2015年03月30日
前輪が故障した飛行機を動かすネパール人
ヒマラヤガイドの浅原です。
先日ネパールから戻ってくる際のこと。
搭乗ゲートから歩いて飛行機に乗ろうとすると・・・
ネパールの国内線、ブッダエアー航空の格納庫の前に、新品同様の飛行機が見えました。
後でわかったのですが、3月初旬に不時着したトルコ航空だったようで・・・
前輪が壊れて動けなかったので、4日間空港閉鎖になったとのこと。
故障して動けない飛行機を滑走路から動かすために・・・
ネパール人たちがみんなで引っ張った! という噂を日本で聞いていたのを思い出しました。
なんでも頭に紐をかけて運ぶネパールなら・・・
今回ばかりは無理だったらしく、インドから飛行機を持ち上げる機械(エアーを入れて浮かす)を運び、動かしたとの事でした。
『無い』ものから『有』を生み出すネパール人の知恵、本当にすごいと思いました。
~・可憐な妖精がほほ笑む夏のヒマラヤ・~
ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・
『世界最高峰のヒマラヤを手に届く山に出来るよう』 歩かれる方の思いをひとつ一つ形にしていくトレッキング・登山を行っています。
先日ネパールから戻ってくる際のこと。
搭乗ゲートから歩いて飛行機に乗ろうとすると・・・
ネパールの国内線、ブッダエアー航空の格納庫の前に、新品同様の飛行機が見えました。
後でわかったのですが、3月初旬に不時着したトルコ航空だったようで・・・
前輪が壊れて動けなかったので、4日間空港閉鎖になったとのこと。
故障して動けない飛行機を滑走路から動かすために・・・
ネパール人たちがみんなで引っ張った! という噂を日本で聞いていたのを思い出しました。
なんでも頭に紐をかけて運ぶネパールなら・・・
今回ばかりは無理だったらしく、インドから飛行機を持ち上げる機械(エアーを入れて浮かす)を運び、動かしたとの事でした。
『無い』ものから『有』を生み出すネパール人の知恵、本当にすごいと思いました。
~・可憐な妖精がほほ笑む夏のヒマラヤ・~
ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・
『世界最高峰のヒマラヤを手に届く山に出来るよう』 歩かれる方の思いをひとつ一つ形にしていくトレッキング・登山を行っています。
2015年03月29日
ヒマラヤに文房具を届けるブルーポピープロジェクト
ヒマラヤガイドの浅原です!
山岳民族の子供たちに文房具を届ける『ブルーポピー・プロジェクト』に多くの方からの賛同を頂き、有難うございます。
今回のヒマラヤ滞在中に、東京の中学校の生徒さんが集めてくれた文房具を中心にネパールの子供たちに届けてきました!
訪れた場所はカトマンズの北の外れにある公立小学校
普段ならヒマラヤの麓に暮らす子供たちへ渡しているのですが・・・
ネパール人のとある情報を聞きつけ、こちらの小学校に行くことにしました。
600人の生徒さんが25人の先生たちによって学んでいるとのこと。
訪れた時、進級試験の最中で学び舎で必死にテストに向き合っている子供たちの姿にジ~ンときました。
300万人が暮らす大都市に変貌したカトマンズ。
市内のいたる所、立派な家が立ち並び、山岳地域とは全く異なる世界になっています。
何不自由なく裕福に暮らす彼らには、家の中でお手伝いする子供たちが必ずいます。
山岳地域に暮らす貧しい子供たちが彼らの家でお手伝いしながら、学校に通っているんです。
今回訪れた学校にはこのような子供たちばかりが通っています。
少しでも彼らにとって勉強できる環境が整えればと思い、日本からの文房具を届けてきました。
ちなみに、裕福に暮らしている子供たちは私立の学校に通っています。
ご協力いただいた方々
・ニッカ航空 株式会社 様
・日本山岳会 京都滋賀支部 様
・福田 様
・中村 様 他
ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・
『世界最高峰のヒマラヤを手に届く山に出来るよう』 歩かれる方の思いをひとつ一つ形にしていくトレッキング・登山を行っています。
山岳民族の子供たちに文房具を届ける『ブルーポピー・プロジェクト』に多くの方からの賛同を頂き、有難うございます。
今回のヒマラヤ滞在中に、東京の中学校の生徒さんが集めてくれた文房具を中心にネパールの子供たちに届けてきました!
訪れた場所はカトマンズの北の外れにある公立小学校
普段ならヒマラヤの麓に暮らす子供たちへ渡しているのですが・・・
ネパール人のとある情報を聞きつけ、こちらの小学校に行くことにしました。
600人の生徒さんが25人の先生たちによって学んでいるとのこと。
訪れた時、進級試験の最中で学び舎で必死にテストに向き合っている子供たちの姿にジ~ンときました。
300万人が暮らす大都市に変貌したカトマンズ。
市内のいたる所、立派な家が立ち並び、山岳地域とは全く異なる世界になっています。
何不自由なく裕福に暮らす彼らには、家の中でお手伝いする子供たちが必ずいます。
山岳地域に暮らす貧しい子供たちが彼らの家でお手伝いしながら、学校に通っているんです。
今回訪れた学校にはこのような子供たちばかりが通っています。
少しでも彼らにとって勉強できる環境が整えればと思い、日本からの文房具を届けてきました。
ちなみに、裕福に暮らしている子供たちは私立の学校に通っています。
ご協力いただいた方々
・ニッカ航空 株式会社 様
・日本山岳会 京都滋賀支部 様
・福田 様
・中村 様 他
ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・
『世界最高峰のヒマラヤを手に届く山に出来るよう』 歩かれる方の思いをひとつ一つ形にしていくトレッキング・登山を行っています。
2015年03月28日
ヒマラヤからヒヤヒヤの帰国でした。
本日、ゲストより一足先に桜が咲き始めた日本に戻って来ることができました。
ヒマラヤは雨と雹が毎日のように降る天気が続き、スカッと晴れる日が一日もありませんでした。
とはいっても、厚い雲の上に島のように見える神々しいヒマラヤの頂に、機窓越しに心が弾みました。
帰国時、長蛇の出国審査を終え、待合室で出発を待っていると・・・
予定を1時間以上遅れても、搭乗が始まりません。
職員に尋ねると天候不良ということで、カトマンズ上空では5機が旋回中。
たて続けに流れるネパール語でのアナウンスに耳を傾けていました。
中国系の航空会社を中心にフライトキャンセルが出始め・・・
空港内はパニック状態。
このままでは・・・ネパールに留まるのでは?
