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2019年05月27日

ヒマラヤ未知のルート ガンジャラ峠トレック ②

地図には記されている幻のルートはここから始まる・・・

標高3800m。富士山よりも高く、空気が薄さが肌で実感できるこの場所に、ランタン渓谷最奥村、キャンジンゴンパがある。


6月~8月にかけて、ランタン渓谷は谷一面、可憐な妖精で彩られる


薬草成分がたっぷりと入ったチーズ、伝統的製造方法で作られている



数百年前、道なきヒマラヤを命がけで越え、未開のこの渓谷に移住してきた来たチベット人が祖先となるチベット系タマン族が、独自の文化を頑なに守りながら、ヒマラヤの厳しい気候の中で、逞しく暮らし続けてきた。

➡ 続きは・・・   


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 10:48Comments(0)ヒマラヤトレッキング 情報!コラム

2019年05月10日

ヒマラヤ未知のルート ガンジャラ峠トレック ①



世界でも最も美しい谷の一つとして称されるネパール・ランタン渓谷。
高山植物の宝庫としても有名で、チベット医学を勉強した者がこの谷で薬草を摘みに来る。
固有種が多いため、植物学者の研究フィールドともなっている。



ヒマラヤ山脈を南北に縦断するボテ川(チベットを別名ボテと呼ぶ)によって、ネパールのヒマラヤは地理学的に8つに分かれている。
その中でも比較的小さい部類に入るのがネパール・ランタン山群である。
端麗な容姿のランタンリルン峰を筆頭に、無数の7000~6000m級の山々で囲まれた、幅1km、長さ20数キロにわたって東西に延びる渓谷は、千メートル以上の断崖絶壁が続くU字渓谷が特徴だ。

続きを読む ➡ こちら


ヒマラヤ専門ガイド 浅原
  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 16:18Comments(0)ヒマラヤトレッキング 情報!ツアー情報 コラムお勧め情報

2019年03月22日

ヒマラヤで頂く本格的なざる蕎麦!

ヒマラヤを楽しんだ後に、お勧めしたい食事は・・・
なんといっても蕎麦!


トレッキング中に頂く、香辛料がふんだんに使われるネパール食も美味しいが、やっぱり慣れ親しんでいる食事を食べたくなるのも事実。
トレッキングを終え、カトマンズに戻ってきたら世界中の食事がこの街で堪能できる。

なかでもここ最近、ゲストと一緒に足を運ぶのが、ヒマラヤ蕎麦。 




ミネラル豊富なヒマラヤの麓では日本同様にソバが作られている。 辺り一面ピンク色の畑に染まるこの景色は素晴らしく、この風景に出会うために訪れる登山者も多い。

今回は、ここで採取された蕎麦の実だけを使い、信州戸隠で修行したネパール人職人が、丹精込めて打ってくれる蕎麦を頂くことにした。




蕎麦屋まで、ホテルから30分ほどの距離。 タクシーでも行くことができるが、渋滞も多く、場所が分からないタクシードライバーも多いので、車をチャーターして出かけた。

広々とした敷地の一角で、目立たないように店を構えている。 市内レストランとは異なり、落ち着いた静かな場所で頂く味は、本当に日本に居るような感じだ。 ネパールにいることを忘れさせてくれる。


スタッフと一緒に名物のザル蕎麦を頂くことにした。



慣れない箸を一生懸命に使い、初めてのワサビの辛さに戸惑う。
ゲストの様子を見ながら蕎麦湯を飲みながらこちらを困惑そうな顔つきで見るスタッフ。
終始笑いが絶えなかったヒマラヤを後にした。


ガイドブックには載っていないヒマラヤ情報ブログ ➡ こちら
  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 10:07Comments(0)サパナのこだわりヒマラヤトレッキング 情報!

2019年03月15日

必読! 2019年春 ヒマラヤの国内線が大幅に制限

必読! ヒマラヤの国内線が大幅に制限

4月1日~6月30日(予定)において、カトマンズ空港における国内線の離発着が大幅に制限されます。

特に山岳地域に向かうフライトを中心に、遅延や発着空港の変更。
特にトレッカーで込み合うルクラ線はカトマンズ空港からの離発着ができなくなり、別の空港からの発着。

当地域へのフライトが予定されている方は、予備日等を利用して対応が必要になります。





【理由】
慢性的なカトマンズ空港の拡張工事に伴い、22:00~翌8:00まで空港完全閉鎖
外国人観光客の来訪に合わせて、国際線最優先のフライトになるため、国内線が大幅な遅延、フライトキャンセルに。

なお、マウンテンフライトは8:05発が最初のフライトになります。

詳細は ➡ https://sapanatrek.com/news/


  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 09:10Comments(0)ヒマラヤトレッキング 情報!

