ナチュログ管理画面 トレッキング・登山 トレッキング・登山 海外 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

スポンサーリンク



上記のお知らせは30日以上更新のないブログに表示しています。
記事を更新するとこのお知らせは表示されなくなります
  

Posted by naturum at

2018年02月17日

眼下に琵琶湖を眺めながらの雪山講習

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です。

琵琶湖の西に広がる比良山系にある、琵琶湖バレイスキー場で、雪山講習会を行いました。

定年を機に山登りを始めたゲスト。
趣味であるカメラを持って、いろんな山を登る中、雪山を安全に登るために・・・
そんな思いからお声を頂き、雪山講習をすることになりました。



1100mの打見山の東斜面を利用して、琵琶湖を眺めながらの講習

先ずは・・・
アイゼンを外した状態で、締まった緩斜面の雪の上を歩いてもらいました。
今度はアイゼンを履いた状態同コースを歩き、雪質の違いによる歩き方を知ってもらいました。

アイゼンを履いた場合は・・・
前爪でひっかけないよう、がに股で歩くように足を出し、歩幅を狭くして歩く。



スキー場特有の雪質の変化に戸惑う場面も。

今度は・・・
ロープを使った登攀の練習。
里山程度の雪山登山では必要ではないですが、何かの時に備えて簡単な操作方法を指導。










斜度がキツイ場所を登るときほど、足は逆ハの字に。
ロープは絶対に踏まないよう、体の右へ。



安全に雪斜面を下降する際の練習・・・



下降練習がし易いよう、より斜度のある斜面にロープを固定
エイト環を使った下降練習。
利き手に合わせたロープの通し方、ブレーキの仕方を伝え、何度も斜面を下降



  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 21:28Comments(0)雪山講習会

2018年02月14日

雪山講習の下見に・・・琵琶湖バレイ

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です。

今週末に予定している雪山講習会の実施場所の下見に出かけてきました。


ブナとクヌギ林の向こうに広がる琵琶湖

滋賀県中央に位置する琵琶湖の西側には標高1000mを超す比良山系があります。
若狭湾から吹き抜ける強い風によって、比良山系にはたくさんの雪が降り、その頂上には琵琶湖バレイスキー場が広がっています。

私が訪れた時にも多くのスキーヤ―でゲレンデは賑わっていました。


先日降った雪で白く残る湖岸の街、堅田


日本一高速のゴンドラの向こうに、琵琶湖にある沖島がみえている


毎年、一年で最も雪の多い時期である2月にこの琵琶湖バレイの東側斜面を使って雪山講習会を行っています。

琵琶湖上空は強い寒波に覆われているため、雪質は非常に良くサラサラ。
風が抜ける場所には大きな雪庇ができ、安全に登山講習会を行うために下見は欠かせません。

候補地をいくつも周り、実施場所が決まりました。


1100mを超える蓬莱山から見た琵琶湖

約2時間、強い風にさらされ身体の芯まですっかり冷え切ってしまいました。  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 22:05Comments(0)6000m峰登山 講座雪山講習会

2016年10月02日

これからヒマラヤに行ってきます!

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です。

関空にやってきました!
シーズンを迎えたヒマラヤに、滋賀を中心に活動する登山クラブの方々と一緒に、ネパールに向かいます。




今回は相棒の青い樽2個も同行。
支援物資も含めて、結果計150㎏の荷物となってしまいました。
もちろん、ゲストの荷物は別勘定。




明日のお昼にはカトマンズに到着予定です。
右側の機窓越しに見えるエベレスト、とても楽しみです!


トレッキング中、インターネットの回線があるところからフェイスブックに最新のヒマラヤ情報をお届けしますね!

楽しみにしてください。


では行ってきます!





ヒマラヤトレッキング専門 サパナ WEBはこちら  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 23:41Comments(0)雪山講習会

2016年06月02日

常夏の国フィジーで親睦旅行

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!

親睦旅行として、ヒマラヤを離れて常夏の国フィジーに行っていました。


サンゴ礁に隠れていたタコと大きなウニをゲット!

現地ではテレビをはじめ、パソコンラジオなど、視覚や聴覚から入ってくる外部の情報をすべて閉ざし、
ゆったりと流れる時間を思い思いに存分楽しむことにしました!


別荘の敷地内にあるヤシを採って、みんなのモーニングジュースを作る!

