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Posted by naturum at

2017年04月21日

深田久弥も通ったガンジャラ峠

ヒマラヤ専門ガイドの浅原です!


先週まで楽しむことのできた桜もすっかり散ってしまい、葉桜を楽しめる陽気になってきましたね。
里山フィールで楽しんだ山歩きも、そろそろ場所を変え、より高みの山へ移ってきます。
GWあたりからはその多くの方が100名山の山々を登るのではないでしょうか。


4800mあたりからランタン山群を振り返る

日本百名山といえば、深田久弥。
彼は今から60年ほど前、カトマンズの北30㎞のところにある7000m級の山々に囲まれたランタン渓谷に最初に入った日本人なんです。
幾日もかけて、延々と続く登路をカトマンズからヘランブー地域に踏破し、ランタン渓谷に入る5100mを超えた岩峰の峠(ガンジャラ峠)を越えたんです。


ランタン渓谷最奥にシシャパンマ峰が徐々に見えだす

峠からは、ランタンヒマラヤの背後にひときわ高く、ゴサインタン(別名:シシャパンマ8014m)を見たそうです。
2年前、私も当時彼が見た風景を自分の目で見たくて、この地に足を運びました。

深田氏が歩いたコースと逆回りでしたが、渓谷最奥の村キャンジンゴンパから歩き出すこと3日、同行するクライミングガイドと協力して、持参したロープを岩にいくつも縛り、ルートを作ってスタッフ含めみんなで念願の峠に立ったんです。


安全に通過するためにはロープ必携


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Posted by ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男 at 20:06Comments(0)お勧め情報