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2015年04月29日

ネパール地震情報  旅行者が集うエリアは大丈夫!

ヒマラヤガイドの浅原です。

ネパールの政府機関をはじめ、いろいろな機関、会社、NGOで働く知人,ヒマラヤ山中にいる仲間を通して、情報が入ってきています。

(メディア関係の方へ)

個人の方の問合わせと分けるために、専用番号を設けておりますので、下記のメールアドレスまで、からメールを送ってください。
info@sapanatrek.com

至急連絡が必要な方は077-534-5469 まで

~・~・~・~・~・~・~
ラジオに緊急出演
~・~・~・~・~・~・~

KBSラジオに出演することが急きょ決まりました。
日々、ネパール各地から送られてくる情報をもとに、新聞等で知ることのできないヒマラヤ地震のことについてご紹介することになりました。
生放送との事で、とても気にしています。

5/4 9:30~ 笑福亭昇瓶のほっかほかラジオ KBSラジオ 

もしお時間が会えば耳を傾けてください!



~・~・~・~・~・~・~
現地からの最新情報
~・~・~・~・~・~・~
(4/30 22:30)

旅行者が多く滞在するタメル地区、またその周辺の写真が届きました。
テレビで報道されるような、大きな崩壊は無く、平常時と同じような光景が広がっています。
この写真は、地震後の映像ですが、建物損壊は見られません。

(タメル地区)



(タヒティ地区)

カトマンズ市内の倒壊もありますが、全く安全な場所もありますので、混同しないようにお願いします。


(4/29 21:30)

カトマンズから北東に50㎞ほど行ったところにあるシンドパルチョーク地域では、地震による土砂崩れのため、チベットへ向かう道路は寸断され、ヘリコプターによる救助が行われています。
この地域に暮らす山岳民族は多数いるため、被害の状況把握が困難との事。

カトマンズの停電地区が少しずつ解消に向かっていますが、まだ多くのエリアで停電が続いています。

(4/29 16:30)

カトマンズ市内でも旅行者で賑わうタメル地区の情報が入ってきました。

同地区で登山用品店を行う店主さん曰く、
『この界隈のホテルでは崩壊などはありません。』
『18世紀に建てられた古き建物が集まるダルバールスクウェアです』とのこと。


ネパールの政府機関をはじめ、いろいろな機関、会社、NGOで働く知人,ヒマラヤ山中にいる仲間を通して、情報を収集しております。

あなたにとって何かお役に立つことがあるかもしれませんので、このメッセージを見たら
遠慮なくお声をかけて下さい。


ヒマラヤトレッキング・登山専門店
(株)サパナ 



  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 17:13Comments(0)ネパール大地震

2015年04月28日

ネパール ボランティアスタッフ 募集

ヒマラヤガイドの浅原です。
多くの方から温かい支援のお言葉、本当に感謝いたします。

現在(5/28)、地震の恐怖におびえて暮らすネパールの人々に対して、少しでも安心して彼らが暮らせるよう、また彼らが必要としていることに対して援助できるようボランティアを募集します。


2度にわたる地震に対して・・・

現地で一緒に活動してくれる、
ボランティアスタッフを募集したいと思います。


このようなボランティアが出来る方々を募集しています。

● 避難地域で配給を手伝ってくれる方
● 避難民の声をまとめて、政府等に助言してくれる方
● 現地にあわせた環境づくりをサポートしてくれる方
● 避難テントの補修や設営
● 現地スタッフの手伝い等

地域によって、ボランティア活動が大きく異なります。
ボランティア期間等、宿泊、食事等についてはお問い合わせください。


詳しくは・・・
ヒマラヤトレッキング・登山専門店 サパナ まで 

077-534-5469 または akioasahara@hotmail.com








ネパールの政府機関をはじめ、いろいろな機関、会社、NGO、ヒマラヤ山中にいる仲間を通して、情報を収集しております。

あなたにとって何かお役に立つことがあるかもしれませんので、このメッセージを見たら
遠慮なくお声をかけて下さい。


ヒマラヤトレッキング・登山専門店
(株)サパナ 

  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 22:07Comments(0)その他ネパール大地震

2015年04月28日

ヒマラヤ地震 続報 4月28日 10時50分

ヒマラヤガイドの浅原です。

ネパールの政府機関をはじめ、いろいろな機関、会社、NGOで働く知人,ヒマラヤ山中にいる仲間を通して、情報が入ってきています。

(メディア関係の方へ)