2019年01月28日

新ルート:ヒマラヤとシャクナゲ大展望トレッキング

ヒマラヤトレッキング・登山専門サパナでは、ゴレパニ周遊コースの途中から新ルートを歩くトレッキングを2019年春予定。

ゴレパニ周遊コースよりも景色が勝り、起伏の少ないヒマラヤ展望の尾根を歩くコース。
そして、何よりも半日行程で歩き通すことができるので、体力に不安な方でも十分歩くことができる。



展望が非常に良いのでヒマラヤと大輪の石楠花を合わせた写真が随所で撮影が可能

ほとんどの旅行者が知らない新ルートなので、のんびりとトレッキングができる




ブログの続きは➡ こちら

2019年 3月 新ルートを通るヒマラヤとシャクナゲ大展望トレッキング

ご興味ある方は、下記までご連絡ください!

ヒマラヤトレッキング・登山専門 サパナ
077-534-5469 または info@sapanatrek.com 担当 浅原

  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 22:38Comments(0)ヒマラヤトレッキング 情報!ツアー情報 

2018年11月02日

四国88カ所巡りからヒマラヤへ・・・


太陽のぬくもりを感じられる爽やかな風が吹き、ヒマラヤ一帯に一滴も雨を降らせなかった10月中旬。 標高3000mより上に登ったことが無かったゲストを含む方々と一緒に、エベレストの全貌が見られる丘、ゴーキョピーク(5400m)に登ってきた。





【7年かけて巡る88カ所巡りが・・・】

とあることをきっかけに始めた四国88カ所巡り。 旅の楽しさとそで子出逢う人々との触れ合いの時間の素晴らしさ。 日々、友人と近場の山で軽く汗を流し、時には旅行会社が企画する2泊程度の山登りに。登山というよりは食事やホテルにこだわった企画が中心。


高度順応としてシャンボチェの丘3800mまで登る。 背後はコンデリ6180m





仲間と話が弾み、色々とインターネットを使って調べているうちに、夢は膨らみ世界最高峰エベレストに。

とはいっても・・・ 2週間を超える旅行の未経験、日本では体験できない未知の高度、ヒマラヤで頂く食事など・・・ヒマラヤトレッキングに興味を持った瞬間からたくさんの心配事を抱えてしまったという。





ツアーが催行される1ヶ月前までは・・・ 日々の生活の延長上というスタンス。 足腰を鍛えてもらうようなことなど、一切行わないこと! 平常心でリラックスしてもらうことに終始お願いをした。 そしてトレッキングの成功のカギを握る高山病になり難い方法を、アンケートをもとに事細かくレクチャーしていった。


ゴーキョトレッキングは・・・連日半日程度の歩きで行程を進めることができるので、初心者トレッカーでも十分歩くことが可能




ツアー実施1ヶ月前を切ってから・・・ 賢い荷物のパッキング方法や便利グッズの紹介し、ゲストに準備し始めてもらった。 ゆったりとした環境の中で、トレッキングの準備を確実に行ってもらった。



【世界中の登山家が集うヒマラヤ】

9月後半から始まる秋のベストシーズン。 特に10月は世界中のトレッカーやクライマーがもっともヒマラヤを楽しむ時期として知られ、たった1ヶ月だけで10000人を超えるトレッカーがエベレストを見に、この地に押し寄せてくる。 出発地のルクラは毎朝6時過ぎからカトマンズからの国内線がひっきりなしに飛び交い、外国人トレッカーで賑わう。





トレッキング街道に点在するロッジも大変混み合う。

そのためゲストにとって快適な宿の確保には、シーズン前から行う事前の根回しが効いてくるのだ。


念願のゴーキョピークに挑む! 背後の山の奥には雪煙を巻き上げるエベレストとローツェ

【片道50㎞を超えるゴーキョピーク登頂への道のり】

エベレスト間近で見たいという思いを持っていたゲスト。 ゲストの足や膝への負担を減らし、午後からゆっくりと休養が取れるゴーキョピークへのプランを勧めた! 未知の高度である5000mの世界への不安、高山病への心配を取り除くために、常に一緒になって行う体調管理と高山病の症状が出る前から行う高山病対策を行った。

2018年10月18日午前8時過ぎ、標高5400mのゴーキョピークに登頂!

