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Posted by naturum at

2011年06月28日

体調を崩した時の対応を考える!

 
 登山者が気づきにくいポイントを
 しっかりとサポートして
 あなたをアイランドピークの頂きへ導きます!


 
 『登山中、体調を崩した時の対応』を想定してください。

 アイランドピーク登山を計画される上で
 体調不良等で登山ができなくなった時、どのように下山するか
 考えておくことが大切です。

 例えば・・

 何処の地点までなら、一人で下山
 誰が引率して下山 など

 こと細かく決めることが重要です。

 体調が悪かったら登山中止。
 体内の酸素濃度が70%以下なったら中止ということを
 決めているツアーは多いですが・・・。

 それよりも一歩踏み込んで、
 体調不良を起こした人の救護に関することを
 確実に決めておく必要があります。


 今回このテーマ―について書こうと思ったのは・・・

 過去のアイランドピーク登山で、行程が一緒だった
 他グループの方と出逢ったのがきっかけでした。

 彼らとは同じ日にBCに入りました。
 HCP移動日、私たちはHCPを確保し、
 また彼らはHCPのテントスペースが確保できず、
 直接BCからのアタックになりました!

 登頂日、彼らはBCから登り始め、
 彼らの仲間の一人が・・・
 HCPの上部で体調不良を訴え、登山できなくなりました。


 彼らのクライミングガイドは他のメンバーを頂上へ導くため
 体調不良者の介護に回ることができず、
 その場で待機指示をしました。

 その後については分かりませんが、
 凍える寒さのなか、一人不安と闘いながら
 待たされていたのは非常につらかったと思います。


 病気(高山病)や疲れによっての途中離脱も想定して
 登山計画を行ってください。
 少人数で行う登山の場合は、クライミングガイドが
 一人になる可能性が高く、特に注意が必要だと思います。
 

 ちなみに、BC・HCP以降の登山活動において
 クライミングガイド以外のスタッフは同行しません。

 サパナではこうした事態を想定して、
 常に複数の登山ガイドが同行する登山を行っています。
  
 登山活動を細部にわたって検証すると
 気づかなかった問題点が見えてきます。
 気づくことで、あなたの登山は成功へ近づきます。
 対策を取ることで、安心な登山へ繋ります。

 家族があなたの帰りを楽しみに待っています。
 
 
 アイランドピーク登山・メラピーク登山にご興味あるかたは
 どうぞ遠慮なくお問い合わせください。  こちら 
  
  

   


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 15:40Comments(0)アイランドピーク 登頂できるポイントはこれだ!

2011年06月23日

常に他の登山者がいることを念頭に考える!

 
 サパナでは登山者が気づきにくいポイントを
 しっかりとサポートして
 あなたをアイランドピークの頂きへ導きます!


 
 『他の登山者もいる』を想定して計画を練ってください。

 アイランドピーク登山を計画される上で
 出発日や日程、技術そして価格などを基準に
 検討されるかと思います。

 計画される方の頭の中は・・・
 自分に都合の良い解釈で計画作りになりがちです。
 他隊(欧米人グループ)のことも考えて
 計画を立てておりますでしょうか?

 実際に登山する際、多くの登山者と一緒に
 頂を目指さなければなりません。

 予定外の時間のロス・休憩スペースの確保など
 登山者には気づき難い点が沢山隠れています。

 常に他の登山者のことを意識しながら計画を練ると
 今何が準備不足なのか分かります。
 一つ一つ解決しながら登山計画を進めて下さい。

 登山活動を細部にわたり検証していくことで
 問題点が見えてきます。
 気づくことであなたの登山は成功へ近づきます。


 サパナでは日本人ガイドも一緒に
 アイランドピークに登り、あなたを頂きに導きます。
 
 アイランドピーク登山・メラピーク登山にご興味あるかたは
 どうぞ遠慮なくお問い合わせください。  こちら 
  
  

   


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 09:33Comments(0)アイランドピーク 登頂できるポイントはこれだ!

2011年06月22日

温暖化によるルート変更

 
 登山者が気づきにくいポイントを
 しっかりとサポートして
 あなたをアイランドピークの頂きへ導きます!


 温暖化の影響により
 登山ルートが変化している!

 毎年多くの登山隊が登るアイランドピークですが
 雪・氷の融解でクレバスの出現、
 雪壁登攀ルートの位置が北側に移動してきています。
 温暖化が続けば、さらに移動するでしょう。