連日、ネパールから直接入ってくる情報提供を行っております。
個人の方の問合わせと分けるために、専用番号を設けておりますので、下記のメールアドレスまで、からメールを送ってください。
info@sapanatrek.com

至急連絡が必要な方は077-534-5469 まで


(4/28 10:00)

カトマンズのサマコシ地域(空港から北西のあたる)地域では電気が通るようになり、携帯の充電を行うために多くの人がそのエリアへ。
ランタン地域の被害がわかってきました。

3800mに位置するキャンジンゴンパ周辺では建物の損壊
多くの方が岩陰で身を隠すようにして、救助を待っているそうです。
夜間の気温は0℃以下になる中、余震をおびえ、家には戻っていないそうです。

ランタン村から下部に際しては氷河の崩落による被害が出ています。

ネパール人が所有する携帯の電池が無くなり、不通状態になっています。
電気の回復が進むことにより、安否連絡が少しずつ改善するのと期待されています。

ネパールの政府機関をはじめ、いろいろな機関、会社、NGOで働く知人,ヒマラヤ山中にいる仲間を通して、情報を収集しております。

あなたにとって何かお役に立つことがあるかもしれませんので、このメッセージを見たら
遠慮なくお声をかけて下さい。


ヒマラヤトレッキング・登山専門店
(株)サパナ 



  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 10:53Comments(0)その他

2015年04月27日

ヒマラヤ地震情報

ヒマラヤガイドの浅原です。

ネパールの政府機関をはじめ、いろいろな機関、会社、NGOで働く知人,ヒマラヤ山中にいる仲間を通して、情報が入ってきています。

(メディア関係の方へ)

連日、ネパールから直接入ってくる情報提供を行っております。
個人の方の問合わせと分けるために、専用番号を設けておりますので、下記のメールアドレスまで、からメールを送ってください。
info@sapanatrek.com

至急連絡が必要な方は077-534-5469 まで


(4/27 22:00)

現地からいろんな情報が刻々と入ってきております。
カトマンズの一部の地域では電気が通るようになったとの事です。

3月~4月にかけて、ネパールの国花であるシャクナゲが咲き乱れるため、ヒマラヤと石楠花を一度に楽しむトレッカーが多いです。
現在、エベレスト方面に関する情報ばかりが報道されておりますが、石楠花を見に行く登山者としては、エベレスト方面ではなく、震源地に近いアンナプルナ地域、ランタン地域へ多くの方が訪れていたと思います。

少しずつカトマンズ郊外の情報が入ってきていますが、まだまだです。
現時点カトマンズ北に位置するサマコシ地域では電気が通電したと情報が入っています。







3日目の夜も余震に不安を感じ、外で煉るそうです。

ネパールの政府機関をはじめ、いろいろな機関、会社、NGOで働く知人,ヒマラヤ山中にいる仲間を通して、情報を収集しております。

あなたにとって何かお役に立つことがあるかもしれませんので、このメッセージを見たら
遠慮なくお声をかけて下さい。


ヒマラヤトレッキング・登山専門店
(株)サパナ 



  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 19:17Comments(0)その他

2015年04月27日

ヒマラヤ地震情報 

ヒマラヤガイドの浅原です。

現地からいろんな情報が刻々と入ってきております。
同時に、通信回線が込み合い途切れ途切れな状態です。

ネパールの政府機関をはじめ、いろいろな機関、会社、NGOで働く知人を通して、情報を得ております。

あなたにとって何かお役に立つことがあるかもしれませんので、このメッセージを見たら
遠慮なくお声をかけて下さい。


ヒマラヤトレッキング・登山専門店
(株)サパナ 



  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 12:38Comments(0)その他

2015年04月27日

ヒマラヤ地震 続報

ヒマラヤガイドの浅原です。

連日、メディア等からの問い合わせを受けております。
先ほども某局からの取材依頼が入り、現地の情報を多くの方に知っていただきたいと思い、取材許可しました。

テレビ等では入ってこない首都カトマンズ外の情報が入ってきております。
こちらも甚大な被害で、建物の外で寝泊まりをしております。
電気が無いため、国内での事情が分からず、パニックになっていると連絡が入ってきております。

