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ヒマラヤ専門ガイドの浅原です。
先日までゲストと一緒に歩いてきた
ブルーポピートレッキングの様子を紹介しています。

～TREK 4～

標高2400m、原生林に囲まれた中にあるラマホテルを目指す。

昨晩泊まったロッジから車道を歩くこと10分
警察のチェックポストがあります。
カトマンズで取得してきたパーミットのチェック

警察が日々記載するノートを覗きこむと・・・
昨日訪れたトレッカーは2人だけ。
シーズンになれば、1日50～100人ほどが訪れるのですが・・・

シャブルベンシ周辺は
中国政府の援助による道路工事が進み
整備された道がチベット国境まで続いています。
数年のうちに、この道路が交易の道として
使われることは間違いないでしょう。
地元の人に聞くと・・・
夢のような道路が計画されていて、
カトマンズまで3時間程で行けるようになるとのこと。

道路の整備に伴い、この周辺で咲いていた
セイヨウアサガオが激減。



道路ができる前は、至る所に咲いていたのですが・・・
とても残念です。

チベットから流れてくる川を渡り、旧村を歩く
村の外れで、再びつり橋を渡る。
ここから本当のトレッキングがスタート。

ショウガ科（ロスコエア　アウリクラタ）の花が
ポツポツと咲きだす。



日本の朝顔ににたツル状の花（アルギレア　フッケリ）も
随所に。

ランタン川に沿って、アップダウンの少ない道を辿ると
ツリフネソウの群落がひろがっていました。



黄色やピンク、白・・・
大きさや色の違うツリフネソウが沢山
ツリフネソウの仲間は標高3500ｍ辺りまで
見ることができる種


陽が出るとカッパを羽織っていられなくなる。

フラワートレッキングは
お花の様子をじっくり見ながら歩くので、
時間がかかる。
そのため、高山病対策には効果的。
さらに沢山写真を撮りながら歩くと、もっと良い！

10時過ぎ、ドバンに到着。
2軒だけのロッジがある小さな村


トイレ休憩中

30分歩いたランドスライドで昼食
1時間以上かけてゆっくりと食事を楽しむ

ランタン川の流れは更に荒れ狂い・・・



夕方、樹林帯に6軒のロッジが佇む
ラマホテルに到着

昨年訪れた際、ゲストが撮影した写真を
ロッジのオーナーに手渡す。



ダイニングのストーブには火がはいり、
部屋全体が温かい。
濡れた雨具や登山靴を干して、しばし休息

私たち以外お客がいないので、
ゆったりとロッジを使わせてもらい、
オーナーに感謝

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