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Posted by naturum at

2018年04月09日

ベストシーズンを迎えているヒマラヤより帰還! 6000m峰は手ごわかった。

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!

先日までベストシーズンを迎えたヒマラにヤへ行っていました。
今回は、トレッキングと登山に出掛け、ヒマラヤの巨大な自然と力の限りぶつかってきました。



標高6000mにて。クレバスだらけの中を抜けていきます。



3週間以上にわたるヒマラヤ滞在でしたが・・・
前半戦はまだツーリストもそれほど多くなく、静かな中でゆったりと楽しむことができました。

そして後半戦はヒマラヤの自然と闘いながら、6000m峰に果敢に挑みました。

そのころから・・・

少しずつ天気が怪しくなり、午前中の早い時間から天候が崩れ始め、夕方から雪になることもしばしば。
一晩で15㎝近く降った日もありました。


ヒマラヤ上空にある冷たい空気に、インドから流れ込む温かい風によって大量の雨や雪が降る時期がやってきている証拠です。

帰路、ルクラからカトマンズへ戻る国内線も心配しましたが、問題なく飛ぶことが出来、今回も予定通りの日程で日本に帰国することができました。

トレッキング・登山の様子は・・・ こちら



【お知らせ】

ネパール滞在中に、ホームページが大きく刷新されました。
新しくなったホームページ是非ご覧になってください。


http://sapanatrek.com


ヒマラヤには無数のトレッキングコースが存在します。
どれもがお勧めですが、5つのおすすめコースを中心に、目的別にトレッキングを探せるようになっています。

高山植物に触れてみたい方には・・・・
気軽に仲間と一緒にトレッキングしたい方には・・・
チベットやブータンに行ってみたい方には・・・

などなど。

今までと大きく変わったHP是非ご覧になってくださいね。

http://sapanatrek.com



今後、こちらの方を中心にブログ等を記載していきます。

  


2017年05月09日

今まさに行われている世界最高峰への挑戦

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!

今回は、最も熱い戦いが繰り広げられているエベレスト登山についてご紹介したいと思います。
私自身、外国の登山隊に同行したり、トレッキングで何度もこの地を訪れ、また行きたいと思うところの一つです。
世界中の登山者の憧れの地となっているだけでなく、誰もが訪れてみたいと思う世界がここには広がっているのです。



ネパール側(カラパタール頂上から)

ヒマラヤに向かって吹き抜けるジェット気流が弱まる5月半ば、一年で最も天候が安定するこの時期はエベレスト登山に最も適した時期なんです。
世界中からやってきた登山家は、片道50㎞を超えるトレイルを1週間かけて踏破し、標高5000mを超えるBCで、2ヶ月にわたってエベレストの頂を目指して頑張ります。


今まで神の領域であったエベレストの頂
その頂を人間に譲ったのは1953年5月のことでした。
日本人初登頂は1970年、女性に限って言えば田部井さんが1975年に初の女性登頂者となりました。


すでに登頂者は5000人(延べ人数は7000人/2016年)を超え、かつて行われてきた国家の威信をかけた大規模な登山は無くなり、誰もが挑戦できる商業的登山が主流になっています。
そして、登頂回数、スピード、年齢などギネス記録に挑戦する者も多いのが特徴なんです。

とはいえ・・・
①エベレストの高さでは地上の3分の1しかない大気濃度。
②気温マイナス30度
③台風を凌ぐ風
④降雪や雪崩 など

エベレスト登山をする際に、自然条件が非常に厳しいのは今も昔も変わらないんです。
そして長期間に及ぶ登山をやり遂げるための体力や精神力、登攀技術、運も味方にしなければ世界一の頂に立つことはできません。


私はそれ以外にも、もっと別な登頂するためのポイントがあると思うんです。

例えば・・・
登山ガイド)がアタック日の調整、登攀順番を決める
食事面からサポートするキッチンスタッフの働きや心遣い。
登山者の思いを一生懸命汲んで、対応できるように頑張るクライミングシェルパたちの思い・・・・


エベレストに限らず、ヒマラヤ登山すべてにおけることですが、こうした人間模様が登山の裏にはいっぱいあるんです。

登山における人間模様に焦点をあて、エベレスト登山を見てみると大変興味深いものになるのではないでしょうか?
是非お勧めします!