 以前にはありえ無かったのですが・・・
 雪田下部の所で大きく氷河が崩れ、ルート変更。
 ロープを固定し、よじ登らなければなりません。

 ルートの変更というと・・・
 『どんな場所を登るんだろう・・・』と
 技術的な心配をされる方が多いと思います。
 

 でもちょっと待って下さい!
 登山者が気づきにくい点がここにあります。
 それは装備の量や種類が変わることです。


 当時、私が現地スタッフとしてこの山を目指していた時
 アイランドピーク登山で必要な道具は・・・

 固定ロープ150m
 メインロープ50m
 アイスバー4本 
 カルビナ8本  

 しかし、今はどうでしょうか?
 これよりも多くの装備が必要です。
 
 想定していた装備では足りなくなることも。
 余裕な装備を持って挑んでください。

 また、装備不足の対応(調達手段)も含めて
 考える必要があります。 とっさの時に役立ちます。
 

 装備不足を他隊の道具を借りる考えだけは
 決して考えないでください。
 返却トラブルが後をたちません。

 登山活動を細部にわたって検証していくことで
 問題点が見えてきます。
 気づくことであなたの登山は成功へ近づきます。
 

 アイランドピーク登山・メラピーク登山にご興味あるかたは
 どうぞ遠慮なくお問い合わせください。  こちら 
  
  

   


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 10:36Comments(0)アイランドピーク 登頂できるポイントはこれだ!

2011年06月21日

雪壁下降での遅れ

 
 登山者が気づきにくいポイントを
 しっかりとサポートして
 あなたをアイランドピークの頂きへ導きます!


 
 アイランドピークの核深部である
 雪壁登攀を考える!

 雪壁の高さは120m以上
 斜度60度
 標高6000m

 雪壁を自分の力で乗り越え・降りなければなりません。

 成功を手にし、安堵に包まれると意外と雪壁下降の際
 スムーズな下山ができなくなってしまうようです。
 欧米人登山者にも多いです。

 途中の支点(ピッチ間の支点)での下降器の取替作業が
 大幅に遅れることがあるので注意が必要です。
 
 懸垂下降に時間がかかると、下降を待つ人は焦りを感じ、
 急いで降りようとしますので、無理をしがちです。
 
 高度感の緊張もあり、
 雪壁にぶら下がった状態での下降器取替作業は
 スムーズに行えないようです。

 通常、登山ガイドは最後にロープを回収してくるため、
 登山者がもたついていても、素早い対応ができません。
 登山ガイドが一人の場合は
 まったく対応できないと思ってください。

 安全に下降するために、取替作業をスムーズにできるよう  
 対策を取ることが必要です。

 個々の技術も必要ですが、
 とっさの時の対応も想定しておくことも重要です。

 
 サパナでは少人数での登山においても
 私含め複数のガイドが同行します。
 
 ゲストがスムーズ、安心して下降出来るよう
 支点に私かネパール人ガイドが待機し、
 下降のお手伝いをしています。

 
 ひとつづつ登山活動を細部にわたって検証していくことで
 問題点が見えてきます。
 気づくことであなたの登山は成功へ近づきます。
 

 アイランドピーク登山・メラピーク登山にご興味あるかたは
 どうぞ遠慮なくお問い合わせください。  こちら 
  
  

   


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 18:02Comments(0)アイランドピーク 登頂できるポイントはこれだ!

2011年06月21日

登山のベストシーズンはいつ?

 
 登山者が気づきにくいポイントを
 しっかりとサポートして
 あなたをアイランドピークの頂きへ導きます!


 
 アイランドピークの成功を確実にするなら、
 絶対にを選ぶべきでしょう!

 なぜならば・・・
 天候が安定するからです。
 
 この時期多くの登山隊が
 アイランドピークを目指します。
 BCから上部にかけての混雑は半端ではなく、
 それに対する対策は万全にしてください。

 
 ではを何故勧めないかというと・・・
 

 1. カトマンズ・ルクラ間のフライトが不安定
 2. 降雪の頻度が高い


 どちらも天候によるものです。

 春先の天候は・・・
 午前10時頃には雲が大きく発生してしまいます。
 その為、有視界飛行で離発着する
 国内線の運行を大きく妨げます。

 登山者が多く訪れるエベレスト地域では
 一度のフライト遅延によって
 フライトの確約が非常に困難になります。

 天候が安定する秋に
 訪れたほうが賢明な選択だと思います。

 また、高地での降雪も想定しなければなりません。
 雲の発生は標高4000mを超える大地で雪を降らせます。
 降雪は登山の心配事を増幅させます。


 装備がしっかりしている登山者は
 降雪の中でも日程消化していくことが出来ますが・・・
 荷物を運ぶポーター達の装備・準備はどうでしょうか。
 現地に行ってから気づくのでは遅いです。

 登山は彼らの働きによって支えられています。
 一緒に行動するスタッフのことまで
 しっかりと気にかけて下さい。
 

 登山者である
 あなたの目で確認を取ることが重要なのです。

 
 登山活動を細部にわたって検証していくことで
 気づかなかった問題が見えてきます。
 気づくことであなたの登山が成功へ近づきます。
 

 アイランドピーク登山・メラピーク登山にご興味あるかたは
 どうぞ遠慮なくお問い合わせください。  こちら 
  
  

 サパナではアイランドピーク登山 成功率100%更新中
  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 16:30Comments(0)アイランドピーク 登頂できるポイントはこれだ!