毎回タイ航空を利用してヒマラヤに訪れていましたが、航空機が着陸できず遅延するのは初めてでした。
有視界で運航する国内線と違い、自動操縦の国際線が・・・
しかし、ヒマラヤへの安定な運航を誇るタイ航空を選んで正解でした!
1時間以上遅れての着陸でしたが、250人の乗客を乗せてヒマラヤを後にしました。
タイ航空の職員曰く、他の航空会社に比べ、バンコクからの飛行距離や燃料の残量に余裕があるため、悪天候等による着陸が難しい場合でも、長時間にわたり上空で待機が出来るとのことでした。
悪天候でも対応できる気づかなかった『タイ航空の強み』
トレッキングと全く同じだと思いました。
ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・
『世界最高峰のヒマラヤを手に届く山に出来るよう』 歩かれる方の思いをひとつ一つ形にしていくトレッキング・登山を行っています。
ヒマラヤは雨と雹が毎日のように降る天気が続き、スカッと晴れる日が一日もありませんでした。
とはいっても、厚い雲の上に島のように見える神々しいヒマラヤの頂に、機窓越しに心が弾みました。
帰国時、長蛇の出国審査を終え、待合室で出発を待っていると・・・
予定を1時間以上遅れても、搭乗が始まりません。
職員に尋ねると天候不良ということで、カトマンズ上空では5機が旋回中。
たて続けに流れるネパール語でのアナウンスに耳を傾けていました。
中国系の航空会社を中心にフライトキャンセルが出始め・・・
空港内はパニック状態。
このままでは・・・ネパールに留まるのでは?
毎回タイ航空を利用してヒマラヤに訪れていましたが、航空機が着陸できず遅延するのは初めてでした。
有視界で運航する国内線と違い、自動操縦の国際線が・・・
しかし、ヒマラヤへの安定な運航を誇るタイ航空を選んで正解でした!
1時間以上遅れての着陸でしたが、250人の乗客を乗せてヒマラヤを後にしました。
タイ航空の職員曰く、他の航空会社に比べ、バンコクからの飛行距離や燃料の残量に余裕があるため、悪天候等による着陸が難しい場合でも、長時間にわたり上空で待機が出来るとのことでした。
悪天候でも対応できる気づかなかった『タイ航空の強み』
トレッキングと全く同じだと思いました。
ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・
『世界最高峰のヒマラヤを手に届く山に出来るよう』 歩かれる方の思いをひとつ一つ形にしていくトレッキング・登山を行っています。
2015年03月24日
ヒマラヤを見にネパールへやってきました!
ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!
毎度利用するタイ航空で・・・
バンコクを経由して、ヒマラヤの国ネパールにやってきました。
定刻通りに出発した飛行機は順調に飛行をしたと思っていたのですが・・・
いつもより40分ほど遅延
※ 関空にて両替
スチュワーデスに尋ねたところ、航路上に雲が多いとのことで、大きく迂回。
そのため、予定より大きく遅れたとのことでした。
※ これからヒマラヤに行ってきます!
ヒマラヤを見ながらのフライトになるよう、関空のチェックイン時にゲストの席を右側の窓側に指定
天候を期待しながら、バンコクからカトマンズへの快適なフライトに興奮。
※ 辛い食事が苦手なのでシーフードをチョイス
※ 眼下に広がるインド平原とヒマラヤを・・・
インドから吹き込む湿った暖かい空気とヒマラヤの冷たい空気が急劇的に交じり合い、モクモクとヒマラヤに沿って大きな雲を作り、楽しみにしていたヒマラヤがなかなか顔を出さない!
所々、頂きが見えているのだが・・・
トレッキングでしっかり見れるよう心の中で祈り、カトマンズへ
到着時28度。汗ばむ陽気でしたが・・・市内の上空にも厚い雲が立ち込め、火照った大地を冷やそうと大粒の雨や雹が降り始めました。
中々地表の温度が下がらないせいか、夜半過ぎまで断続的に雨が。
約1週間に一度、周期的に雨が降る春特有の天気。
長年の経験から・・・これから始まるトレッキングに合わせて、神様が最高の天気を約束してくれると教えてくれました。
本日からトレッキング! さてどんな素敵なハプニングが待っているのか? とても楽しみです。
◆ 初夏にお勧めしたいトレッキング こちら!
ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・
『世界最高峰のヒマラヤを手に届く山に出来るよう』 歩かれる方の思いをひとつ一つ形にしていくトレッキング・登山を行っています。
毎度利用するタイ航空で・・・
バンコクを経由して、ヒマラヤの国ネパールにやってきました。
定刻通りに出発した飛行機は順調に飛行をしたと思っていたのですが・・・
いつもより40分ほど遅延
※ 関空にて両替
スチュワーデスに尋ねたところ、航路上に雲が多いとのことで、大きく迂回。
そのため、予定より大きく遅れたとのことでした。
※ これからヒマラヤに行ってきます!
ヒマラヤを見ながらのフライトになるよう、関空のチェックイン時にゲストの席を右側の窓側に指定
天候を期待しながら、バンコクからカトマンズへの快適なフライトに興奮。
※ 辛い食事が苦手なのでシーフードをチョイス
※ 眼下に広がるインド平原とヒマラヤを・・・
インドから吹き込む湿った暖かい空気とヒマラヤの冷たい空気が急劇的に交じり合い、モクモクとヒマラヤに沿って大きな雲を作り、楽しみにしていたヒマラヤがなかなか顔を出さない!
所々、頂きが見えているのだが・・・
トレッキングでしっかり見れるよう心の中で祈り、カトマンズへ
到着時28度。汗ばむ陽気でしたが・・・市内の上空にも厚い雲が立ち込め、火照った大地を冷やそうと大粒の雨や雹が降り始めました。
中々地表の温度が下がらないせいか、夜半過ぎまで断続的に雨が。
約1週間に一度、周期的に雨が降る春特有の天気。
長年の経験から・・・これから始まるトレッキングに合わせて、神様が最高の天気を約束してくれると教えてくれました。
本日からトレッキング! さてどんな素敵なハプニングが待っているのか? とても楽しみです。
◆ 初夏にお勧めしたいトレッキング こちら!
ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・
『世界最高峰のヒマラヤを手に届く山に出来るよう』 歩かれる方の思いをひとつ一つ形にしていくトレッキング・登山を行っています。
2015年03月20日
原生林を抜け、断崖絶壁が続くランタン渓谷の核心部へ
ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!
1000m以上に切りたった渓谷の谷底に、バンブーの集落が豆粒のように見えた。
水平方向に川下に向かって目を移せば、シャブルー村が尾根上に建ち並び、斜面にびっしりと開かれた畑はヒマラヤのパッチワークそのものだ。
ここからラマホテルまでアップダウンの無い道を進み、最後に緩やかに下るだけ。
先頭を歩くポーターの姿がいつしか樹林の陰に隠れてしまい、足元のお花と頭上高くに聳える白き峰々を見ながら歩くことにした。
原生林の森の中でひっそりと人々が暮らすラマホテルにやってきた。
通常ルートを歩くトレッカーともここで合流し、急に賑やかくなる。
苔むした大樹が育つ原生林の中にも、僅かな陽光を浴び力いっぱいに競って咲く花々。
2間半ほど歩くとリバーサイド(2600m)という場所に出た。
地名の由来通り、川傍に建てたられた時代を感じる1軒のロッジ。
少し離れた場所にある小屋の中で、スタッフ達が私たちに昼食を作ってくれていた。
茅葺屋根のベンチに座って涼んでいると、同じ大きさに整えられたおにぎりが出てきた。
食欲がそそられ、疲れた体に梅干しの酸っぱさはとても嬉しかった。
川の向こう岸には灰色の毛で覆われているサルの群れ。私たちの食事を羨ましそうに見ているようだった。
午後から再び、樹林に覆われた涼しい中を歩き、ゴラタベラ(3000m)を目指した。
木々が無くなり視界が一気に開け、目の前には断崖絶壁が延々と続くU字渓谷が広がている。
遥か向こうの段丘上にはランタン村が見えている。
ジグザクと段丘を越え、数軒のロッジが軒を並べるタンゲシャップ村に到着
女将の案内でリビングへ。背負っていた荷物を下ろし、撮り続けた写真を見ながら、トレッキング2日目が終わった。
続きは・・・こちら 前の話は・・・こちら
◆ 初夏にお勧めしたいトレッキングは こちら!
ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・
『世界最高峰のヒマラヤを手に届く山に出来るよう』 歩かれる方の思いをひとつ一つ形にしていくトレッキング・登山を行っています。
1000m以上に切りたった渓谷の谷底に、バンブーの集落が豆粒のように見えた。
水平方向に川下に向かって目を移せば、シャブルー村が尾根上に建ち並び、斜面にびっしりと開かれた畑はヒマラヤのパッチワークそのものだ。
ここからラマホテルまでアップダウンの無い道を進み、最後に緩やかに下るだけ。
先頭を歩くポーターの姿がいつしか樹林の陰に隠れてしまい、足元のお花と頭上高くに聳える白き峰々を見ながら歩くことにした。
原生林の森の中でひっそりと人々が暮らすラマホテルにやってきた。
通常ルートを歩くトレッカーともここで合流し、急に賑やかくなる。
苔むした大樹が育つ原生林の中にも、僅かな陽光を浴び力いっぱいに競って咲く花々。
2間半ほど歩くとリバーサイド(2600m)という場所に出た。
地名の由来通り、川傍に建てたられた時代を感じる1軒のロッジ。
少し離れた場所にある小屋の中で、スタッフ達が私たちに昼食を作ってくれていた。
茅葺屋根のベンチに座って涼んでいると、同じ大きさに整えられたおにぎりが出てきた。
食欲がそそられ、疲れた体に梅干しの酸っぱさはとても嬉しかった。
川の向こう岸には灰色の毛で覆われているサルの群れ。私たちの食事を羨ましそうに見ているようだった。
午後から再び、樹林に覆われた涼しい中を歩き、ゴラタベラ(3000m)を目指した。
木々が無くなり視界が一気に開け、目の前には断崖絶壁が延々と続くU字渓谷が広がている。
遥か向こうの段丘上にはランタン村が見えている。
ジグザクと段丘を越え、数軒のロッジが軒を並べるタンゲシャップ村に到着
女将の案内でリビングへ。背負っていた荷物を下ろし、撮り続けた写真を見ながら、トレッキング2日目が終わった。
続きは・・・こちら 前の話は・・・こちら
◆ 初夏にお勧めしたいトレッキングは こちら!
ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・
『世界最高峰のヒマラヤを手に届く山に出来るよう』 歩かれる方の思いをひとつ一つ形にしていくトレッキング・登山を行っています。
2015年03月17日
抜群の展望が楽しめる別ルートを進む
ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!
ヒマラヤから流れ出す一滴が集まり、長年にわたって深い渓谷を刻みこむ。僅かな平らな土地にへばり付くようにして築かれたシャブルベンシの街。
チベット国境からほど近く、街の中には中国から運ばれてきた品々であふれ、ここがヒマラヤの麓? と疑ってしまうほど賑わっている。
まだ夜が明ける前から小鳥たちがさえずり、始発バスの合図で目が覚めた。
約60年前、日本人として初めて深田久弥が仲間と一緒にこの地を歩いたのだ。
ランタン渓谷には2つのルートがある。通常ルートと呼ばれる、川沿いに延びる樹林帯を歩くコース。
もう一つはカンジン村まで800m一気に高度をあげ、展望の良い草道を歩いてラマホテルを目指ルート。
私たちは後者のルートを歩き、ランタン谷を辿った。
氷河湖が点在するゴサイクンドや7000m級の峰々がそびえるガネーシュヒマールを仰ぎながら見えることで欧米人トレッカーに特に人気がある。
村の外れにあるチェックポストの所からチベットに源を発するボテコシ川にかかる吊り橋に向かい、この橋を渡ったところからランタントレッキングがスタートする。
粟が実りはじめた段々畑の中に続くジグザク道を登る。
途中から針葉樹林の中を歩く道にかわり、巨大な松ぼっくりがいくつもぶら下がっていた。
出発して2時間半、数十軒の民家が立ち並ぶカンジンの村に到着した。
チベット教のゴンパ(寺)を囲むように村が築かれ、いつもお世話になるロッジにて休憩することにした。
この先適度な場所に民家が無いこと、ゲストにお花をもっとじっくりと見せてあげたいという思い。
コックと打ち合わせを行い、この村で早めの昼食をとることにした。
昼食後はお花を見ながらのんびりと。シェルパ族が暮らすシェルパガウンの村へ
続きは・・・こちら 前の話は・・・こちら
◆ 初夏にお勧めしたいトレッキングは こちら!
ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・
『世界最高峰のヒマラヤを手に届く山に出来るよう』 歩かれる方の思いをひとつ一つ形にしていくトレッキング・登山を行っています。
ヒマラヤから流れ出す一滴が集まり、長年にわたって深い渓谷を刻みこむ。僅かな平らな土地にへばり付くようにして築かれたシャブルベンシの街。
チベット国境からほど近く、街の中には中国から運ばれてきた品々であふれ、ここがヒマラヤの麓? と疑ってしまうほど賑わっている。
まだ夜が明ける前から小鳥たちがさえずり、始発バスの合図で目が覚めた。
約60年前、日本人として初めて深田久弥が仲間と一緒にこの地を歩いたのだ。
ランタン渓谷には2つのルートがある。通常ルートと呼ばれる、川沿いに延びる樹林帯を歩くコース。
もう一つはカンジン村まで800m一気に高度をあげ、展望の良い草道を歩いてラマホテルを目指ルート。
私たちは後者のルートを歩き、ランタン谷を辿った。
氷河湖が点在するゴサイクンドや7000m級の峰々がそびえるガネーシュヒマールを仰ぎながら見えることで欧米人トレッカーに特に人気がある。
村の外れにあるチェックポストの所からチベットに源を発するボテコシ川にかかる吊り橋に向かい、この橋を渡ったところからランタントレッキングがスタートする。
粟が実りはじめた段々畑の中に続くジグザク道を登る。
途中から針葉樹林の中を歩く道にかわり、巨大な松ぼっくりがいくつもぶら下がっていた。
出発して2時間半、数十軒の民家が立ち並ぶカンジンの村に到着した。
チベット教のゴンパ(寺)を囲むように村が築かれ、いつもお世話になるロッジにて休憩することにした。
この先適度な場所に民家が無いこと、ゲストにお花をもっとじっくりと見せてあげたいという思い。
コックと打ち合わせを行い、この村で早めの昼食をとることにした。
昼食後はお花を見ながらのんびりと。シェルパ族が暮らすシェルパガウンの村へ
続きは・・・こちら 前の話は・・・こちら
◆ 初夏にお勧めしたいトレッキングは こちら!
ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・
『世界最高峰のヒマラヤを手に届く山に出来るよう』 歩かれる方の思いをひとつ一つ形にしていくトレッキング・登山を行っています。
2015年03月17日
ヒマラヤの準備で外に行けない~
ヒマラヤ専門ガイドの浅原です。
春本番といった感じの陽気で・・・
外出して思いっきり体を動かしたい! と思っているのですが、来週から始まるヒマラヤ出張に備え、荷造りをしています。
相棒の青い樽にトレッキング中に使う和食の材料を入れ、確実にヒマラヤへ運びます!
