
この地にやってくると、かつてパキスタンの北のはずれ(フンジュラブ峠)を越え、パミール高原の裾を巻くようにして新疆ウイグル自治区に入り、チベット最大の聖地であるカイラスを目指したことを強烈に思い出す。
ネパールで暮らしている時、夏のオフシーズンを利用して、ヒマラヤ山脈一周の旅をした。
今と違い情報は旅行者が書き記した『情報ノート』と呼ばれるものだけ。
西からやってくる旅行者と情報を交換し、次の目的地に進むのが旅のスタイルだった。
新疆ウイグル自治区からは悪路が続き、車の数が極端に減るためチベットに向かう郵便トラックをヒッチハイクすることからスタート。
ヒッチハイクと言っても、無料ではない。いくらかのお金をドライバーに払って乗せてもらうのがチベットのヒッチハイク。
思い通りに車が見つかり、進んでくれればいいが・・・
なにしろメンテナンスがされていない車なので、パンクやオーバーヒートは当たり前。
おまけにでこぼこ道が1200㎞続く。
高山病とも戦った。タクラマカン砂漠の淵から、一気に4000m以上の標高へ。
トラックの荷台にただ座っているだけでも頭がガンガンしてくる。
その横でチベット人たちは私が痛みもがいている姿を見て笑う。
無事カイラス山を巡礼者と一緒に廻り、州都ラサを目指した。
ラサに向かうトラックが簡単にみつかり、安堵の気持ちでヒッチハイクができたら・・・
果てしなく続くチベット高原のど真ん中で、シャフトが折れて立ち往生。
チベット人ドライバーは部品を取りに行く?・・・・たぶんそのように言っていた。
お前が車を見張ってくれ・・・たぶんそのように言っていた。
彼らの主食であるツァンパとマッチを渡され、ドライバーが帰ってくるのを待つことに。
はじめは2日程度で帰ってくると思っていたが・・・
いっこうに帰ってくる気配もない。時々遥か向こうに砂煙を上げて東に向かうトラックが通り過ぎていく・・・
毎食味気の無いツァンパを無理や喉に押し込み、飢えを凌ぐ。
携帯していた缶詰を開け、貴重なたんぱく質を取った。
チベットでは真夏でも雪が降る。
雨や雪が降れば、トラックの下に潜り込んでひたすら止むのを待つだけである。
雨が上がれば真っ青な空が広がり強い日差しが戻ってくる。
南に目を向けるとヒマラヤが一列になって地平線まで続いている。
あのヒマラヤを越えればネパールに入れるのだが・・・・
諦めかけていた10日目、一台のトラックがこちらにやってきた。
ドライバーが部品を運んできて、みんなで修理を行う。
修理が終われば何もなかったように、延々と続く草地の道をラサに向かって走り続けた。
強烈な記憶が残るチベット。
ちなみに、現在はさらに当局の取り締まりが厳しくなり、個人旅行ができなくなっている。
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2016年夏 ヒマラヤに咲く幻の花【ブルーポピー】をはじめとする、数百種の可憐な高山植物に囲まれた秘密の花園へトレッキングに出かけませんか? ⇒ 映像を見る
このトレッキングでは・・・
レッドポピー、ホワイトポピーも見られます!
薬草採りが見つけた天空の花園で、至福の時間を過ごしましょう!
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お問い合わせ: info@sapanatrek.com サパナ 浅原まで
ヒマラヤトレッキング・登山専門 サパナ
2016年03月13日
三国志の舞台 成都に到着
2016年夏お勧め! 可憐な高山植物トレッキング こちら
ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!