ヒマラヤトレッキング・登山専門店
(株)サパナ 





  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 10:33Comments(0)取材・出演

2015年04月27日

ヒマラヤ地震の写真

ヒマラヤガイドの浅原です。

現地情報です。
ネパール各地にいる知人より連絡が入ってきております。
震源地にほど近い、マナスル地域からは誰ひとり連絡が入ってきておりません。

現在、情報の取集といつでも現地に行けるよう、準備を始めました。


当社の現地エージェントとも何とか連絡がつながりました。
しかし、インフラである電力が壊滅的に途切れてしまい、太陽光発電で
自宅に充電できる設備を持っている方のみが携帯電話を使って連絡ができるようです。

なお、余震が続いているため、ほとんどの方が外で寝泊まりをしているそうです。



カトマンズ市内(ダパシー地区)   


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 08:52Comments(0)その他

2015年04月25日

ヒマラヤを襲った巨大地震

ヒマラヤガイドの浅原です。

本日、ヒマラヤで起きました地震について、いろいろとご心配をおかけしすみません。

現在、小社を通じてヒマラヤに行かれた方お客様はすべて帰国しておりますので、ご安心ください。
カトマンズのオフィスと連絡をとりましたが、スタッフも無事とのことです。

震源地に近いミャグディー、カスキ、ラムジュン郡をはじめ、ヒマラヤの観光地で有名なポカラ等にいるネパール人の知人、旅行会社等通じて、地震の情報を収集をしております。

入り次第、ご連絡いたします。


ヒマラヤトレッキング専門 サパナ
  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 20:52Comments(1)その他

2015年04月22日

ラジオからヒマラヤをお届けします!

ヒマラヤガイドの浅原です。

まだ先のことですが、6月中旬にラジオ出演することになりました!
いままで、地元局を中心に出させていただき、リスナーの方にヒマラヤの魅力について話させていただきましたが、今回はもっと広域の方にも聞くことができるラジオ番組に出演します。

詳しくは・・・後日ブログで紹介しますね。

※ 世界で最も美しいランタン渓谷を歩いてきました!


◆ 250種を超える可憐な高山植物に出会えるトレッキング こちら

ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・

世界最高峰のヒマラヤを手に届く山に出来るよう』 歩かれる方の思いをひとつ一つ形にしていくトレッキング・登山を行っています。



  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 08:41Comments(0)新聞・メディア 関係

2015年04月18日

トレッカーに知られていないガンジャラ峠に立つ!

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!

ガンジャラ峠へのアプローチは想定していた以上に長く感じた。
4300mを越えるあたりからは・・・常に心臓がバクバクするほどの急登が続く。

60年前この道を通った深田氏も同じだっただろう・・・
苦しい登りだからこそ、彼のことを必然と考えてしまう。振り返れば神々しいヒマラヤが応援しているようにも思え、足元を見ながら一歩ずつ前に進んだ。

手元の高度計が4900mを示している。
両脇にそそり立つように聳える峰から削り取られた礫が、目の前に横たわるる氷河の上を覆っている。

彼の紀行文では・・・真っ白な氷河の上を歩いたとの事。
今はその時の風景はまったく見られない。

氷河が少しずつ動いていくたびにルートが変わるのだろう。
現地の人が歩く時につけた踏み跡が途切れ途切れになっている。
音を立てて石が転げ落ちていくのを何度も見た。

安全なルートを探しながら歩くため何度も立ち止まり、周囲全体を確認しながら一歩を踏み出す。



南の空から陽射しがあたるようになると、谷底から湧く雲がみるみる成長していく。
最高の景色を楽しませてくれていたランタン谷のヒマラヤ
あと数時間もしないうちに、見納めになってしまうのだろう。


◆ 所々には真っ白な氷河が口を開けている。


左側のアブレーションバレーに沿って緩やかにコースを回り込むと・・・・
ランタンリルンが少しずつ岩峰の影に。
真正面にはシシャパンマがはっきりと望めるようになった。

足場の不安定なトレイルを延々と歩くこと数時間
ついに、ガンジャラ峠がその姿を現した。



先頭を歩くスタッフの大きな荷物を目印に・・・
道無き道を歩いていく。

無我夢中になって、先頭を歩くスタッフに追い付き、カトマンズから持参したロープを大岩に括り付けた。
両手でロープをつかまらせながらスタッフが一人ずつ岩場を通過させていく。


両側がキレットになっているガンジャラ峠に立った!