通常の登山タイムとほぼ時間で登頂。 トレッキング期間通じて、大変上手に高度順応されたおかげで、他の方同様に、毎食たくさんの食事を執ることができた。




70歳を過ぎて、ヒマラヤ8000m峰を一度に4峰を観れるゴーキョピークを登り、総歩行距離110㎞を超える大トレッキングを終えた。


幅1㎞、長さ18㎞に及ぶンゴズンバ氷河を見ながら下山



小社では・・・ あなたが思い描くヒマラヤの夢を達成させることが可能!

1.ゲストの歩き方に合わせた高山病対策を日本人ガイドと一緒に行う

2.毎食、専属のコックが温かな日本食を作る

3.ヒマラヤ渡航200回以上、26年間の経験からトラブルを想定してのツアー作り

 なので、初心者のかたやご婦人のかたでも無理なく標高5000mの世界を歩くことが可能です。



問い合わせ:  ヒマラヤトレッキング・登山専門 サパナ  077-534-5469





  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 14:38Comments(0)ヒマラヤトレッキング 情報!

2018年09月19日

2018 禁断のチベット・カイラス ~巡礼2~ ミラレパ伝説が語られる地キーロン




カトマンズから直線距離にしてたった50㎞の距離にあるチベット領、キーロン(吉隆)。 

トレッキングに同行している、ネパール人スタッフは、かつてこの地はネパール領だったと呟いた。

言われてみればそのような気がする。 
チベットのどこでも見られるようなマッチ箱の家ではなく、ネパールの山岳民族の様な家作りの民家がが点在している。

村の入り口にはキーロン渓谷と呼ばれる幅20m、深さ100m以上の非常に深い渓谷があり、鉄製のつり橋を渡らなければならない。
つり橋の向こうは【江村】の本村が広がっている。


村人の案内によれば・・・麦畑の向こうにミラレパ伝説が残る岩窟寺院があるという。


次第にタルチョー(5色の旗)が増えてきて、お寺が近いのが分かる



続きは・・・こちら  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 08:40Comments(0)ヒマラヤトレッキング 情報!お勧め情報

2018年05月06日

絶景の連続! 世界一美しいランタン渓谷へ至る もう一つのルート ①

【ヒマラヤに咲く可憐な妖精シリーズ No.30】

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!

世界でも最も美しい谷の一つとして称されるランタン渓谷。(カトマンズの北40㎞) 特に、モンスーンシーズンにあたる6月~9月前半は、400種類を超える様々な高山植物が一斉に咲き出し、氷河で削られたU字谷を花の絨毯で埋めつくす。


トレッキングシーズンである春と秋には、シャブルベンシ(1400m)を起点に、ランタン川沿いに遡り、同ルートを下るのトレッカーで大変賑わう。


※ ガンジャラパス手前から振り返る ランタンリルン峰(左)

日本人で最初にランタン渓谷に入ったのは1960年代の事。 
日本百名山の生みの親、深田久弥氏とその仲間。


当時、所在が不確定だったシシャパンマ峰(8013m)を確認するために、カトマンズからヘランブーの緑豊かな大地を歩き、ガンジャラ峠を越えてランタン渓谷に入ったという。


60年前からトレッキングルートがあるにもかかわらず、殆ど知られていない。


詳しくは・・・ こちら
 

今年もご案内します! 
一度に200種を超えるヒマラヤの妖精トレッキング ➡ こちら   


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 16:43Comments(0)ヒマラヤトレッキング 情報!お勧め情報

2018年04月15日

ヒマラヤに咲く可憐な妖精  日本では見られないモリナ科

【ヒマラヤに咲く可憐な妖精シリーズ No.22】

今回紹介するのは妖精は、背丈の低い草地で異様な姿で咲く日本で見られないモリナ科の花。




ヒマラヤの3000m上部の中間山地の草地で株の様にして花を咲かせる。 葉に鋭い棘を持つのが特徴。
淡いピンク色をした筒状の花が水平に飛び出して咲き、いくつもの層になって咲く。


詳しくは・・・ こちら


・ヒマラヤの妖精が見られるトレッキング ➡ http://sapanatrek.com/flower


  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 22:19Comments(0)可憐な高山植物ヒマラヤトレッキング 情報!ヒマラヤ高山植物図鑑