醤油、味噌、マヨネーズ、梅干し、ノリ、出汁、かつおぶし、たくわん、キムチの素、カレーのルー、わかめ、ヒジキ・・・
ネパールでも日本の食材が販売されているのですが・・・
賞味期限が切れていたり、品が少ないなど、日本では考えられないことばかり。(苦笑)
それから日本食と一緒に、東京の中学生たちが集めてくれた文房具もヒマラヤに行きます!
総重量にして40kg
生徒さんが大事に使っていたノートや鉛筆、消しゴム・・・
いろんな理由で新しく買い換えた時に残った文房具をヒマラヤの山岳民族の子供に届けます!
表紙にはいろんなメッセージが書かれています。
新品の文房具の送ってあげたいという気持ちがありますが・・・
換金されてしまい子供たちの手に残らないんです。
そうした事情から、生徒さんが集めてくれた文房具を届けています。
ヒマラヤトレッキング・登山専門店 サパナ
春本番といった感じの陽気で・・・
外出して思いっきり体を動かしたい! と思っているのですが、来週から始まるヒマラヤ出張に備え、荷造りをしています。
相棒の青い樽にトレッキング中に使う和食の材料を入れ、確実にヒマラヤへ運びます!
醤油、味噌、マヨネーズ、梅干し、ノリ、出汁、かつおぶし、たくわん、キムチの素、カレーのルー、わかめ、ヒジキ・・・
ネパールでも日本の食材が販売されているのですが・・・
賞味期限が切れていたり、品が少ないなど、日本では考えられないことばかり。(苦笑)
それから日本食と一緒に、東京の中学生たちが集めてくれた文房具もヒマラヤに行きます!
総重量にして40kg
生徒さんが大事に使っていたノートや鉛筆、消しゴム・・・
いろんな理由で新しく買い換えた時に残った文房具をヒマラヤの山岳民族の子供に届けます!
表紙にはいろんなメッセージが書かれています。
新品の文房具の送ってあげたいという気持ちがありますが・・・
換金されてしまい子供たちの手に残らないんです。
そうした事情から、生徒さんが集めてくれた文房具を届けています。
ヒマラヤトレッキング・登山専門店 サパナ
2015年03月17日
ヒマラヤに関する映像がお茶の間に!
ヒマラヤガイドの浅原です。
お客様よりヒマラヤに関するテレビ放映の情報が届きましたのでご紹介します。
※ ネパール人が1日2回、365日食べ続ける食事
世界の尾根ヒマラヤ山脈の南に位置するネパールの家庭の味を求め、料理研究家のコウケンテツが旅する。スパイスを多く使う料理はインドやチベットの影響を受けながらもネパール独自の食文化を育んだ。水牛の様々な部位を使ったカレー料理やモモという餃子、豆をたっぷり使ったスープなど絶品料理の数々。心温まる家族とコウさんの食を通した心の触れ合いを昔から伝わる正月の祭りを紹介しながら描いていく。 ※番組から抜粋
日時: 3/21(土) 19:00~20:58
チャンネル: NHK BS1
タイトル: 『アジア食紀行「コウケンテツが行くネパール」』
※ 詳細は http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2015-03-21&ch=11&eid=28147&f=2614/
情報をお送り頂きました、横井様ありがとうございます。
ヒマラヤトレッキング専門 サパナ
お客様よりヒマラヤに関するテレビ放映の情報が届きましたのでご紹介します。
※ ネパール人が1日2回、365日食べ続ける食事
世界の尾根ヒマラヤ山脈の南に位置するネパールの家庭の味を求め、料理研究家のコウケンテツが旅する。スパイスを多く使う料理はインドやチベットの影響を受けながらもネパール独自の食文化を育んだ。水牛の様々な部位を使ったカレー料理やモモという餃子、豆をたっぷり使ったスープなど絶品料理の数々。心温まる家族とコウさんの食を通した心の触れ合いを昔から伝わる正月の祭りを紹介しながら描いていく。 ※番組から抜粋
日時: 3/21(土) 19:00~20:58
チャンネル: NHK BS1
タイトル: 『アジア食紀行「コウケンテツが行くネパール」』
※ 詳細は http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2015-03-21&ch=11&eid=28147&f=2614/
情報をお送り頂きました、横井様ありがとうございます。
ヒマラヤトレッキング専門 サパナ
タグ :ヒマラヤテレビ
2015年03月14日
深田久弥が歩いたガンジャラトレッキングに出かける
ヒマラヤ専門ガイドの浅原です。
下見から5ヵ月たった9月末、日本人で初めてこの地を歩いた深田久弥の足跡を辿るため、再びランタン渓谷へ向かった。
日本を飛び立ち、5時間半で経由地であるバンコクへ
再び乗り換えて3時間、ヒマラヤの国ネパールに到着した。
長く続いたヒマラヤの雨季が明け、空気が澄んで気持ちが良い。
照りつける陽射しは強いが空高いところに雲、秋のトレッキングシーズンの到来だ!
