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Posted by naturum at

2014年05月29日

人々を魅了し続けるマナスル・ガネーシュ ヒマラヤの峰々

ヒマラヤガイドの浅原です。
お客様より頂いた貴重なヒマラヤの写真をご紹介します。

お話を伺うと・・・
ネパール中部地区に連なるヒマラヤの中でも、外国人トレッカーが殆ど訪れない、ガネーシュエリアおよびマナスルエリアをトレッキングされました。多くの方が訪れる地域に比べ、登山者向けのロッジなどは質素で、大変という理由でテントを持参したそうです。
連日晴天に恵まれ、最高なトレッキングができて良かったとのことです。

※ 現在、山名調査中














※ サマガウンから見たマナスル峰


※ マナスル峰


殆ど知られていないガネーシュ地域そして、マナスル地域をご旅行され
沢山の写真を収められたK様 

貴重な写真を頂きありがとうございました。



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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 13:58Comments(0)お客様から・・・

2014年05月28日

仏教展で知った、チベットに挑んだ2人の若僧

ヒマラヤガイドの浅原です。

初夏の風が吹く中、お客様に誘われ・・・
京都市内で行われている「チベット仏教展」に
出かけて来ました。



京都駅からほど近い、龍谷大学ミュージアム内で
来月初旬まで、大変貴重な資料を集めた「チベット仏教展」
が行われています。

100年前にチベットに向かった2人の若僧(多田等観・文教)が
ダライラマと出会い、長年に渡りラサで仏教の研修を積み・・・
沢山の貴重な資料ともに持ち帰えりました。

ダライラマから授かった袈裟、100年前に撮影された貴重な写真も
展示されていました。



ほぼ同じ時期にチベットに侵入し、数々の資料を持ち帰った僧、「河口彗海」
日本ではチベットに行った僧として、彼らよりも有名ではないでしょうか。

2人の若僧はチベットへ入る時点から彗海と異なっていました。
彗海は禁断の国チベットへ密入国を何度も試みながら・・・
2人の若僧はインドのカリンポンにてダライラマと謁見し、許可を得て
チベットに入りました。

殆ど知られていない彼らのチベット探検記を知ることができる
貴重な体験でした。

時間があれば・・・是非足を運んでみてください。

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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 07:05Comments(0)お勧め情報

2014年05月25日

大きなブナ林が沢山残る比良岳トレッキング

ヒマラヤガイドの浅原です。

空高い所に、薄らと雲がかかっていましたが、太陽の日差しも強く・・・
先週よりもさらに緑がいっそう濃くなった比良の山々に、33名のゲストと一緒にトレッキングに出かけてきました。



本日のコースは・・・

スキーゲレンデのチャンピオンコースを下り、キャンプ施設跡のところから、木戸峠への道に入り、最初の分岐を左折して、比良岳に向かって歩いてきました。
比良山系の登山道の中で、もっともアップダウンが少なく、初心者の方でも大丈夫です。
行きかう登山者も少なく、自然が大変残っているコースでもあります。
樹高が10m超えるブナの樹も点在、若葉から出ている・・・マイナスイオンをいっぱい受けながら歩きました。


9時半頃からの受付に合わせて、打見山の集合場所に・・・・
カラフルな登山の格好をした参加者が集まり、準備体操をして10時過ぎに出発。

少し霞がかかっていましたが、若葉が眩しく、風が心地よい・・・


※ 私たち以外、歩いていなかったので・・・ゲレンデいっぱいに広がって下る


※ 地図を使って、現在地を確認中


※ クリンソウが咲きだしていました。


※ 若葉が茂るブナ林の中へ・・・吸い込まれていきました。





※ 緑色をしているので気づきにくいチゴユリの花


※ 葉っぱの裏が紫色をしているスミレ


※ 所々、踏み跡が消えているので、気を付けましょう!

11:30 比良岳山頂より高い場所に到着。
朝早くに出てきた方も多いので、お昼休憩!







ゆっくりした昼食を終え、再び集合。
この先にある、2つの大きな岩に向かって出発。




標高1051mの比良岳山頂

担いできたザックを下し・・・
願い事をしながら・・・大岩の間を抜けると「願いが叶う!」
という岩をみんなで、通り抜けました。










※ この地域で一番大きなブナの樹を目指して出発


※ 樹齢数百年になるブナの樹


※ 最高の笑顔で!