2018年04月13日

標高4500m 厳しい環境下で咲くサクラソウ

【ヒマラヤに咲く可憐な妖精シリーズ】 http://sapanatrek.com/flower

今回紹介するのは妖精は、高山帯の草地に散生するサクラソウ科の花。



ヒマラヤの氷河がせり出したモレーン下部などの草地(4500m以上)で他のサクラソウと一緒に微笑んでいます。
日本の芝桜の様な花弁をして、淡いピンク色。背丈は1㎝~3㎝ほどにしか伸びず、葉も非常にかわいいのが特徴です。
花弁の先がハート形になっていて、中央が起毛です。




他のサクラソウもたくさん咲いている中で、ひっそりと咲く種ですので、特に意識してみていないと・・・気づかないこともしばしば。

7月~8月にかけて咲いています





No.20
花名:プリムラ・テヌイロバ
サクラソウ科 サクラソウ属

・ヒマラヤの妖精が見られるトレッキング ➡ こちら  


2018年04月11日

ヒマラヤの彩鮮やかな妖精がいっせいに微笑む


ヒマラヤの薬草を求め・・・偶然、薬草採りが見つけた天空の花園
その先にはひっそりとほほ笑むヒマラヤの女王、『幻の花ブルーポピー』が朝露に濡れながらも健気に咲いています!



標高5000m近くの厳しい環境下でほほ笑むブルーポピーは・・・


セロファンの様に透けた花びらを持ち、風雨から花を守るように、背丈は15cmほどしか成長しません。 太陽の熱をたくさん蓄えられるよう葉っぱは地面に広がるロゼッタ状に。 動物の食害に合わないよう鋭い棘に守られているのが特徴です。




ヒマラヤの厳しい環境に合わせて独自に進化したこの花の美しさ。誰もが時間を忘れてブルーポピーに魅入ってしまいます。
サパナでは15年以上、この妖精のほほ笑む姿を求め続け、今まで参加者全員に触れていただいております。








ヒマラヤの可憐な妖精に出会えるお勧めトレッキングをご紹介!

【お勧めのトレッキング】

1.薬草採りが偶然に見つけた秘密の花園 
2.赤・白・黄ポピーの巨大群落と可憐な妖精 
3.ブルーポピーと300種を超える妖精



【詳しい資料は・・・】

ヒマラヤトレッキング・登山専門 サパナ  

077-534-5469 または info@sapanatrek.com

※ヒマラヤ専門ガイドがあなたが見たい妖精に合わせて、詳しくご説明します。



















  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 18:47Comments(0)可憐な高山植物ヒマラヤトレッキング 情報!ツアー情報 お勧め情報

2018年04月09日

ベストシーズンを迎えているヒマラヤより帰還! 6000m峰は手ごわかった。

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!

先日までベストシーズンを迎えたヒマラにヤへ行っていました。
今回は、トレッキングと登山に出掛け、ヒマラヤの巨大な自然と力の限りぶつかってきました。



標高6000mにて。クレバスだらけの中を抜けていきます。



3週間以上にわたるヒマラヤ滞在でしたが・・・
前半戦はまだツーリストもそれほど多くなく、静かな中でゆったりと楽しむことができました。

そして後半戦はヒマラヤの自然と闘いながら、6000m峰に果敢に挑みました。

そのころから・・・

少しずつ天気が怪しくなり、午前中の早い時間から天候が崩れ始め、夕方から雪になることもしばしば。
一晩で15㎝近く降った日もありました。


ヒマラヤ上空にある冷たい空気に、インドから流れ込む温かい風によって大量の雨や雪が降る時期がやってきている証拠です。

帰路、ルクラからカトマンズへ戻る国内線も心配しましたが、問題なく飛ぶことが出来、今回も予定通りの日程で日本に帰国することができました。

トレッキング・登山の様子は・・・ こちら



【お知らせ】

ネパール滞在中に、ホームページが大きく刷新されました。
新しくなったホームページ是非ご覧になってください。


http://sapanatrek.com


ヒマラヤには無数のトレッキングコースが存在します。
どれもがお勧めですが、5つのおすすめコースを中心に、目的別にトレッキングを探せるようになっています。

高山植物に触れてみたい方には・・・・
気軽に仲間と一緒にトレッキングしたい方には・・・
チベットやブータンに行ってみたい方には・・・

などなど。

今までと大きく変わったHP是非ご覧になってくださいね。

http://sapanatrek.com



今後、こちらの方を中心にブログ等を記載していきます。

  


2018年01月23日

2018 お勧めヒマラヤトレッキング・登山情報

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!