エベレストが持つ『世界一』という称号が登山家を魅了し続ける限り、この山は常に登られるでしょう。  続きを読む


2016年09月11日

ヒマラヤトレッキング 出発までにトレーニングに行くべき?

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です。


もう間もなくすると雨季が明け、世界中からたくさんの登山者が押し寄せるヒマラヤ。

今秋トレッキングに参加されるゲストから・・・
出発までに再度トレーニングに行った方が良いのでは?
と質問を何度も受けます。

ヒマラヤトレッキング
自分のペースで歩くのがトレッキング

その答えは・・・
何もせず、普段の生活のままでいいですよ! と。

初めてのヒマラヤだからこそ、トレーニングをしたくなるのではないでしょうか。
でも、出発を控えた今だからこそ、冷静さを保ち、普段通りに過ごされてヒマラヤを歩いていただきたい思います。
無理をすることで、膝などを痛めてしまう恐れがあります。
いつも以上に力が入ってしまうからです。

ガイドによっては直前までトレーニングを勧めることもあるでしょうかが・・・

ちなみに私は・・・
常にリラックスな状態で、体を労わりながら出発を待っています。
        

ヒマラヤトレッキング専門 サパナ WEBはこちら
  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 08:41Comments(0)ヒマラヤトレッキングへの思い

2015年09月23日

間もなく ヒマラヤに出発!

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です      

今月末に出発するツアーのために、シルバーウィークを使ってトレッキングの準備を進めてきました。

ヒマラヤの高地でも参加者がしっかりと歩くことができるよう、食べ慣れた食事を提供するために日本食の買い出し。
購入した商品がネパールまで安心して届くよう、ハードケースの青い樽に入れて、一足先に関西空港へ。

ホテルでの手続き、トレッキング許可書の手続き等、ネパール関係所轄で使用できる参加者データーの作成、トレッキング中使用する寝袋の名前のタグ作りなど、スタッフがキビキビと仕事ができるように事務的な仕事をしました。


毎日配る寝袋が間違うことなくゲストに届けるためのタグ

スタッフの仕事が早いと、結果ゲストへの対応が手厚くなり、快適なトレッキングに繋がるんです。

ヒマラヤという環境、また日本人の気質と大きく異なるネパールだからこそ、いろんなことを想定してしっかりと準備をすることが、トレッキングを成功に収めるポイントだと思います。

地震後初のトレッキングシーズンを迎え、現地の受け入れ態勢(ロッジの営業等)が不十分の中、参加してくれるゲストのために、安全にそして快適にヒマラヤの旅ができるよう、最後まで準備に力を入れたいと思います。


すでに、現地では私たちの到着を楽しみ待っている旨の連絡を受けています。
青い空が高く感じられる秋のヒマラヤを歩けることを楽しみに・・・
スタッフと一丸になってこのヒマラヤの旅も成功させたいと思います。


◆ サパナがお勧めするトレッキングでは・・・

1.日本食コックが同行しお腹に優しい食事の提供
2.歩く人に合わせた高山病対策を行う
3.ヒマラヤ特有のハプニングにも対応できるよう、日本人ガイドが同行

75歳を超える方・女性の方でも最後まで笑顔でヒマラヤを歩き通すことができますよ!

おすすめのプラン・・・ エベレスト   ヒマラヤ6000m登山



ヒマラヤ山岳民族支援基金 賛同者一覧 追記  こちら

ヒマラヤ地震 救援・救助活動 報告  こちら





  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 19:58Comments(0)ヒマラヤトレッキングへの思い

2014年03月17日

ポーターって荷物を運ぶだけの人と思っていませんか?