あっという間に・・・比良岳トレッキングも終わりに近づき


※ イワカガミが見送ってくれているようでした。

クリンソウが綺麗に咲いているという情報をゲット。


※ 淡いピンクの石楠花が残っていました。




※ 斜度があるゲレンデを喘ぎながら登る

汁谷を経て・・・14:30過ぎ、びわ湖バレイの笹平に戻ってきました。

本日参加されたみなさん、本当にお疲れ様でした。
新緑に包まれた比良の山を楽しむことができましたか?
またよかったら感想をお送りください。  info@sapanatrek.com まで
有難うございました。

ここでご紹介できなかった写真は・・・
こちらの方からアクセスしてご覧ください! アルバム


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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 18:29Comments(0)近郊トレッキング

2014年05月22日

比良山系で一番楽なトレッキング

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です。

先週に引き続き、再び比良の山へ。
5/25(日)に行われる比良岳トレッキングの下見を兼ねて、新緑のブナ林を歩いてきました。

予報では・・・午後から晴れる!となっていたのですが、
やっぱり予報。
終始曇天の中を歩くことに。


※ 琵琶湖バレイ・ジャイアントコースを下る


※ 沢山蕾を付けた株を発見

これから花の時期を迎えるクリンソウ
琵琶湖バレイには数か所、クリンソウの群落があります。


※ やっと咲き始めたところ


比良山系を歩く中で、もっとも簡単なトレッキングコースと言えば、「比良岳コース」
毎年,この時期に歩くのですが、一年を通じて歩く人が少ないんです。
そのため・・・倒木が多く、登山道が荒れています。
それ以外にも木戸峠手前にある、崩れた場所があります。



ロープで通行止めをしていますが・・・
一部の登山者がこの崩れた場所を無理して通過しているようです。


分岐まで戻り、比良岳に向かって歩き出すことに。


※ イワカガミの群落で

比良山系のイワカガミでもっとも最後に咲く場所の一つかもしれません。
先週の夫婦滝でも咲いていましたが・・・
比良岳に向かうトレイルには沢山残っていました。


※ 葉っぱが鏡のように光るところから・・・イワカガミ

濃いピンクや白いものまで・・・
足元を楽しませてくれます。


※ 踏み跡の多い場所でも、一生懸命咲いていました。

イワカガミだけではありません。
スミレやチゴユリ・・・だって見られるんです。

「比良岳コース」はアップダウンが殆どない初心者向きのコースです。
大きなブナの樹にも沢山出会えるので、家族で登山をされる方にお勧めです。
山の楽しさ、美しさ、素晴らしさを感じてもらえる場所ではないでしょうか。



※ 樹の割れ目にすっぽりと人が入れるんです。

こんなブナの樹が所々にあるんです。


※ ベニドウダンの可愛い蕾

2週間後に見頃になりそうなベニドウダンがあちこちで、沢山のつぼみを付けていました。
ロープウェーの山頂駅から歩き出し・・・ブラブラしているうちに比良岳到着!



童心に返って・・・



比良岳山頂には、大きな岩が2つあります。
「大岩」と呼ばれる岩に登ると、びわ湖をはじめとする湖東の山々が一望!

もう一つの岩は・・・



大人でも十分に通り抜けすることができるんです。
今までガイドしたお客様の中で、誰ひとり通過できなかった人はいませんでした!

石楠花の花も咲いていましたが・・・もうシーズンは終わったようで、
代わりにミツバツツジが満開でした。


※ ミツバツツジ



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ヒマラヤでポーターしながら体で覚えた「高山病にかかり難い歩き方」
標高が高い場所でも食欲が出る「和食」を提供することで、
体力に自信のないご婦人の方でも、最後までヒマラヤを歩けるトレッキングツアーを行っています。

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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 17:31Comments(0)近郊トレッキング

2014年05月19日

クマガイソウの魅力に誘われて・・・


ヒマラヤガイドの浅原です。

お客様よりクマガイソウ(ラン科)を見に行かれた際の写真と紀行文を送って頂きました。

クマガイソウと名付けられた奇妙な形をした花は、日本で咲く野生ランの仲間ではいちばん大きな種として知られています。
絶滅危惧種に指定されており、自然の中で見ることは大変難しい花です。
山梨県西桂町の群生地には、約4,000本が町の管理のもと、大切に育てられています。