昨年からずっと晴天が続いているヒマラヤ
勢力を一段と強めたチベット高気圧がヒマラヤ全土を覆い、ネパールではトレッキングに適した天候が続いています。


とはいっても、4000mを超える高地では防寒対策をしっかりと。
しかし、日に日に日照時間も長くなり、少しずつですがヒマラヤの冬の厳しさも和らいできています。




さて、2月後半から始まるヒマラヤシーズンに向けて・・・・

今年もお勧めのトレッキング・登山をあなたにご提案!


ブルーポピーに囲まれて至福の時間を過ごしてみては?


★ 3月中旬:6000m峰登山(アイランドピーク)
  今回も浅原がガイドとして頂上に導きます!

★ 4月中旬:未開の地ドルポ(辺境西ネパール)
  知られていない絶景を求めて歩きます!  

★ 5月上旬:禁断の地 チベット・カイラス
  カトマンズの北、ラスワガティの国境からチベットへ向かいます。

★ 6月 ヒマラヤの大地に残る藩主 ムスタン王国
  ムスタン王国の王様と一緒に食事を予定

★ 6月下旬: フラワートレッキング(中国ヒマラヤ)
  憧れの花、ブルーポピーに沢山出会えます。

★ 6月下旬: スイス・フラワートレッキング
  氷河の上を歩いたり、お花畑を歩いたり・・・

★ 7月上旬: 可憐な妖精を愛でるブルーポピートレッキング
  本物ブルーポピーに出会えるトレッキング。

★ 7月下旬: 薬草採りが偶然に発見した秘密の花園へ
  ネパール最大のお花畑に2日間滞在できます。

★ 9月下旬: 初心者向け(短期間)トレッキング
  2つの8000m峰を間近に仰ぎ、黄金色の段々畑を抜けていきます!

★ 10月~12月: エベレスト地域へのトレッキング 等
  誰もが憧れるエベレストを間近に、5000mの世界を歩きます。


ここではお勧めしたいコースの一部だけをご紹介しています。
コースごとに、専門ガイドが作成した詳しい資料がありますので、
先ずはイメージを膨らませることから初めてみては如何でしょうか?

※ お問合せはメールで。  info@sapanatrek.com


コースによっては、車道がすぐ傍まで通っているので、短期間の旅行が可能!


乾季のベストシーズンに訪れることで、毎日ヒマラヤを仰ぐことも


ヒマラヤ特有のセーター系の植物もいっぱい見れます!

  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 16:09Comments(0)ヒマラヤトレッキング 情報!

2017年06月18日

エベレストの北に広がるチベット高原を飛ぶ

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です。

モンスーンに入っているヒマラヤより戻ってきました!
往路よりも復路の方が天気に恵まれ、雲海の上に真っ白な雪をかぶったヒマラヤを見ることができました。

カトマンズを飛びだった飛行機は、カトマンズ盆地を旋回しながら一気にエベレストと同じ高度に。
進路を東に向け、暑い雲を抜けた瞬間、眩しい太陽が照り付け、高度12000mの世界へ。



かつて世界最高峰として叫ばれたロールワリン山群の盟主、ガリウシャンカール(双耳峰)が見える。



ひときわ高くそびえるエベレストが目に入ると、そのすぐ東にはマカルーがはっきりと見ることができました!



マカルーのすぐ東側を巻くように、機首は北寄りに。そのままヒマラヤ上空を越え、チベットへ。

褐色の大地が眼下に入ると機首は東に向け、ヒマラヤを右手に1500km以上飛行する。



南北に連なり、インドとネパールの国境となる巨大な山塊、カンチェンジュンガを北側から撮影

https://www.facebook.com/akio.asahara/videos/10212063295594383/


5000m前後の大地が続く、チベット高原


ラサ周辺の開発区域

西チベットを源流部にもつキチュ川は1000㎞以上流れてラサへ。さらに横断山脈を切り刻んで、東シナ海へ流れ込む大河である。


  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 19:14Comments(0)ヒマラヤトレッキング 情報!

2017年06月01日

チベット最大の聖地へ  カイラストレッキング

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です。


ヒマラヤの北に広がるチベット大地。
チベットの西にある聖地カイラスを歩くトレッキングを希望されるゲストの意向で、トレッキング同行者を探しています!