ヒマラヤガイドの浅原です。

最近、ポーターを付けずに歩かれる人が多いように
思われるのですが、気のせいでしょうか?
ポーターを付けずに歩く気軽さもありますが、
安全にヒマラヤを楽しむ!という視点から
ポーターを付けて歩く大切さを知っていただければ幸いです。


登山者の大きな荷物を何日もかけて・・・
ヒマラヤの奥深くまで担いでくれるポーター
彼らの存在なくして、ヒマラヤ登山は成り立たない
といっても過言ではありません。

でも、彼らには荷物を運ぶ以外にも
大切な役目があることをご存知でしょうか?

【私も最初はポーターを付けずに・・・】

学生時代に初めてヒマラヤを訪れ・・・
ポーターを雇わず、重たい荷物を担いで何日も自由に歩きました。
体力に自信があったのでポーターは「ただ荷物を運ぶだけ」と思って、利用しませんでした。

日本の旅行会社を退社し、単身で再びヒマラヤに訪れ
ポーターをしながらヒマラヤ山中を歩いてきた中で、
彼らは「荷物を運ぶ仕事だけ」をしているのではない
という事に、気づきました。
時にはガイドよりも重要な仕事をしている姿を何度も見かけました。

【ガイドよりも情報を持っている!】

毎朝、ポーターは旅行者の大きな荷物を担いで、
一目散に目的地に向かって歩き出します。
ガイドと一緒に歩く登山者には分かりませんが、
彼らは行きかう村人や旅行者等から「生」情報を常に収集し、
後から歩いてくるガイドに対して色々とメッセージを
途中の村に残しているんです。

村を通過する度に、ガイドはポーターが残していった
メッセージを受け取り、トレッキングに活用して
安心なガイドを行っているんです。

現在、携帯電話の普及がヒマラヤの奥深くまで急速に進んでいますが、
電波状況の良くない谷あいの道、山の背後になる場所では
ポーターの力に頼るしか「生の情報」を得ることはできません。

【ガイドよりも言葉が長けている!】

カトマンズで暮らすガイドと異なり、
ポーター達はトレッキング地域で暮らす山岳民族。
トレッキング地域によっては・・・
ネパール語を話せる人が少ない場所も多々あり、
そこで話される民族の言葉を操れるポーターの存在はとても重要

旅行者(登山者)は自身の会話力不安を解消するために
ガイドを雇いますが、ガイドも同じこと。
ガイドに代わって現地の言葉を使って交渉することも
ポーターの大事な仕事です。

登山者が安全にヒマラヤを楽しめることに繋がっているんです

【ガイドよりも人脈が広い!】

トレッキング地域はポーター達の血縁者が暮らすエリア。
トラブルが起きた時にもガイドよりも強い力を出すのがポーター。

トレッキングを楽しむためには・・・
常に安全について色んなことを考え、
トラブルにすぐに対応できる環境を整えておく必要があります。

小さな事でも、大きなトラブルになって、取り返しのつかないことに
繋がってしまうからです。

例えば・・・
悪天候により、停滞を余儀なくされる事だってあるでしょう。
登山者やスタッフが病気や怪我をしてしまうこともあるでしょう。

こうした場合、救助することも想定していなければなりません。

ヒマラヤの厳しい環境下、このような難局を乗り越えるうえで
ポーターの存在は絶大な力を発揮してくれます。
ポーター頭を中心に彼らの人脈を通して、
素早く強力なサポートを得ることが出来るからです。


登山者は目に見える部分だけで考えてしまいますが・・・
見えない部分(気づきにくい)まで気を配って頂くと、
「より楽しいトレッキング」に繋がり、
「本当の安全」近づけるのではと思います。
このようなポーターと一緒にヒマラヤを歩けることほど、
頼もしいものはありません!