ヒマラヤでも同じように、その土地に流れる時間に体を委ねているのですが、やっぱりなんやら情報が入ってきているんです。
海に入ったり、ショッピングしたり、観光したり・・・
時計を見てみると・・・まったく進んでいないんです。
1日が30時間、いや40時間以上もあるような錯覚をしていました。
そのおかげで、本を2冊ゆっくりと読むことが出来たんです。


南国と言えばこれ!「シャコガイ」を塩ゆでして美味しく頂きました。

これから次の出張まで、あと一週間しかないのですが・・・
親睦旅行の様子を紹介していきますので、お時間がある時にブログにアクセスしてみてください!


前の記事      ➡ 次の記事

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2016年7月~8月
幻の花ブルーポピーを見に行きます!

山肌を覆い尽くす数百種の可憐な妖精
ヒマラヤに囲まれた天空の花園へ   


今年訪れる場所には・・・
レッドポピー、ホワイトポピーもほほ笑んでいます! 
薬草採りが偶然見つけた秘密の花園で、至福の時間を過ごしませんか


詳しい資料あります!

お問い合わせ:
info@sapanatrek.com
077-534-5469


ヒマラヤトレッキング・登山専門 サパナ


  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 10:16Comments(0)その他親睦旅行雪山講習会2016 フィジー

2014年09月25日

ヒマラヤに旅立ちます!

ヒマラヤガイドの浅原です。

これからシーズンを迎えたヒマラヤ・ネパールに向かいます。

数日前からヤキモキしていた台風の心配も去り・・・
空が高くみえる秋晴れの滋賀県です。

今回も全国から山好きの方が集まってくれました。
ヒマラヤへ何度も足を運んだことのある、ベテランの方々です。

日本と同様に異常気象が続いていたヒマラヤも落ち着きを取り戻し、
全世界からの登山客が集まりだしています。

今回のトレッキングでは・・・・
イギリスの登山家や深田久弥が歩いた、標高5000mを超える峠を越えて、カトマンズまで歩きます。
トレッキング地図には記載されているのですが・・・
途中、ロッジなどが一切無いため、キャンプ一式の準備が必要になります。

少しハードなトレッキングになるかと思いますが、
3月の事前の調査も経て行われるトレッキングですので、安全に歩いてきたいと思います。

10月中ごろまで留守になります。

サパナ浅原
  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 11:58Comments(0)雪山講習会2014 ガンジャラトレッキング

2014年02月09日

雪山技術講習会に参加してきた。

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です。

本日、登山店あるむ主催の雪山技術講習会に参加してきました。

ヒマラヤを舞台に仕事をする上で、大事な雪山技術
自身の技術習得、向上のために・・・・
分かり易い指導で好評な松下講師(日本山岳会)のもとで、
半日勉強してきました。

昨日まで降り続いた雪も・・・おさまり
琵琶湖バレイスキー場の東斜面を利用して行われました。

9時半過ぎ、全員が集合
大混雑のロープウェーに乗り込み、たった5分で
標高差1000mを駆け登り、打見山山頂駅に。

出発前、服装、装備のチェック、
汗をかかない歩き方の大切さ、ゲレンデ内注意事項の説明を受けた。



スキー場のゲレンデを外れ、柵の外を歩く・・・



新雪が40cm程積もったコース外。
吹きさらしになるところは、アイスバーンになっていて
滑りやすい。





雪のコンディションに合わせた歩き方の説明を受ける。

雪が深くなってきたため、スノーシュ、ワカンに履き替え・・





急斜面を登り・・・
ゲレンデ東側の雪原へ向かった。





荷物を下し、もってきたシャベルを使って
斜面を掘る。
雪山登山をする上でもっとも注意すべき雪崩について
指導を受ける。

30cmX30cm四方の雪が残るように・・・





綺麗に雪を削ることで、雪の層が出る。
氷の層、雪の層が交互に重なっていることが分かる。

氷の層の上に積もった雪が・・・動く、表層雪崩



どの層が危険なのか?一人ひとりに説明してくれた。



そして、表層雪崩が起きやすいかどうか?
雪を叩いて状態をチェックする方法を習った。

次に、ビーコンを使った救出方法を、班分けして行う。
また、ビーコンを持っていない場合も想定して、
棒を使った救出方法をならった。



ヒマラヤ登山も行う自分として、
改めて、講習の大切さを感じた。
現在、研修受けているスタッフにも、空いた時間を使って
救助の仕方をレクチャーしたいと思う。

講師していただいた松下様、講習会を開いてくれたあるむ様
一緒に講習会に参加された方、本当にお疲れ様でした。



  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 19:34Comments(0)雪山講習会