ディラプクゴンパから望むカイラス北面

(トレッキング同行者希望:)

平均高度が4500m以上を超え、手つかずの大自然が残る秘境の地、チベット。
インドから伝わった仏教の教えがこの地に暮らす民の心に広まり、チベット各地にはたくさんの仏教史跡を残してきました。


カイラス周辺からは湧き出す水によって、広大な草地が広がる

世界に名だたる大河(ガンジス・インダス)の源流域と重なり、カイラス山一帯はチベット最高の聖地とされ、毎年多くの巡礼者がこの地を目指す姿を通じて、私たちが日頃感じる幸福と彼らが追い求める幸福が大きく異なることを肌で感じられるでしょう。


カイラス北面から流れ出す氷河末端へ行くことも可能


シシャパンマ峰を見ながらの最高なテント体験

ここでは紹介できない情報たくさんあります!

ご興味ある方はサパナまで連絡下さい(077-534-5469,または info@sapanatrek.com)


(参考日程:) ※ 現地行程のみ記載

1.ラサ ➡ シガッツェ(3800m)
2.シガッツェ ➡ ラツェ (4550m)
3.ラツェ ➡ チューゴンパ (4540m)
4.チューゴンパ ➡ タルチェン (4700m)
5.タルチェン ➡ ディラプク ゴンパ (5100m)
6.ディラプク ゴンパ ➡ ドルマラ峠 ➡ ズトゥプク ゴンパ (4700m)
7.ズトゥプク ゴンパ ➡ サガ (4500m)
8.サガ ➡ ティンリー (4750m)
9.ティンリー ➡ ロンブク (エベレストBC 5000m) 
10.ロンブク ➡ シガッツェ (3800m)
11.シガッツェ ➡ ラサ (3700m)


ご連絡お待ちしております。
077-534-5469 または info@sapanatrek.com





ヒマラヤトレッキング・登山専門店 サパナ
  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 09:00Comments(0)ヒマラヤトレッキング 情報!お勧め情報その他

2017年05月16日

ヒマラヤに咲くブルーポピーを求めて!

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!


ヒマラヤがモーンスーン時期を迎える7月、何百種類の妖精が一斉にほほ笑む・・・

ヒマラヤの女王と呼ばれるブルーポピーがひっそりと岩陰で大きく花を咲かせ、朝露に濡れて登山者を一瞬に虜にしてしまう!


ご婦人登山者が憧れるフラワートレッキングの決定版


天空の花園でほほ笑むブルーポピーに触れ、今まで体験したことのないような至福の時間を過ごすことができます!



ヒマラヤ山脈を中心にブルーポピーが数十種確認されていますが、その中でも最も標高の高い場所でほほ笑むのがこの種。
正式名称は、メコノプシス・ホリュドゥラです。
名前を憶えてくださいね。


花びらが非常に薄くて、まるでセロファンの様な感じ。朝露が花びらに付いたのが透けて見える、高山植物女王の美しさ。
意外にも、葉っぱや茎には棘がびっしり。美しさのあまり思わず触れてしまうと、イタタタタ。
綺麗な花には棘がある・・・そんな妖精なんです。


この妖精の傍から離れたくなくなってしまいます!



ブルーポピーは風邪に効く薬草としても珍重されているんです。

チベット医学を学ぶ者(メンツィカン)はこの妖精の葉や茎、根を摘み、山岳民族が服用する風邪薬を作っているんです。



他人のペースで歩く必要はありません!自分のペースでゆっくりと歩いて・・・


数百種類の妖精にも出会えるトレッキング


ヒマラヤ上空をずっと飛び続けてネパールへ 






レッドポピーの花園を抜けていくと・・・ 



妖精に『ごめんなさい』と呟きながら、天空の秘密の花園へ


花園が変われば妖精の種類も変わってしまうんです!

前に進むにも、妖精の上を歩いていかなければ進むことができないんです!




その周りには別の妖精がほほ笑んでいました。


普通は・・・岩場に咲いているのに・・・ 



ゴマノハグサ科の仲間


たった5分で20種類以上


妖精の芽をおいしそうに食べるしぐさに興奮


夕方、雨音が小さくなり外に出てみると・・・


朝、夕方晴れることが多く、目の前の大パノラマに感動!

谷を吹き下ろす風によって、見る見るうちに雲が取れて・・・・
真新しい雪をたくさん被ったヒマラヤが現れました!





太陽の光を浴びながら刻々と色が変わるヒマラヤ。
いつしかヒマラヤの上空に月が輝きはじめ、ぼんやりと照らし始めると、幻想的な世界が広がり始めました。


翌朝、テントから顔を出してみると・・・
夜露に濡れてほほ笑む妖精とヒマラヤが見えていました。




5000m級の山肌が黄色の絨毯


朝食後、ヒマラヤに咲く幻の花ブルーポピーを探しに出発!