今回ポーターについてご紹介しましたが、
どのスタッフの仕事にも見える部分と見えない部分があります。
コスト面だけで安易に判断するのではなく、
色々と考えてみることが大切だと思います。


ヒマラヤトレッキング サパナ










  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 13:18Comments(1)ヒマラヤトレッキングへの思い

2012年09月11日

相棒と行くヒマラヤトレッキング

ヒマラヤの相棒といえば青い樽
今回も相棒一緒にヒマラヤに行きます。

倉庫には相棒が綺麗に棚に並んでいて
いつか、いつかと出番を待っています。



今回のトレッキングでは少し小さめの相棒と
大きい相棒と一緒にヒマラヤに行こうと思います。

小さいといっても・・・
ザックでいえば70Lサイズかなぁ?
こちらには日本食の食材を入れます!

大きい相棒には、ネパールの子供たちに渡す、
鉛筆やノートといった文房具をいっぱい入れようと思います。

彼らの喜ぶ顔が浮かんできて、今度はどんな子に手渡せるか
とても楽しみです。

トレッキングで使う服や寝袋などは・・・
これから考えよう!


もしあなたがヒマラヤに行くことがありましたら、
ほんの少しでもいいので、彼らに役立つ支援をして
上げてください。




子供たちに文房具を届ける
ブルーポピー プロジェクト(2012年7月 撮影)


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
● 参加された方の声! こちら

● ブルーポピーを絶対に見たい!
  と言う方にお勧めのトレッキング  こちら 
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

日本人ガイドが日本より同行し
ゲストのご不安事(高山病・食事・言葉等)を解消する
トレッキングツアーを行う
  

ヒマラヤトレッキング専門 サパナ


一目でわかる・・・サパナのトレッキング


ブルーポピートレッキングの様子
  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 17:33Comments(0)ヒマラヤトレッキングへの思い

2009年09月18日

アイランドピークへ!

 アイランドピークに挑む


 もうすぐヒマラヤに行く!
 今年もアイランドピークへ挑戦。

 

 23歳の時から登りつづけてきているアイランドピークは
 私にとって一番思いの強い山である。

 なぜならば・・・

 100%の登頂を続けてきているからだ。
 
 ただ登るのでは無い。
 ゲストを頂上に立たせるのが私の仕事。

 頂に立ったゲストの笑顔が、私にとって最高の喜び。

 今年も70歳を越える方を頂へ案内する。
 高山病にかかり難いトレッキングをしながら。

 さぁ、気持ちはアイランドピークに。


 ヒマラヤトレッキング専門のサパナ


 可憐な高山植物を見るトレッキングはこちら

  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 12:30Comments(0)ヒマラヤトレッキングへの思い

2009年05月27日

子供のようになって楽しむ

 
 
 ▲参加者と一緒に楽しむ▲             

 旅行会社という形で、お客様をヒマラヤトレッキングにご案内している今、
 ネパール下積み時代の影響だろうか、お客様と一緒に楽しむことを心がけている。

 なぜならば・・・

 お客様にいろいろとご案内しているだけでは、ヒマラヤの本当の素晴らしさを
 伝えられないと思っているからだ。

 ネパールでの下積み時代に欧米人のリーダーが私に、
 『ガイドも参加者と一緒に子供になって楽しむこと、そうすると心から伝えたいものが伝わる
 という言葉を教えてくれた。                             


 それ以来、ずっとその気持ちで仕事をしている。
 参加者と同じ視線でヒマラヤを感じる。これが大事ということだ。

 どうしても参加者は私をリーダーとして見てしまう。
 しかしそう思わせれないようにしなければならない。
 同じ同行者として見てもえるように。

 そうすると参加者にとって
 ヒマラヤトレッキングがもっと自由で楽しく、奥の深いものに変わると思うからだ。

  

  


Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 10:57Comments(0)ヒマラヤトレッキングへの思い