扇形の2枚の葉の元から花茎が伸び出し、横向きに花を咲かせます。
以外にも地下茎を1メートル余り伸ばし、お花の数を増やしていきます。



かつては・・・
貴重なお花を鉢植えにして、栽培しようと試みた人がいたそうです。
しかし、長く伸びる地下茎が鉢壁に当たってしまい、中々順調に育たなかったそうです。


ちなみに、クマガイソウという名は、「がっしりした花の形」から連想して、平敦盛を打ちとった熊谷直実に。
一方のアツモリソウの「優しげな姿」を連想して、平敦盛の名を付けたとされています。


※ アカネスミレ


※ フデリンドウ


クマガイソウの群生地から、倉見山(1,256M)という山に登り、すみれ、ジュウニヒトエ、フデリンド、ヒトリシズカなどの花々を撮影しました。
展望台からは今なお崩れかけている「大沢崩れ」を正面にした富士山の雄大な姿に感動しました。


※ ジュウニヒトエ


※ 世界遺産に登録された富士山






(お勧めのトレッキングツアー)

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7月、ヒマラヤに咲く可憐な高山植物を愛でる旅  催行決定!

ヒマラヤ奥深い谷でひっそりと咲き、 「幻の花」と呼ばれるブルーポピー
セロファンのように透けて見える花弁を触り・・・
至福の時間を思う存分感じて頂くことができるトレッキングです。

400種を超える可憐な高山植物をゆったりと時間をかけてご覧していただくために、ゆっくりと歩きます。
美しいお花の写真が何枚も撮影して頂けるよう、時間を気にせず歩ける工夫がされています。
本当のフラワートレッキングをどうぞお楽しみください。


詳しくは こちら


ランタン谷で微笑む妖精の3分間映像です。(音楽付き)



~ブルーポピーと250種を超える高山植物を愛でる~  こちら





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お茶の間で、テレビを見ながらヒマラヤフラワートレッキング!!
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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 15:32Comments(0)お客様から・・・

2014年05月18日

「地図から消えてしまった関電歩道」をトレッキング

ヒマラヤガイドの浅原です。

最高の天気に恵まれ,時折清々しい風が吹き抜ける中、若葉が眩しい比良の山々を33名のゲストと一緒にトレッキングに出かけてきました。
今回参加された方々は、京都や大阪、滋賀の方々が中心で、遠い所からは神戸から参加される方もおられました。

本日のコースは・・・

スキーゲレンデを進み、滝平から渓流沿いを歩いてから、関電歩道と呼ばれる「地図から消えてしまった登山道」を歩きました。
アップダウンが何度も続く道ですが、ほとんど登山者が歩いていないため、深山を歩いているような感じです。
途中、いくつも池が点在し、また一味違ったトレッキングとなりました。



9時半頃から・・・
びわ湖バレイの山頂駅に集まりだし、10:00前には参加者全員が集合。

簡単な挨拶と準備体操を行い、関電歩道の入り口に向かってスタート。
新緑が眩しく、爽やかな風が心地よい・・・




※ アップダウンが続くので・・・汗がたら~り。


※ 前の人との距離が開いても・・・ゆっくり!ゆっくり!


※ お水が美味し~いです!

この丘を登ったら・・・長池! もうひと踏ん張りで到着。



12時15分、予定通りに長池に到着!
この地域で一番大きな池ですが・・・干上がっていて残念。

お腹がグッ~ 
お待ちかねの昼食







再び集合し、音羽池を目指して歩き出しました。



水を満々とたたえる音羽池に到着!




音羽池をバックに・・・結局、人影で見えなくなってしまった!

ここから夫婦滝に向かって、小川に沿って下り道が20分ほど続く
小さなお堂があり、先客がご飯を食べていました。
3分ほど歩いたところに・・・夫婦滝。


※ 夫婦滝にて



足元には・・・



イワカガミが見頃を迎えていました。
汁谷を経て・・・約1時間30分で、びわ湖バレイのゲレンデに戻ってきました。

本日参加されたみなさん、本当にお疲れ様でした。
有難うございました。

ここでご紹介できなかった写真は・・・
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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 19:17Comments(0)近郊トレッキング

2014年05月16日

京都でチベット仏教展 開催中!

ヒマラヤガイドの浅原です。

京都市内にて、禁断の国、チベットの仏教展が開かれています!