無事、成都までやってきた。
成都と言えば、三国誌の舞台になった内陸地最大の都市である。
「蜀」の国の都として古い歴史がありながら、経済が急成長し街が大きくなっている。
しかし、街かどに目を向けると史跡が点在し、三国志時代にタイムスリップしたかのような感覚になる。
軍師「諸葛亮 孔明」、「関羽」などのポスターやイラストが至る所で目にする。
中国国内では、当局によるインターネット環境が厳しく統制され、フェイスブックやラインなど、人と人とを繋ぐコミュニケーション手段がまったく使えない。
ホテルのWi-Fiを使ってブログを投稿するが、接続がゆっくり過ぎてタイムオーバー。
もしかして・・・検閲を受けているのでは?と思ってしまう。
かろうじてヤフーの検索機能は使えるのだが、中国当局にとって都合の悪い?キーワードを入力すると・・・
遮断されて全く閲覧ができない状態だ。
普段インターネットが当たり前のように使える私たちにとって、中国国内でのインターネット環境の不便さは非常に大きなストレスとなる。
他文化、他習慣を肌で感じることで、日本の「良さ」や「改めなければならない事」が分かる。
日本の素晴らしさを知るには日本を飛び出して海外から日本を眺めて見ると良い!
きっと気づきがあると思う。
機内で配られた新聞を読んでいたら、同様な記事があった。
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レッドポピー、ホワイトポピーも見られます!
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2016年03月11日
只今、ヒマラヤに向かって移動中!
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ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!
暖かくなってきたと思えば、身が引き締まるような冷たさに体がなかなかついていけない・・・
久しぶりに朝から太陽が顔を出し、目が覚めるような青い空が広がる中、外国人ツーリストで賑わう関西空港にやってきた。
大きな荷物をいくつもカートに乗せ、チェックインを待つアジア系の観光客。
私もネパールに運ぶ支援物資(70㎏)を3つのカバンに分けてカトマンズに向かう飛行機に飛び乗った。
機内でいただける食事を楽しみに・・・
異国情緒の食事かと思いきや、薬味が可愛く添えられた茶そば、卵焼き、佃煮、デザートが出てきたのには驚いた。
箸が備え付けられていなかったのは残念。備え付けのホークを使って美味し頂いた。
機窓からは太平洋に浮かぶ島々が眺められ、慌ただしく過ぎた数日間のことを思い出しながら、しばし時間が経つのを忘れた。
離陸して数時間たったのだろうか、アナウンスの声で現実の世界に戻され、太陽が大きく西に沈み始めている時、世界で最も人口の多い都市と言われる上海に到着した。
機内でカメラを取り出して撮影しようとしたら・・・
スチュワーデスに止めてほしいと言われたので、一枚も撮影できなかった。あえて理由は聞かなかった。
今から20数年前、私は初めてネパールに向かった。
当時利用したのはロイヤルネパール航空。関西空港からネパールに向けて直行便がスタートした時だった。
経由地の上海に立ち寄り、燃料や食事を積み込んでヒマラヤに向けて飛んだのをかすかに覚えている。
しかし、当時の空港の面影はほとんど見ることができなかった。
20数年の間にここは目ざましいほど経済発展していた。
関西空港の何倍も広いターミナルに、そして人の多さに圧倒されながら、関空で預けた荷物を受け取った。
係官の指示の下、再びチェックインを行い成都行きのフライトを待つことにした。
巨大な空港の中を行き交う電気自動車。
ゴルフのカートに似た車に乗ってみることにした。
不自由な方が利用するモノだと思っていたが、ここでは誰でもが利用していた。
自撮り棒が無いので、思うように撮影ができなかった
早速、最後尾の席に乗り込み、進行方向に対して反対向きに座った。
後ろ向きで進むことで、普段気づかなかった光景が目に飛び込んできて面白い。
さすが中国!
発展してし続けている上海だが、私たちがイメージする中国がここにあった。
運転手の女性は前方を歩いている旅行者に注意を促すために、自転車と同じ「チリンチリン」と鳴らすのである。
この音を耳にした瞬間から、この車がとても親しみを持てるようになった。
ラウンジにて、軽食を頂くことにした。
パソコン電源が確保できる席に座って、軽食を執ることに。
面白い食材が目に留まった・・・
どんな味がするのか、機内食で食べられなかった異国の味を求めて、チョイス。
モチモチ感のトウモロコシ、サツマイモ、塩ゆで山芋
デザートと言えば・・・
オレンジ、スイカ、キンカン
塩ゆで山芋の味に初挑戦!
プニュとした柔らかい食感にあっさりとした味
山芋の上部の部分を調理したモノだったと思う。
里芋の塩ゆでにそっくりな味だった。
➡ 次の記事
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