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2015年12月16日

テレビ撮影の裏側を通じて見えてくる、ネパールの実情

ヒマラヤガイドの浅原です。
先日まで行っていたネパール地震のテレビ取材。
取材の裏側をカメラマンがしっかりとデジカメで撮影してくれていました。
たぶんテレビ放映の中では紹介されることはないと思うので・・・
支障のない範囲でご紹介したいと思います。

震源地バルバック村の朝の様子を撮影しようと・・・・
5時前に起床。周りで寝ている同行者を起こさないようカメラマンを連れて外に出かけてみた。

暗闇の中・・・
ご婦人たちがグループになって竹籠を担いで村の中を行き交っていた。

テレビ撮影の裏側を通じて見えてくる、ネパールの実情
採れたての野菜を運ぶ女性

ある女性のグループは壊れた家の建て直しに使用する砂(40kg)を担ぎ、山道を登って行った。

テレビ撮影の裏側を通じて見えてくる、ネパールの実情
手がしびれるほど冷たい水で洗濯・・・

共同の水場ではひっきりなしに次から次へと人がやってくる。
お供え用のお皿などを持ち込み、帰り際には水を汲んで帰っていく人もいた。

テレビ撮影の裏側を通じて見えてくる、ネパールの実情
カメラを回していたら・・・突然ナマステ~

テレビ撮影の裏側を通じて見えてくる、ネパールの実情
テレビ撮影の裏側を通じて見えてくる、ネパールの実情

振り向くと、子供たちが一斉に走り寄ってきた。
車輪スポークとは言えないが、ビニールパイプを上手に丸くしたものを使って遊ぶ。
標高2000mにある村なのに勢いよく走っていく。彼らは決して息切れをしないのだ!

テレビ撮影の裏側を通じて見えてくる、ネパールの実情
朝食の準備にかかる女の子

地震の前はガスでカチッと。
今は薪をくんで、フーフーと息を吹き込んで火をつける。
あっという間に部屋中が煙に。

ビデオカメラを回すとすぐに緊張してしまう村人
だからカメラで普段の表情を一瞬にして撮影していくのがポイント。

テレビ撮影の裏側を通じて見えてくる、ネパールの実情
村人の必需品である籠を編む

村から2時間歩いた場所に生える竹を使って、籠(ドッコ)を編んでいた。

カメラを回すこと3時間以上・・・
バルパック村では若い男性の姿がほとんど見られない。
ネパールの実情が少しずつ見えてきたのではないだろうか?


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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 11:16│Comments(0)ネパール大地震
 
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