(当サイトより転写)


私たちの生活の中で切っても切れない・・・仏教。
仏教のルーツを辿ると・・・
必ず、ヒマラヤ山脈の北に広がるチベットに行きつきます。

中国政府の厳しい管理下に置かれ、
度重なる宗教的弾圧や文化大革命を経て・・・
悲しい歴史をたどっているチベット。

宗教指導者であるダライラマの事などで
度々メディアで取り上げられますが、
あまり、仏教に関する情報は少ないと思います。


100年以上前、西本願寺から2人の若僧が
「生きた仏教伝統」を求めて、この地に向かいました。
今回、彼らが持ち帰った写真や仏像をはじめ、
貴重な品々を一般公開しています。

二人の僧によって日本に運ばれた貴重な品々を、
ゆっくりとご覧になれる絶好の機会だと思います。

是非、足を運んで頂き、
チベット仏教について見聞を広めてみてはいかがでしょうか?

普段、私たちが感じ、思っている仏教は
当時のまま、脈々と受け継がれ、
チベットの人々の心のよりどころになっています。



特別展: チベットの仏教世界 ~もうひとつの大谷探検隊~

期間: 2014年4月19~6月8日

場所: 龍谷ミュージアム (京都市下京区 堀川通正面下る(西本願寺前)


    詳細は  こちら



※ 実際にチベットに訪れ、五感で触れる旅 

   禁断のチベット カイラス山巡礼とグゲ遺跡 トレック 









  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 15:23Comments(0)お客様から・・・

2014年05月16日

ヒマラヤに咲くマグノリア

ヒマラヤガイドの浅原です。

2014年の春、ヒマラヤを旅行されたお客様が撮影された
素敵な写真が届きましたので、ご紹介いたします。


・日本人に最もなじみ深いヒマラヤ・・・マナスル (T様)


ネパールのほぼ中央に位置する場所に、8000m峰マナスルが聳えています。
年配登山者の方には、馴染み深い山として、当時を思い出す方がいるのではないでしょうか。

1956年5月9日
国の威信をかけて、見事初登頂を成し遂げました。
日本にとって、単独で8000m峰を登頂する事ができた瞬間でした。

それから立て続けに、この山域にある巨峰、PK29 ,ヒマルチュリも日本隊が初登頂の名誉を勝ち取ることに・・・
これら3つの山を総称して、「マナスル3山」と呼ぶようになりました。


さて、こうした素晴らしき登山史があるにもかかわらず・・・
日本の登山者があまり、この地域に訪れていないことをご存知でしょうか。
悪路でのアクセスや長期間にわたるキャラバン・・・
他のエリアを歩くよりも大変ということで、長年敬遠されてきました。

今回、写真をお送りしていただいたお客様は・・・
あえて、このエリアに足を踏み入れ、マナスル地域に咲く花「マグノリア」を撮影し、送ってきてくれました。


◇ マグノリア・キャンベリー

樹高は20mにも及ぶ、大木になります。
花は10cm~20cmの大きさで、遠くからもはっきりと見ることができます。





日本の同種よりも沢山花を付けるように思います。
花色は白~淡い黄色、時には淡紅色にもなります。


足元には・・・
こんなお花も咲いていたとのことです。
何の花か不明なので、これから調べてみます。


この花は何かなぁ~?


※ マグノリアとは・・・
  モクレン科、モクレン属のお花を総称した言い方




貴重なお花の写真を送っていただき、本当にありがとうございました。
また黄色いお花の名前も調べてみますので、解りましたら写真の下に花名を記載します。


昔ながらの雰囲気が色濃く残り、ゆったりと自分のペースで歩かれたい方にお勧めします。
個人向きトレッキングをお考えの方、どうぞお気軽にお尋ねください。

※ 現地発着: マナスルトレッキング手配旅行 こちら



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◎ ご婦人の方の参加が特に多いトレッキングツアー
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・7月、ヒマラヤに咲く可憐な高山植物を愛でる旅

ヒマラヤにひっそりと咲き、幻の花と呼ばれるブルーポピー
セロファンのように透けて見える花弁を触り・・・
至福の時間を思う存分感じて頂くことができるトレッキング。

400種を超える可憐な高山植物を、ゆったりと時間をかけながら愛でる旅です。
可憐なお花の写真を何枚も撮影して頂けるよう、色々と工夫されたトレッキングです!