焦る気持ちを抑えて、ゆっくりと花園へ向かいます。



2色のブルーポピーがほほ笑んでくれていました!


小さい妖精の顔を覗き込んでみました!


妖精に出会うことができて、本当に最高の気分で~す




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2017年7月後半
幻の花ブルーポピーを見に行きます!

山肌を覆い尽くす数百種の可憐な妖精
ヒマラヤに囲まれた天空の花園へ   




お花を1種ずつ
ゆっくりと楽しみたい女性にお勧め!

お問い合わせ:
info@sapanatrek.com または 077-534-5469


少人数のトレッキングです。 お急ぎください!

ヒマラヤトレッキング・登山専門 サパナ


  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 19:46Comments(0)可憐な高山植物ヒマラヤトレッキング 情報!お勧め情報

2017年05月09日

今まさに行われている世界最高峰への挑戦

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!

今回は、最も熱い戦いが繰り広げられているエベレスト登山についてご紹介したいと思います。
私自身、外国の登山隊に同行したり、トレッキングで何度もこの地を訪れ、また行きたいと思うところの一つです。
世界中の登山者の憧れの地となっているだけでなく、誰もが訪れてみたいと思う世界がここには広がっているのです。



ネパール側(カラパタール頂上から)

ヒマラヤに向かって吹き抜けるジェット気流が弱まる5月半ば、一年で最も天候が安定するこの時期はエベレスト登山に最も適した時期なんです。
世界中からやってきた登山家は、片道50㎞を超えるトレイルを1週間かけて踏破し、標高5000mを超えるBCで、2ヶ月にわたってエベレストの頂を目指して頑張ります。


今まで神の領域であったエベレストの頂
その頂を人間に譲ったのは1953年5月のことでした。
日本人初登頂は1970年、女性に限って言えば田部井さんが1975年に初の女性登頂者となりました。


すでに登頂者は5000人(延べ人数は7000人/2016年)を超え、かつて行われてきた国家の威信をかけた大規模な登山は無くなり、誰もが挑戦できる商業的登山が主流になっています。
そして、登頂回数、スピード、年齢などギネス記録に挑戦する者も多いのが特徴なんです。

とはいえ・・・
①エベレストの高さでは地上の3分の1しかない大気濃度。
②気温マイナス30度
③台風を凌ぐ風
④降雪や雪崩 など

エベレスト登山をする際に、自然条件が非常に厳しいのは今も昔も変わらないんです。
そして長期間に及ぶ登山をやり遂げるための体力や精神力、登攀技術、運も味方にしなければ世界一の頂に立つことはできません。


私はそれ以外にも、もっと別な登頂するためのポイントがあると思うんです。

例えば・・・
登山ガイド)がアタック日の調整、登攀順番を決める
食事面からサポートするキッチンスタッフの働きや心遣い。
登山者の思いを一生懸命汲んで、対応できるように頑張るクライミングシェルパたちの思い・・・・


エベレストに限らず、ヒマラヤ登山すべてにおけることですが、こうした人間模様が登山の裏にはいっぱいあるんです。

登山における人間模様に焦点をあて、エベレスト登山を見てみると大変興味深いものになるのではないでしょうか?
是非お勧めします!

エベレストが持つ『世界一』という称号が登山家を魅了し続ける限り、この山は常に登られるでしょう。  続きを読む


2017年05月02日

地上40m 命知らずのハニーハンター

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!


ちょっと様変わりのトレッキングを紹介。
私が最も得意とするトレッキングの一つである、ヒマラヤの高山植物ツアー
数百種の妖精が一斉にほほ笑み、巨大なヒマラヤ山麓を様々な色の絨毯で覆いつくす7月~8月

この妖精たちのほほ笑みに誘われて・・・・
ヒマラヤミツバチがやってくるんです。


村の共有財産であるハチミツを命がけで採る

2ヶ月間にわたって妖精はミツバチにお願いして、受粉のお手伝いをしてもらい、お礼にハチミツをいっぱい持って帰ってもらうんです。
薬草として珍重されるヒマラヤの妖精。
その成分が凝縮されたハチミツは1mを超す巨大な巣に蓄えられるんです。


ヒマラヤミツバチは天敵や雨風から巣を守るために、断崖絶壁に作るんです。
山岳民族たちはこの大変貴重なハチミツを数人のグループを作って採りに行くんです。
そんな彼らのことを【命知らずのハニーハンター】と呼ぶんです。

ハシゴを使って採取できるような場所に、ミツバチは巣を作ってくれません!