全員が通り抜けるのに1時間以上かかった。

ゴツゴツした岩が乱立する中、平らな岩に腰かけて、コックが朝早くから作ってくれたお弁当を頂いた。
すっかりガスの中に入ってしまったが、時々見せる白き峰を見ながら、峠に立てた喜びに浸る。


◆ ナヤカンガ南面壁にある懸垂氷河

スタッフたちも疲れた様子だ。
手持ちの水分を与え、ゆっくりと休ませる。彼らのサポートが無ければ・・・
この峠を越えることはできない。

当時、深田氏も数十名を超えるポーターを引き連れこの峠を越えていった。
この地こへのトレッキングを熱望されていたゲストにとって、感無量の気持ちでいっぱいだろう。
ゲストの喜ぶ顔を見て、思わず目頭が熱くなった。


続きは・・・こちら     前の話は・・・こちら

◆ 初夏にお勧めしたいトレッキングは こちら

ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・

世界最高峰のヒマラヤを手に届く山に出来るよう』 歩かれる方の思いをひとつ一つ形にしていくトレッキング・登山を行っています。
  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 14:55Comments(0)2014 ガンジャラトレッキング

2015年04月17日

深田久弥が歩いたガンジャラ峠を目指して出発

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!

ヒマラヤをすっぽりと覆う厚い灰色の雲。
西の空に太陽が沈むと同時に、東の空から一気に暗闇にやってきた。
今まで無風だったのに、急に風が吹きはじめテントの外張りが音を立てはじめた。

寝袋の中にもぐりこんで、明日の天気が晴れることを願うばかりだ。



※ BCからガンジャラHCPを目指す

時計の針は未だ真夜中の12時を指していた。
眠ってしまった間に風は納まり、何も音が無い世界。

満点の星空が広がっているのを期待してテントのジッパーを下して外を見ると・・・小雪が降り出していた。

無事ガンジャラパスを越えれるよう、ヒマラヤの神様に祈った。



まだ暗いうちから朝食の準備を取り掛かるスタッフ達の声が夜明け前のBCに響いていた。

ゲストのテントから順に紅茶が運ばれ、その後に朝食が運ばれてきた。
スタッフの靴には雪がびっしりと付き、BC一面がうっすらと雪が積もたことが容易に分かった。
雲が垂れ込めているようで星の輝きは見全く見えなかった。

目を擦りながら出発の準備をしていく。パッキングが整い、HCPをめざしてテントを後にする。
朝一番の登りは体にキツイ。



ランタン渓谷に沿って下る乾いた風が灰色の雲を少しずつ消していく。
目が覚めるような真っ青な空が見えはじめ、私の心配ごとが薄れていく。



最後まで頂きを隠していた雲が取れ、雲海にヒマラヤの島が現れた。


ここに、ランタン谷に聳える峰々が勢ぞろいした。
ランタンリルン、キムシュン、ユブラ、ガンチェンポ、ランシサリ、ペンタンカルポリ・・・そしてシシャパンマ。
6000m~8000mの巨大な塊が私たちのトレッキングを応援しくれているように思えた。




当時、深田久弥が見て感動した時の光景と同じ光景を見ていると思うと、嬉しさが何倍にもなる。



足場が滑りやすい砂道の傾斜が緩くなると、氷河の末端に出た。
踏み跡の少ない岩の道に変わり、足を置きやすい場所を探しながら歩いた。




目の前に横たわる氷河の上にナヤカンガ峰が顔を出し、朝陽を浴び神々しく輝いていた。

しばらく歩くと・・・
数張りのテントが設営できるHCPに到着した。


※ ガンジャラ峠方面を 望む




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◆ 初夏にお勧めしたいトレッキングは こちら

ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・

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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 21:29Comments(0)2014 ガンジャラトレッキング

2015年04月13日

ヒマラヤへの事前トレッキング!