スタッフの出迎えを受け、ホテルへ向かった。
深夜のフライトだったので、明日からのトレッキングに備えてまずはゆっくりと仮眠。
香辛料が効いた機内食だったので、胃の調子を戻せるよう和食の店で、ヒマラヤの味を楽しんだ。
翌朝、専用車に乗り込みトレッキングが始まるシャブルベンシ(1450m)へ向かった。
所々で立ち止まり、道端のお花に目を向ける。
※ キキョウ科 コドノプシス・ロトゥンディフォリア
受粉を終え、少しずつ雄しべが柱頭から離れ始めていた
一昔のように、お尻がシートから離れるような悪路は無くなり、快適な道が続いている。
所々ですれ違うローカルバスには、天井に溢れんばかりの人を乗せ、エンジンをうならせ下って行く。
※ ランタン国立公園事務所
ここから数分走れば、この地域の行政機関が集まるドゥンチェの街
コックは車から飛出し、新鮮な食材を求め八百屋回りに勤しむ。
夕方前、チベット国境までわずかな距離にあるシャブルベンシの街に到着した。
明日からのトレッキングに備え、この街の外れにある、露天風呂に出かけた。
続きは・・・こちら 前の話は・・・こちら
◆ 初夏にお勧めしたいトレッキングは こちら!
ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・
『世界最高峰のヒマラヤを手に届く山に出来るよう』 歩かれる方の思いをひとつ一つ形にしていくトレッキング・登山を行っています。
下見から5ヵ月たった9月末、日本人で初めてこの地を歩いた深田久弥の足跡を辿るため、再びランタン渓谷へ向かった。
日本を飛び立ち、5時間半で経由地であるバンコクへ
再び乗り換えて3時間、ヒマラヤの国ネパールに到着した。
長く続いたヒマラヤの雨季が明け、空気が澄んで気持ちが良い。
照りつける陽射しは強いが空高いところに雲、秋のトレッキングシーズンの到来だ!
スタッフの出迎えを受け、ホテルへ向かった。
深夜のフライトだったので、明日からのトレッキングに備えてまずはゆっくりと仮眠。
香辛料が効いた機内食だったので、胃の調子を戻せるよう和食の店で、ヒマラヤの味を楽しんだ。
翌朝、専用車に乗り込みトレッキングが始まるシャブルベンシ(1450m)へ向かった。
所々で立ち止まり、道端のお花に目を向ける。
※ キキョウ科 コドノプシス・ロトゥンディフォリア
受粉を終え、少しずつ雄しべが柱頭から離れ始めていた
一昔のように、お尻がシートから離れるような悪路は無くなり、快適な道が続いている。
所々ですれ違うローカルバスには、天井に溢れんばかりの人を乗せ、エンジンをうならせ下って行く。
※ ランタン国立公園事務所
ここから数分走れば、この地域の行政機関が集まるドゥンチェの街
コックは車から飛出し、新鮮な食材を求め八百屋回りに勤しむ。
夕方前、チベット国境までわずかな距離にあるシャブルベンシの街に到着した。
明日からのトレッキングに備え、この街の外れにある、露天風呂に出かけた。
続きは・・・こちら 前の話は・・・こちら
◆ 初夏にお勧めしたいトレッキングは こちら!
ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・
『世界最高峰のヒマラヤを手に届く山に出来るよう』 歩かれる方の思いをひとつ一つ形にしていくトレッキング・登山を行っています。
2015年03月12日
一瞬で魅了されるランタン渓谷
ヒマラヤ専門ガイドの浅原です。
ヒマラヤ・ランタン渓谷の美しさを映像でお楽しみください!
◆ 初夏にお勧めしたいトレッキングは こちら!
ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・
『世界最高峰のヒマラヤを手に届く山に出来るよう』 歩かれる方の思いをひとつ一つ形にしていくトレッキング・登山を行っています。
ヒマラヤ・ランタン渓谷の美しさを映像でお楽しみください!
◆ 初夏にお勧めしたいトレッキングは こちら!
ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・
『世界最高峰のヒマラヤを手に届く山に出来るよう』 歩かれる方の思いをひとつ一つ形にしていくトレッキング・登山を行っています。
2015年03月10日
手ぶらで駆け抜けたヒマラヤトレッキング
ヒマラヤ専門ガイドの浅原です。
重たいザックをスタッフに任せ、空身で歩いたヒマラヤより戻ってきた。
ホテルのバスタブに溢れんばかりのお湯を張り、肩までしっかりと浸かって疲れをとる。
天井を見ながら慌ただしく駆け抜けたヒマラヤをゆっくりと思い出す。
目的だった心配ごとが解消でき、自信もって秋のツアーを案内できる嬉しさでいっぱいだ。
ゲストが送ってくれた一通の手紙によって、いつもと違った視点でこの地を歩き、いろいろな体験をさせてもらうことができたことに感謝。
春のランタン谷に咲く可憐な妖精にも出会え、愛用のカメラでたくさん収めた。
今回は毎食ロッジで食事をとった。
ロッジの女将さんが作ってくれる愛情こもった味には最後まで慣れることができなかったが・・・
懐かしい味を思い出し、学生時代にここで卒業論文を書き上げた時のことも頭の中にたくさん浮かんだ。
当時も日本食が恋しくなって、毎月一回ビザの延長を兼ねてカトマンズに戻ったものだ。
ヒマラヤの中を健康的に歩くための原動力となる食事は、時として気分転換も図れる。
スタッフと一緒に採った蕨を茹でて、醤油に絡めて頂いた時はほっとした。
体に染みついている食習慣の違い、身をもってその大きさを感じた。
毎日コックの家に通い、作ってくれる食事に感激。
いろんなお皿がテーブルに並び、綺麗に盛り付けされ、繊細な味付けで食欲が湧いてくる。
また、体調に合わせてすぐに食事内容を変えて作ってくれる心遣い・・・
どれもうれしい限りである。
彼が作る食事、ガンジャラトレッキングで食べるのが楽しみだ。
帰国までの数日、市内をいろいろと回ってみた。
スタッフが通う日本語学校にも足を運び、先生に短期間で日本語を上達できるようお願いをした。
宿題が増えて困惑する様子が面白かった。
日中は30度近くまで気温が上がり、日陰にいても汗ばむ陽気。
ライチなどの熱帯性の果物が店先に並びはじめ、ここに来た時より季節が大きく変わりはじめている。
バレーボール位の大きさに育ったスイカをスタッフにプレゼント。
唐辛子をすりつぶしたものをたっぷりと塗り、ガブリ・・・
なんでも唐辛子をつけて頂くネパールの食文化が面白い。
カトマンズを発つ日、知人のネパール人のおかげで、ラウンジを利用させてもらった。
市内の喧騒とはほど遠く、なぜか居心地が悪い。外にでて混雑する出発ロビーでフライトを待った。
離陸して間もなくすると・・・進路はヒマラヤめがけて飛び、神々しい峰々が眼下に広がってきた。
続きは・・・こちら 前の話は・・・こちら
◆ 初夏にお勧めしたいトレッキングは こちら!
ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・
『世界最高峰のヒマラヤを手に届く山に出来るよう』 歩かれる方の思いをひとつ一つ形にしていくトレッキング・登山を行っています。
重たいザックをスタッフに任せ、空身で歩いたヒマラヤより戻ってきた。
ホテルのバスタブに溢れんばかりのお湯を張り、肩までしっかりと浸かって疲れをとる。
天井を見ながら慌ただしく駆け抜けたヒマラヤをゆっくりと思い出す。
目的だった心配ごとが解消でき、自信もって秋のツアーを案内できる嬉しさでいっぱいだ。
ゲストが送ってくれた一通の手紙によって、いつもと違った視点でこの地を歩き、いろいろな体験をさせてもらうことができたことに感謝。
春のランタン谷に咲く可憐な妖精にも出会え、愛用のカメラでたくさん収めた。
今回は毎食ロッジで食事をとった。
ロッジの女将さんが作ってくれる愛情こもった味には最後まで慣れることができなかったが・・・
懐かしい味を思い出し、学生時代にここで卒業論文を書き上げた時のことも頭の中にたくさん浮かんだ。
当時も日本食が恋しくなって、毎月一回ビザの延長を兼ねてカトマンズに戻ったものだ。
ヒマラヤの中を健康的に歩くための原動力となる食事は、時として気分転換も図れる。
スタッフと一緒に採った蕨を茹でて、醤油に絡めて頂いた時はほっとした。
体に染みついている食習慣の違い、身をもってその大きさを感じた。
毎日コックの家に通い、作ってくれる食事に感激。
いろんなお皿がテーブルに並び、綺麗に盛り付けされ、繊細な味付けで食欲が湧いてくる。
また、体調に合わせてすぐに食事内容を変えて作ってくれる心遣い・・・
どれもうれしい限りである。
彼が作る食事、ガンジャラトレッキングで食べるのが楽しみだ。
帰国までの数日、市内をいろいろと回ってみた。
スタッフが通う日本語学校にも足を運び、先生に短期間で日本語を上達できるようお願いをした。
宿題が増えて困惑する様子が面白かった。
日中は30度近くまで気温が上がり、日陰にいても汗ばむ陽気。
ライチなどの熱帯性の果物が店先に並びはじめ、ここに来た時より季節が大きく変わりはじめている。
バレーボール位の大きさに育ったスイカをスタッフにプレゼント。
唐辛子をすりつぶしたものをたっぷりと塗り、ガブリ・・・
なんでも唐辛子をつけて頂くネパールの食文化が面白い。
カトマンズを発つ日、知人のネパール人のおかげで、ラウンジを利用させてもらった。
市内の喧騒とはほど遠く、なぜか居心地が悪い。外にでて混雑する出発ロビーでフライトを待った。
離陸して間もなくすると・・・進路はヒマラヤめがけて飛び、神々しい峰々が眼下に広がってきた。
続きは・・・こちら 前の話は・・・こちら
◆ 初夏にお勧めしたいトレッキングは こちら!
ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・
『世界最高峰のヒマラヤを手に届く山に出来るよう』 歩かれる方の思いをひとつ一つ形にしていくトレッキング・登山を行っています。
2015年03月09日
いざカトマンズへ!