トレッキングについての詳細情報は・・・ こちら


ランタン谷で微笑む妖精たちの映像です。(約3分 音楽付き)



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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 13:34Comments(0)お客様から・・・

2014年05月15日

アイランドピークに登頂されたお客様より・・・

ヒマラヤガイドの浅原です。

2014年の春、ヒマラヤを旅行されたお客様が撮影された
素敵な写真が届きましたので、ご紹介いたします。


・標高6000mを超えるヒマラヤに挑戦 (K様)


※ ヒラリービューポイントから望むコンデリ峰

誰よりも高い場所へ・・・
山の会に所属され、普段から精力的に山登りを楽しまれている中、
エベレストのすぐ南に位置する場所に、
氷河に囲まれ、島のような形で鎮座するアイランドピークへ挑まれました!


※ アイランドピーク頂きに立つ 背後はマカルー

ルクラから片道約50km。標高5150mの位置にBCを設営し、
標高差1000mあるアイランドピークを目指しました。
そして、その瞬間がやってきました。

4/16 9:30 
念願だったアイランドピークの頂に立つことができました。
クライミングガイドと一緒に、登山成功の喜びを分かち合った一枚です。
背後には世界第5番目の高峰マカルーも写っていました。

その後、十分な休息をとりながら・・・
一旦ディンボチェまで下り、再びカラパタールを目指すことに。


4/20 09:30 
カラパタールに登頂し、世界最高峰エベレストに出会った瞬間です。

興奮冷め止まない中、ルクラに向かって下山されました。



~・~・~・サパナより・~・~・~

念願のアイランドピーク登頂、
本当におめでとうございました。

長時間にわたる登攀、大変疲れたのではないでしょうか。
頂きから見えたヒマラヤの峰々・・・
感動の境地に至ったと思います。

先ずはゆっくりと疲れた体を休めてくださいね。

※ 現地発着: アイランドピーク登山の手配旅行 こちら



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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 16:08Comments(0)お客様から・・・

2014年05月11日

地図から消えてしまった関電歩道を歩く

ヒマラヤガイドの浅原です。

来週(5/18)琵琶湖バレイの山頂駅から出発して・・・
「地図から消えてしまった関電歩道」のコースの下見を兼ねたトレッキングに、ゲストと一緒に歩いてきました。

すでに、チケット売り場には一般客に交じり、30人以上の登山客もおりました。滋賀県ナンバーより他府県ナンバーが多く見られました。

9時のロープウェーに乗り込んで、山頂駅を目指しました。


※ 緑眩しいゲレンデ内を歩く

山頂駅からスイセンの丘まで、他の登山客と一緒に。
スキーゲレンデである、アルペンコースに沿って歩いていくと・・・
いつの間にか私たち以外、誰もいなくなってしまいました。


※ 登山道を外れ、目印のテープだけを頼って・・・


※ 足元にはバイケイソウが沢山


※ 1cmほどの青色のケマンソウ


※ 小さなお花が沢山

足元を見ていないと・・・
つい踏んでしまいそうになってしまう、可愛いお花が沢山咲いていました。

太陽光が強すぎて、色合わせが難しい・・・


※ 葉っぱの裏が紫色をした「紫背スミレ」



心地よい風が常に吹き抜ける・・・


※ 地図に載っていない池が点在

向こうから・・・一人の男性が歩いてきました。
話を聞くと、最近になって比良山を歩くようになったとのこと。
山岳地図とスマホを併用して山歩きをしていました。


※ 関電歩道で出会った唯一の方と一緒に


※ 池には・・・今年、生まれた命がうじゃうじゃ。


※ 道なき道をゆっくり歩いて「長池」を一周する




※ この地域で一番大きな「長池」

長池からさらに10分ほど歩くと・・・
音羽池に到着。


※ 湖面に周りの木々が映っていた。


※ 歩き出して3時間。ゆっくり昼食タイム


※ 5ミリほどの花


※ 所々にイワカガミが咲き、足元を楽しませてくれました。


※ 朽ちかけた木橋を渡って・・・・夫婦滝の上に


※ 夫婦滝

坊村から登ってきた登山者や琵琶湖バレイの方から下ってきた沢山のハイカー達がお弁当を広げていました。


※ ミヤマカタバミが群生


※ 今年は当たり年となった石楠花!


※ 1000m前後では、ピンク色の石楠花が満開!

15時30分、ゆったりと歩いた関電歩道の下見トレッキングが終了
特に危険な個所もありませんでした。
次週、どんな方々と一緒に関電歩道を歩くことができるか、とても楽しみです!