ヒマラヤガイドの浅原です。

朝の天気予報で降水確率60%となっていた京都。
灰色の雲からシトシトと雨が降りだし・・・

今秋ヒマラヤを目指す滋賀県のとある山岳会に所属する気心知れた9名と私。
計10名で大文字山を登ってきた!

既に、2度にわたり説明会をさせていただき、今日の山歩きとなった。


※ モンベル社のスッタフ?



愛用している雨具。それぞれ違う色。 尋ねてみるとモンベル、モンベル、モンベル・・・

モンベル社のスタッフと思ってしまったくらい。
こんなにカラーがあるとは・・・・知らなかった。


出発点であるJR山科駅。
通勤客でごった返す駅前に集合し、ここを起点に毘沙門天を通って大文字山を目指した。


今回のトレッキングは歩き方の癖を知り、高山病に悩まされない方法を探しだすことが目的だった。


気軽に登れる大文字山を選んで普段の歩き方を実践してもらった。

歩き方は人それぞれ、千差万別。
先頭を歩いて仲間を引っ張って行くように歩く人
後から追いかけるようにして歩く人
休憩の間隔や休憩時の水分の摂り方、水分量。
どのような話をしながら登るのか。
どんなものに興味を示して歩くのか?

ひとり一人の歩き方をいろんな視点でウォッチング。
これをヒマラヤトレッキングの時に役立てる!

体力については・・・
説明会を通じて、分かっていたので何も心配していなかった。




閑静な住宅地を抜け、毘沙門天に到着!

ここにはありがたいことにトイレがあり、登山者の方にも使わせてくれる!
神様にお礼を言って、拝借。



先月、他のゲストと一緒に歩いた時には河川の改修工事が行われていたのだが、すっかり工事は終わって歩き易い道に。

快調に先頭を歩く人たちが突然ストップ!
トラブル発生?



近くまで寄ってみると・・・
オフロードバイクが川の中を下っていたんです。

わざわざ雨の日に、変わった人もいるのだなぁ~と思っていたら
バイクごと川に転落し、自力で下ってきたとの事。
怪我はしていないようで、とりあえずよかった。



『大きなかぶ』の様に、みんなの力を合わせてバイクを登山道まで引き上げに成功!


何もなかったかのように、再び歩き出す。

山科駅から約2時間で大文字山の頂に登頂!
私たち以外誰もいな~い頂上でした。京都市内は霞んでさっぱり。
間伐材を上手に利用して作られたベンチが市内の方を向いて綺麗に並んでいた。
晴れの日にはこれらのベンチがすべて埋まってしまうのだろう。


歩いてきた登山道を少し戻り、京都トレイル沿いに南禅寺に向かって下った。



雨の滴が垂れるツツジがとても印象的だった。



山科の街を見下ろせるところまでやってきて記念撮影。

そのまま南禅寺に下り、蹴上まで歩いて解散となった。
個々の歩き方をまとめて、現地スタッフと共有。必ずゲストを5000mの頂に立てるよう、しっかりとサポートしていきたい。



初めての海外トレッキングにお勧め  

スイスアルプス 雲上のお花畑トレッキング
ユングラフ3山が目の前に見える山岳リゾートに7連泊!
添乗員が同行する安心安全のトレッキング。  まずは前編映像で。   詳細WEB





◆ 初夏にお勧めしたいトレッキングは こちら

ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・

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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 17:54Comments(0)近郊トレッキング

2015年04月10日

意外と知られていない航空券取得のコツ!

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です。

個人でヒマラヤトレッキングを楽しみたい方に!
ヒマラヤの国ネパール行の航空券をゲットするためのコツを伝授します!



秋のベストシーズンに向かうチケットは、ある友人がプレミアチケットとも呼んでいました!

ヒマラヤに行ってみよう!と思い立った時から、誰もがどの航空会社を利用してカトマンズに行こうか・・・? ワクワクしながら考え始めます。


◆ 乗り継ぎ地のバンコクからヒマラヤへ

(多くの方が選ぶポイントは・・・?)