ハニーハンターは足がすくんでしまう断崖の上に移動し、ハチの巣の位置を確認をするんです。
次に、この日のために1週間かけて作ってきたハシゴと縄を取り出し、体にしっかりと巻き付け固定するんです。
崖からゆっくりと宙吊り状態になりながら、ハチの巣のある所まで下りるんです。
時には100m以上になることも。

この状態で興奮する1万匹のミツバチと格闘し、ハチミツを採るんです。
防護服なんてありません。
襲い掛かるミツバチに体中を刺されながらも、村人のために頑張るんです。


地上40mで繰り広げられるヒマラヤミツバチとの壮絶な戦いが見られるトレッキングがあるんです。
ちなみに、ここで採れたハチミツを分けてもらうことが出来るんです。

どうです? 見てみたいとは思いませんか?
ヒマラヤの見えるシーズンに行われるんです。
ヒマラヤを見ながら、ハチミツ採りの様子も見れるんです。

気になる味ですが・・・ こちら

お問い合わせ: 
077-534-5469
info@sapanatrek.com
まで



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ヒマラヤトレッキング・登山専門店 サパナ
  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 17:53Comments(0)ヒマラヤトレッキング 情報!ツアー情報 

2017年04月23日

シシャパンマ峰の展望抜群のガンジャラパスを超えた

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!


約60年前、日本百名山の生みの親である深田久弥が越えた岩の峠、ガンジャラパス(5100m)をスタッフたちとともに無事越えることができた。


4人のゲストを支えてくれたスタッフ達

長年、ゲストと一緒に、時にはスタッフと一緒に5000m以上の峠を何度も越えてきたが、エベレスト地域にあるシェルピニコル、アムラプツァに次ぐ、登りごたえあるスリル感ある峠越えだった。


珍しい種類の高山植物が咲くキャンプサイト


山岳民族の彼らは、初夏から初秋の無冠雪時になる数ヶ月間だけ、この峠を越えてヘランブー地域と交流をする。
ランタン渓谷の入り口であるシャブルベンシとカトマンズの間に車道が無かった時、渓谷に住む人々の通婚圏内となっていた。
その名残がまだ残っており、何人かの女性がランタン渓谷の村へ嫁いできて、何人かの者がヘランブーへ嫁ぎ、ランタン渓谷と同様な文化が色濃く残っている。


峠の向こうは・・・
今までの登りが嘘のように思えるくらい、なだらかな牧草地(カルカ)が延々と続いていた。
振り返れば、ランタン山群から東へ延びるジュガール、ロールワリン山群の峰々が輝いていた。


絶景を見ながらの感動の朝食


キャンプ地を後に、次の放牧地を目指す


タルケギャンの村まであと2日、ずっと草地の道を進む

帰国後、図書館に通い、久弥がこの峠を越えた時のことを記した紀行文をじっくりと読み返した。
記述より、今よりもっと氷河が横たわり、大変なガンジャラ峠越えだったと知った。



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ヒマラヤトレッキング・登山専門店 サパナ


  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 18:17Comments(0)ヒマラヤトレッキング 情報!お勧め情報

2017年04月19日

夜空に映し出されたヒマラヤの星々


ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!

本日(4/19)夜、22時よりヒマラヤに関するテレビ番組があることを、先日のブログで紹介しました。
我が家のビデオもしっかり予約録画をセットし、時間が来るのを楽しみに待っているところです。

峰々の神々しさ、美しさが本当に素晴らしいヒマラヤですが、ヒマラヤの夜空もまた幻想的で、言葉では言い表せない感動があります。
私の持っているカメラでは闇夜に光り輝く星空を撮影できないため、現地のエージェントに写真を送ってもらいました。




ムスタン地域にて

素敵ですよね~

暗闇に輝く満点の星空・・・
空気が澄んでいるので天の川がはっきりと見えるんです。

また満月に照らされたヒマラヤが暗闇の中で、青白く見えるのも素敵ですよ。
ちなみに、この星空の中を進む人工衛星って意外とたくさん見えるんです。


頭から足のつま先まで防寒対策をしっかりして、夜のヒマラヤをぜひ楽しんでみてください。





ヒマラヤトレッキング・登山専門店 サパナ
  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 12:05Comments(0)ヒマラヤトレッキング 情報!お勧め情報