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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 19:56Comments(0)近郊トレッキング

2014年05月10日

日本で見られるヒマラヤに咲く幻の花!

ヒマラヤガイドの浅原です。

先日、お客様よりブルーポピーが沢山咲いている写真を送って頂きました。




お客様は静岡県浜松市で開催されている花博に行かれたとのこと。
開催期間中、世界中の色んな花が一度に見ることができます。

今回、花博の目玉として、ヒマラヤに咲く幻の花「ブルーポピー」が展示され、
愛用のカメラを持って行かれました。

そこで撮影された写真をご紹介します。





※ バックの花などは主催者が雰囲気を出すように貼られた写真。


ブルーポピーが咲くヒマラヤと同じ環境を作り出し、
来場者の方を魅了する花を咲かせている主催者の苦労が想像できます。

是非一度、日程が合えば、足を運んでみて下さい。




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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 09:22Comments(0)お客様から・・・

2014年05月08日

必ず午後から雪が降り始めるヒマラヤ

ヒマラヤガイドの浅原です。

翌朝6時にスタッフに起こされ・・・
外に出てみると、昨晩降った雪が薄らと残っていた。



「シュー!」と圧力鍋を使って朝食を作るネパールの音が聞こえる
朝陽が沢山差し込んでいるダイニングへ


※ ナヤカンガ峰

今秋、催行が決まっているガンジャラ峠トレッキングの下見にスタッフと一緒に出かける。
村から約20分歩くと・・・小さな鉄製の橋がかかっている。

橋を渡り更に進むと、かつてランタン川が蛇行した際にできた池が点在している
ここから石楠花などの落葉樹の森に向かって、踏み跡が続いている。


※ 「スンパティー」と呼ばれる香草を取る

スタッフは熱心なチベット仏教とである。
毎朝、ダライラマとブッダにお祈りを捧げる。
お祈りの際に使うお香がスンパティーである。
ツツジ科の低木で、良い香りがする。
少し、油気があるのですぐに火が付き、真っ白な煙が立つ。


※ ヤラ氷河方面を望む

再び歩きだし、カルカにて休憩。
氷河から染み出した水が湧いている。
大きな岩の間を抜けながら高度を上げると、
ガンジャラフェディーと呼ばれるところに着く。

残雪が多いため、途中で引き返すことになったが
雪によるルートの崩壊などは確認できなかった。


※ キャンジンゴンパを見下ろす

いつの間にか・・・
日差しで温まった空気が灰色をした雪雲を呼び寄せ、朝見えた青空はどこかへ行ってしまった。
春は毎日このような感じである。
秋よりも雪が降りやすく、一瞬にして冬景色にしてしまう。

スタッフと話し合い、下山することに。
1時間以上かかってキャンジンゴンパに戻ってきた。
煙突から煙が立ち上るロッジのダイニングに滑るように入ると・・・
窓の外ではチラチラと雪が降っていた。


※ 雪が降り始めると14時頃でも暗い

この雪が夜半まで続くとは思わなかった。

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本当のフラワートレッキングをどうぞお楽しみください。


詳しくは こちら


ランタン谷で微笑む妖精の3分間映像です。(音楽付き)



~ブルーポピーと250種を超える高山植物を愛でる~  こちら







  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 17:08Comments(0)2014 ランタントレッキング

2014年05月06日

巨木天狗杉との出会い、“春紅葉”の蓬莱山 トレッキング

ヒマラヤガイドの浅原です。

G.W最終日、最高の天気に恵まれた中、琵琶湖の西に位置する標高1174mの蓬莱山へ、30名のゲストと一緒に登ってきました。



9時前頃から・・・
参加者がびわ湖バレイ山麓駅に集まりだし、
9時30分、参加者全員が集合し、挨拶と脚をしっかり伸ばす準備運動

今回のトレッキングには小学生も3名参加してくれました。

天狗杉を登る道は『キタダカ道』と呼ばれ・・・
富士登山を計画している人が、体力作りに歩くコースでもあります。
でも、初心者の方でも、自分のペースで歩けば十分に登れるコースでもあります。

集合場所から駐車場の脇を通り、トレッキングが始まる場所まで下りました。


※ 最初は林道を20分ほど歩く

心地よい風が時折吹き抜ける中・・・
若葉が眩しい、林道歩きからスタート。
所々、ワラビが生えていました。


※ 暑くなってきたけど、頑張るぞ!