・住んでいるところから一番近い空港から就航している
・価格が安い
・乗り継ぎがし易い
・機内サービス
・到着時間 等


航空会社があればあるほど選択肢が広がって難しい問題です。

20年前、世界からカトマンズに就航していた航空会社は10社ほどでした。

エベレストを間近で見てみよう!
ヒマラヤの頂に登ろう!と連日押し寄せてやってくる旅行者が年々増え、ネパールはヒマラヤ観光の中心都市に様変わり。
世界中の言語が飛び交い、WIFIがどこでも使え・・・
おかげで急発展を続ける国際都市になりました。

そのため、今では世界中の主要都市と結ばれ、現在26社が就航し世界51都市と繋がっています。


(どうして思い通りにチケットが取れないのか?)

多くの航空会社が就航し、いろいろなルートを選ぶことが出来るようになりましたが・・・
シーズンになると思い通りに航空券が取得できないのも事実なんです。

・登山客の増加とネパール人ビジネスマンの増加
・最低4区間の席の確保が必要
(日本~経由地~カトマンズ)x2

そしてもうひとつ
・旅行会社があらかじめ席を確保

しているからです。

上記3点が複雑に絡み合って、なかなか思い通りにチケットが取れないのです。


もし、ヒマラヤに行こう!と思ったら、まずは航空券の確保から始められることをお勧めします。
ちなみに、旅行会社といっても取引している航空会社が違いますので、確認して対応してもらってください。

ちなみにインターネットを使って、瞬時で安価の航空券を調べられるようになりました。
でも、実際に入力をしながら価格の段階を見ると・・・想定していた金額より高いことばかり。
一瞬で落胆しますよね。

それもそのはず。
価格だけを追い求める旅行者を想定したサイト作りになっているからです。
インターネットの普及により比較が容易になった分、じっくりと検討する人が少なくなったような気がします。
しっかりと内容を吟味し、航空券を購入される人ほど、安心してトレッキングに出発できるのでは?

サパナではタイ航空を中心にヒマラヤ行の航空券を扱っています


7月から始まる『ヒマラヤ・ランタン渓谷の美しさ』を映像でお楽しみください!





◆ 初夏にお勧めしたいトレッキングは こちら

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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 10:25Comments(0)コラム

2015年04月06日

神秘の国ブータンテレビ情報

ヒマラヤガイドの浅原です。

お客様よりヒマラヤに関するテレビ放映の情報が届きましたのでご紹介します。


※ブータンと国境を接するヒマラヤ

ブータンの北部でヤクを放牧して生活する少数民族ラヤッパの少年、ペヤンキの成長記録。
山間の村ラヤに母親と暮らす8歳のペヤンキは、父親が亡くなってから家が貧しく学校に通えないため、村の僧院で修行することになった・・・
  ※番組より抜粋


私たち日本人がどこかに忘れてきてしまったモノを見つけ、本来そうあり続けるべき姿が大自然豊かなヒマラヤの小国ブータンにあります。
この番組を通じて、何か得るものが大きいと思い、この番組をご案内いたします。


日時:  4/7(火)   17:00~17:50 再放送

チャンネル: NHK BS1

タイトル: 「HAPPINESS・ブータン・幸せの国の少年 番組変更

 
※ 詳細は http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/141023.html


スイス・アルプスに関するテレビ番組

日時:  4/14(火)   17:00~17:50 再放送

チャンネル: NHK BS3  

番組名: 世界で一番美しい瞬間「とき」

タイトル: 「ホワイトターフを駆け抜けるとき スイス」 

※ 詳細は http://www4.nhk.or.jp/sekatoki/x/2015-04-14/10/11660/





情報をお送り頂きました、横井様ありがとうございます。




ヒマラヤトレッキング専門 サパナ  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 10:38Comments(0)ヒマラヤ関係の番組

2015年04月03日

久弥が通ったガンジャラ峠を目指して!

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!