ヒマラヤ専門ガイドの浅原です。
太陽の暖かい陽射しが入り込み、部屋の中の気温が急上昇。
これから急いで下山し、行けるところまで下る。
ロッジの女将さんに簡単にできる朝食を頼み・・・
その間に、寝袋を押し込みパッキング。
ダイニングに運ばれてきたのが、チベタンブレッドと呼ばれる揚げたパンだった。
他の登山者が注文したものを先に運んでくれたようだ。
はちみつをたっぷり。ミルクティーと一緒に胃の中に流し込む。
短期間だったが、お世話になったキャンジンゴンパに別れを告げ、荷物をすべてスタッフに預けて枯草道が続く中、ランタン村をめがけて歩き出した。
すでに雲が湧きだし、ヒマラヤの頂きに引っかかるようにして雲が溜まっていく。
できることなら、今日中にチベット国境への玄関口であるシャブルベンシの村に着きたい。
そして明日の車でカトマンズへに戻り・・・
ここで頂く食事に辛さを感じ始めたため、カトマンズが恋しくなる。
下り始めると・・・
春の妖精たちがいっぱいほほ笑えみかけてきた。
ネパールの国花であるシャクナゲ。ランタンでは赤だけなく、白や黄色の種も見られる。
枯草の中からにょきにょきと顔を出す、サクラソウ。
この花が出てくると春本番である。
アヤメも負けじと顔を出す。ランタンでは春咲きの種と夏咲きの種がある。
現地ではロクタと呼ばれ、ネパール紙の原料として使われている。
ロクタの周辺は甘い香りが漂うので、足元が何故か止まってしまう。
この香りを胸いっぱいに吸い込むと、元気が湧いてくる
冬の間、標高の低い放牧地に移動していたヤク(高地牛)がこの高度まで戻っていた。
後1か月もすれば4000m以上の放牧地に移され、更に青々した牧草を求めて高い場所へいく
背丈が4㎝程のスミレもたくさん足元を飾っていた
雲がずんずんと溜まり、ヒマラヤを覆い隠す勢い
午後からは天気が心配だ
ネパール人は食用にしない蕨
登山道の両側にはたくさん生えている。スタッフにも協力してもらい2人で蕨採り
ラマホテルに着くと、先ほどとった蕨が出てきた。
持参している醤油をつけていただく。
ちょうど良い堅さと灰汁が抜けておいしい。ダルバートと蕨のコラボは正解。
蕨を食べる私を横で不思議そうに見る山岳民族の人たちが面白い。
ファーストフード並の速さで昼食を食べ、シャブルベンシまで下山することに。
夕方4時過ぎ、くたくたになって到着
ムンムンする熱気で空は黒い雲が立ち込め、夕立がありそう・・・
村人によって川べりに作られた天然温泉に向かった。
すでに先客で賑わっている中、自然の恵みを分けてもらおうと入っていくと・・・
人懐っこい人たちに囲まれ、ついつい長湯に。
疲れ切った体には最高なプレゼントになったようだ。
湯船まで冷たい飲み物を運んでくれるサービスに大満足。
部屋に戻りベットに横になると、明日の夕方にはカトマンズに着ける幸せで、そのまま眠り込んでしまった。
続きは・・・こちら 前の話は・・・こちら
◆ 初夏にお勧めしたいトレッキングは こちら!
ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・
『世界最高峰のヒマラヤを手に届く山に出来るよう』 歩かれる方の思いをひとつ一つ形にしていくトレッキング・登山を行っています。
太陽の暖かい陽射しが入り込み、部屋の中の気温が急上昇。
これから急いで下山し、行けるところまで下る。
ロッジの女将さんに簡単にできる朝食を頼み・・・
その間に、寝袋を押し込みパッキング。
ダイニングに運ばれてきたのが、チベタンブレッドと呼ばれる揚げたパンだった。
他の登山者が注文したものを先に運んでくれたようだ。
はちみつをたっぷり。ミルクティーと一緒に胃の中に流し込む。
短期間だったが、お世話になったキャンジンゴンパに別れを告げ、荷物をすべてスタッフに預けて枯草道が続く中、ランタン村をめがけて歩き出した。
すでに雲が湧きだし、ヒマラヤの頂きに引っかかるようにして雲が溜まっていく。
できることなら、今日中にチベット国境への玄関口であるシャブルベンシの村に着きたい。
そして明日の車でカトマンズへに戻り・・・
ここで頂く食事に辛さを感じ始めたため、カトマンズが恋しくなる。
下り始めると・・・
春の妖精たちがいっぱいほほ笑えみかけてきた。
ネパールの国花であるシャクナゲ。ランタンでは赤だけなく、白や黄色の種も見られる。
枯草の中からにょきにょきと顔を出す、サクラソウ。
この花が出てくると春本番である。
アヤメも負けじと顔を出す。ランタンでは春咲きの種と夏咲きの種がある。
現地ではロクタと呼ばれ、ネパール紙の原料として使われている。
ロクタの周辺は甘い香りが漂うので、足元が何故か止まってしまう。
この香りを胸いっぱいに吸い込むと、元気が湧いてくる
冬の間、標高の低い放牧地に移動していたヤク(高地牛)がこの高度まで戻っていた。
後1か月もすれば4000m以上の放牧地に移され、更に青々した牧草を求めて高い場所へいく
背丈が4㎝程のスミレもたくさん足元を飾っていた
雲がずんずんと溜まり、ヒマラヤを覆い隠す勢い
午後からは天気が心配だ
ネパール人は食用にしない蕨
登山道の両側にはたくさん生えている。スタッフにも協力してもらい2人で蕨採り
ラマホテルに着くと、先ほどとった蕨が出てきた。
持参している醤油をつけていただく。
ちょうど良い堅さと灰汁が抜けておいしい。ダルバートと蕨のコラボは正解。
蕨を食べる私を横で不思議そうに見る山岳民族の人たちが面白い。
ファーストフード並の速さで昼食を食べ、シャブルベンシまで下山することに。
夕方4時過ぎ、くたくたになって到着
ムンムンする熱気で空は黒い雲が立ち込め、夕立がありそう・・・
村人によって川べりに作られた天然温泉に向かった。
すでに先客で賑わっている中、自然の恵みを分けてもらおうと入っていくと・・・
人懐っこい人たちに囲まれ、ついつい長湯に。
疲れ切った体には最高なプレゼントになったようだ。
湯船まで冷たい飲み物を運んでくれるサービスに大満足。
部屋に戻りベットに横になると、明日の夕方にはカトマンズに着ける幸せで、そのまま眠り込んでしまった。
続きは・・・こちら 前の話は・・・こちら
◆ 初夏にお勧めしたいトレッキングは こちら!
ヒマラヤトレッキング専門 サパナ では・・・
『世界最高峰のヒマラヤを手に届く山に出来るよう』 歩かれる方の思いをひとつ一つ形にしていくトレッキング・登山を行っています。
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