堰堤を越えたところから、こぶし程度の大きさの石がゴロゴロしている登山道に!


※ 登りが少しきついので、寡黙に・・・

ジグザグした道を歩くこと約60分で、天狗杉に到着。


※ 樹齢800年以上と言われている天狗杉

幹に触れると・・・パワーがもらえる!
大人5名が両腕を伸ばしても届かない大きさ。



足元には葉の裏が紫色をした『紫背スミレ』、葉がハートの形をした『タチツボスミレ』が競い合うように咲いていました。
光沢がある丸い葉っぱをしたイワカガミも随所に沢山咲いていました。




※ クロトノハゲにて休憩 琵琶湖が綺麗に見えました!

頂上までもう少し!
最後の力を振り絞って、頑張って登りました。


※ 足元が滑るので、両手を使って安全に!

12時30分、予定より15分早く、打見山に登頂!


※ 昼食後、ゲレンデ内を歩いて、蓬莱山を目指す。



爽快な風がが吹き抜ける蓬莱山(1174m)に全員登頂!
ヤッター!


※ 武奈ヶ岳をバックに記念撮影


※ 頂上にある一等三角点にタッチ!





満開のスイセンに見とれながら・・・
下山となりました。


ここでご紹介できなかった写真は・・・
こちらの方からアクセスしてご覧ください! アルバム

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歩く人に合わせた歩き方で、高山病にかかり難いトレッキングが得意です。
最後まで歩き通すことができるよう、毎日、日本食でヒマラヤトレッキング


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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 16:19Comments(0)近郊トレッキング

2014年05月05日

下見トレッキングで比良山を登ってきた。

ヒマラヤガイドの浅原です。

昨日の赤坂山トレッキングに続き、本日は比良山へ下見トレッキングに出かけて来ました。



トレッキング道の確認と見ごろを迎えているお花のチェック!
















※ 樹齢800年を超えると言われる天狗杉


小学生も3名参加するとのこと。
特に危険な個所も無かったので、安心。
明日のトレッキングの準備も整い、今日は早めに就寝。


  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 17:25Comments(0)近郊トレッキング

2014年05月02日

ぶらり、近江商人の街を歩いてきました

ヒマラヤガイドの浅原です。

「売り手よし、買い手よし、世間よし」の言葉で知られる、近江商人の街、滋賀県日野町へ出かけて来ました。

近江商人の街と言っても、彦根や近江八幡というイメージがありますが、ここ日野町からも近江商人が沢山活躍。
この街に残る山中兵右衛門の旧邸をはじめ、近江商人が築いた当時の街並みも散策してきました。


※ 旧山中正吉邸

近江商人として富を築いた山中氏。
700坪と言われる屋敷の一部が特別に公開されていました。


※ 厚みある銅で作られたトユ

このお屋敷は、今から10年前までは実際に使われていたとのことです。
家主は大切に使っていたので、保存状態が最高!



左から順番に部屋の中を見学することができるのですが、
入って早々、洋室があるんです!
NHK連続小説に出てくるような部屋なんです。
和風の屋敷の中に、それも玄関のすぐ横に洋室があるんです。
天井も3m程あるように思います。
調度品は当時のままに置かれているとのこと。


※ 大理石で作られたお風呂

昭和初期に、大理石で作られたお風呂を使っていたそうです。
また、横の壁にはシャワーも取り付けられ、誰よりも早く時代の先取りをしていたのが分かります。
ステンドグラスになっている窓からも、当時の力が伺えます。



お屋敷で働く人も多かったのでしょう。
6個のかまど(おくど)が並んでいました。
薪をくめる鉄製の扉のデザインにもこだわり、そして煙が後ろの壁の裏を伝って外に出るような仕組みになっているんです。


※ 薪をくめる扉のデザイン

こんなに成功を収めた近江商人の家に飾ってあった言葉



「厳倹約」  あ~痛い 耳をふさぎたくなる言葉でした。
ここに、近江商人の成功のポイントがあったのでは!?

「近江商人」のことをもっと紹介したいですが・・・
是非、日野町に足を運んで、観て頂けたらと思います。

そうそう、こんなものがありました。


※ 二宮金次郎が書いた領収書 小判10両を頂くと記載

近江商人は商売で稼いだお金の一部を、人々のために配っていたことを知る貴重な資料です。

参考 日野町観光協会









  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 23:13Comments(0)お勧め情報