興奮してなかなか眠れなかった長い夜が終わり、気持ち高ぶるなか朝を迎えた。
雲一つない青空が広がり、村はまだ静けさに包まれていた。


・朝陽を浴びて輝くランタンリルン(7245m)

おかゆとお味噌汁、副菜に漬物が用意されたテーブルに座り、ゆっくりと食事を頂く。
最後にフライパンで焼かれた目玉焼きが運ばれ、お皿に盛られた。



ロッジの外では、ポーターたちが手際よく荷物を分け、同じ重さの塊を作っている。
そして器用にロープで縛り、出発の時間を待つだけだった。


・女将さんと住み込みの女の子に見送られて・・・

2日間、お世話になったロッジに別れを告げ、ガンジャラ峠目指して歩き出した。



リルン氷河が押し出したモレーンの中を下って行く。
ランタン川にかかる鉄製の橋を渡るとすぐに、小さな池の前に出た。踏み跡の少ない小道を回り込み、樹林帯に吸い込まれるように道が続いている。



滑りやすい道の連続で、早く樹林帯を抜けたい気持ちでいっぱいだった。



樹々の間から白き峰々が見えてくると、樹林帯を抜けるのには時間はかからなかった。
再び青い空にヒマラヤが神々しく輝いている中を歩く。


・遥か向こうにキャンジンゴンパの村



出発する時にはそれほど雲はなかったのだが・・・
いつの間にかヒマラヤを覆い隠すように湧き出していた。



冬に備えてこの高度までヤクが下りてきていた。
彼らの食事を邪魔しないよう、遠くから眺めるだけにした。


・キャンプ地はこの丘を越えた先

目の前に、小高い丘がみえてきた。
スタッフ達は軽快な足取りで、丘めがけて進んでいく。
私たちは休憩を取りながら、ゆっくりと進むだけ。
そして、丘に立った時、向こうに見える草地にテントを張り始めていた。

4月に訪れた時、水場の確認をした所だった。


続きは・・・こちら     前の話は・・・こちら

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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 21:41Comments(0)2014 ガンジャラトレッキング

2015年04月02日

4450mへの世界へ

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!

もっと高い所へ・・・
向こうのピークまで稜線が続いている。そのピーク目指して歩き出す。

数か月前、この辺りはイブキトラノオのピンク色で埋め尽くされ、真っ白なアネモネと共演をしていたのを思い出した。


・4450mのピークに向かって

ランタン谷の盟主・ランタンリルン(7245m)の巨大な氷河の末端に、大きな氷河湖が出現。
毎年成長し、決壊の心配が出てきている。
キャンジンゴンパからは分からないが、ピークに登るとはっきりと全貌が望める。


・リルン氷河にできた巨大な氷河湖にびっくり

頂上直下、太陽の陽射しをいっぱい受ける岩にへばり付くように咲いていたキク科の花


・ヒッポリティア ゴッシピナ(キク科)

すっかり雲に覆われて、神々しいヒマラヤは見えなくなってしまった・・・
誰ひとり、高山病の症状も無く頂上を踏むことができた! ヤッタ-


・キャンジンリから歩いて1時間30分で到着


・周回道を歩いて下山する

緩やかに下る周回道を進み、下山することにした。
今までの草地道から崩壊地を横切るように道が続き、砂地の道に変わる。
道ははっきりしていて迷うことは無い。






・ドライフラワーになったキク科の花


・分岐にあるケルンに旅の安全を祈ってタッチ!


・サンプクリンドウの大きな株を発見

向こうにキャンジンの村が見えてきた。
頭上には明日から挑むガンジャラ峠がある峰々が見えていた。



私たちの到着を知っていたかのように、ロッジに戻ってくるときし麺が出てきた。
出汁が効いた濃い味が食欲を更に勧んだ。





明日から始まるガンジャラ峠へのトレッキングに際して、スタッフ含め早めに準備を整えてゆっくりと休んだ。


続きは・・・こちら     前の話は・・・こちら

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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 21:37Comments(0)2014 ガンジャラトレッキング

2015年04月02日

山全体がお花畑。お花で埋め尽くされたピークへ登る!

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!

停滞日を利用して・・・
暇を持て余すスタッフを連れ、村の北に聳える4200mの丘に登ってみることにした!

朝から多くの登山者がこの丘を目指して登る。
地元ではキャンジンリと呼ばれており、はチベット語で丘を表し、あえて言えばキャンジンの丘ということになる。

標高差400mのほどであるが、富士山をはるか超えた高度を歩くので、無理せずゆっくりと。


・背丈は2cmほどのキク科の花

草地の斜面は青や紫系の色をした秋の花で埋まっていた。
背丈の低く日本にも馴染みあるリンドウやキク科の花。


・ランタン谷で見られる3種のエーデルワイスの一種

ランタン渓谷を駆け上がる心地よい風が吹きはじめ、私たちはその風に乗ってピークを目指す。



太陽の光をいっぱい浴び、お花が大きく開いていく。
どれもが宝石のように輝いて見え、気に入ったお花の前でじっくりとカメラを向ける!
これはヒマラヤの高地を安心して歩くために重要な高度順応の方法のひとつである。

出来そうでなかなかできない順応法を今回の参加者は全員、初めから身についている。


・秋を代表するリンドウ ゲンディアナ・オルナタ

リンドウ科のお花の中で散生して咲く、珍しいお花を見~つけた!


・サンプクリンドウ属の花



自分のペースでゆっくりと登って行く・・・・
一緒に歩き出した欧米人は頂上の景色を堪能して、下り始めていた。



神々しい峰々、可憐な花々・・・
思い思いに撮影し、花弁に触れながら頂上が見えるところまでやってきた。
4000mを超える高地になると植生が大きく変わるので、今まで見ることのできなかったお花が沢山咲いている。
頂上の印となる旗のあるところまで、もう少し時間がかかりそう。



私たち以外、誰も居なくなってしまった頂上に立ち、ヒマラヤを独り占め!
目の前に立ちはだかるランタンリルンからキムシュン峰の稜線を見ながら、しばし感動の境地に浸った。


続きは・・・こちら     前の話は・・・こちら

◆ 初夏にお勧めしたいトレッキングは こちら

ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・

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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 12:38Comments(0)2014 ガンジャラトレッキング

2015年04月01日

残花多きランタン渓谷を進む

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!

目が覚めるような青空が一面に広がった!
空を眺めているだけでも良い。
谷奥には氷河を抱いたガンチェンポの峰がはっきりと望める。



大きな荷物を背負って後ろから追いつてきたスタッフに、ご褒美のヨーグルト
大さじ一杯の蜂蜜を入れ、ゆっくりとかき混ぜる。
見ているだけで・・・食べたくなってくる。

ヤクから取れるわずかな乳で作った栄養価高いヨーグルト。
この地まで来なければいただけない絶品である。



朝露が残り、花が生き生きして美しい。







秋本番といった時期でも、たくさんの花が残り、とっても嬉しい。

ランタン村で少し休憩。
村の中はすでに登山者が出発し、閑散としていた。
汗ばむ陽気に、担いでいる荷物をベンチにおろし、太陽の熱で乾かす。
湯気が立ち上るようにして見る見るうちに乾いていく。

足元でほほ笑むお花を探しながら前に進む。



今まで見ることができなかったエーデルワイスを発見。
この高度まで来ないと見られない種であり、周辺には株状になって幾つも咲いていた。



ベストショットを撮ろうと、地面に寝そべって撮影。
太陽の位置、風の強さ・・・狙った写真を撮ろうと何枚もシャッターを切る。

再び違う花を見つけ、写真撮影に没頭しながら、ゆったりと流れる時間を楽しむ。





先頭を歩いていたキッチンスタッフが、乾いた喉に通りやすい天ぷらうどんを作ってくれていた。
かつおだしの効いたつゆに、ネギとショウガと大根おろしの薬味を入れ、ヒマラヤを目の前にしていただく!

太陽が照り付け眩しいが、峰々が見えるロケーションで頂けるのは最高である。
カリッと揚がった天ぷらもおいしかった。

熱せられた空気がヒマラヤからの冷たい空気に触れ、雲が湧き始めた。
雨の心配はなさそうだが・・・

枯草となった放牧地の中にに続く平らな道を歩き、ランタン渓谷最奥の村、キャンジンゴンパを目指した。




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◆映像でただるガンジャラトレッキング前編




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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 10:16Comments(0)2014 ガンジャラトレッキング